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【雑感】会社が誠実である必要性とは

<おじさんDX Vol 541>

従業員との関係もそうですが、会社は誠実である必要があるのです。

労使双方に持ちつ持たれつなのですが、個人よりも会社は、誠実さが求められているのです。

サービス残業問題。
パワハラ問題。
コンプライアンス問題。

ここ最近、企業の不祥事が多く散見されます。



✅今の時代は昔とは違う


その昔ほど、雇用主(会社)が強い時代は終焉を迎えていると思うのです。労働生産人口が減っているコトもありますが、それ以上に各自が会社の評判を簡単に入手出来る背景もあると思います。

かつては雇用を盾に会社は、都合の良いことを社員に要求してきたのですが、終身雇用という慣習も陰りを見せて、実際に数は少ないものの「No」を突き付ける社員が出てきています。

今更かもしれませんが、個人の権利もそうですが、自分の人生の主役は自分なのです。


理不尽さに我慢するのは、労働ではありません。


以前の記事でも触れたように、訴えられるコトもそうですが、SNSをはじめとした情報の拡散は、やりやすい世の中のなっています。

法的に正しいかどうかの判断の前に、会社が受けるダメージは計り知れません。ですから、不備がないように会社は、誠実に運営をする必要があるのです。

たたけばホコリが出るのは、個人で許されても、会社となるとそうもいきません。



✅対立構造は何も生まない


Webでの内容が、本当かどうかはこの記事を書いている最中では不明です。

少々調べてみると、当該店舗は臨時休業であり、株価は下がったという内容でした。


残念なのは、これがきちんと誠実に運営が成されていれば、こうした問題は発生しなかったのです。


✅勤務時間の改竄
✅パワハラ問題
✅衛生管理の不備

などなど事実であれば、とんでもないことです。



✅内部告発へのハードル


内部告発となると、その後の雇用もそうですが、告発者が完全に守られない現実があるのかと想像してしまいます。相手は企業ですので、1人で企業と争うコトになった場合、時間も費用もなにかと不利なのです。

公益通報の場合、通報者の生活を保証する制度等がないと企業を律するコトがなかなか出来ないのではないでしょうか。それに不正などを見過ごすよりも告発した側が不利になるのは、如何なものでしょうか。


ホント…事なかれ主義というのは、残酷です。



✅会社の役割

会社は単に利益を上げれば良いという存在ではありません。

これも以前の記事で触れましたが、社会的責任を負っているのですから、その地域に貢献出来る会社でなければなりません。ヒトを使い捨てのような雇用では、地域の安定、国の安定もしません。

一部の心無い経営者の利益のためだけに、労働者は存在していないのですから…。


搾取するだけの組織を市場から退場をさせないと、真っ当に経営している会社が影響を受けます。

例えば、従業員に散々サービス残業をさせ利益を確保する企業というのは、必要以上に安売りをし市場価格を乱します。それが正当な競争によって成されているなら市場競争ですが、搾取して資金力を上げてくるのは、ルール違反です。


競争にもルールがあります。

ブラック企業という揶揄をされるような会社は、徹底して排除する必要があるのは、我々の生活においても間接的に影響するのです。


誠実ではない会社は、淘汰どころか排除する世の中になる必要があります。


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