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しくじり偉人伝”伊能忠敬”の教訓5選ー中田敦彦先生ー

今日も記事をご覧いただきありがとうございます。

 2022年10月現在「中田敦彦のYoutube大学」を日々更新し、Youtubeのチャンネル登録者数は驚異の490万人、もう少しで500万人に届きそうな勢いのある中田敦彦氏。

 そんな中田敦彦氏が、2015年〜2017年にかけてやっていたテレビ朝日の番組に「しくじり偉人伝」というのがあります。これはその名のとおり、過去功績を残した偉人が、裏ではかなりのしくじりを犯していたことを紹介し、そこから学ぼうという番組です。

 わたしは、2017年にどハマりして、どの動画も全部見ました!そんなしくじり偉人伝の動画の中で今回自分が一番感動した「伊能忠敬」について、中田先生が紹介した動画をもとに、「私が感じた教訓5選」を紹介していきます。

※中田敦彦先生が、「しくじり偉人伝」として取り上げた伊能忠敬氏の生涯の要約を以下の記事で紹介しています。

 伊能忠敬から学ぶ夢を追うことの大切さをより詳細に理解できますので、良ければそちらを先に見てみてください。

日本地図を作った偉人「伊能忠敬」、彼からどんなことを学ぶことができるのか。

現在「夢を追っている人」、「夢を追いかけるのを諦めかけている人」に対して特におすすめです。

偉人のしくじりから学ぶことで、自分の人生をより良くしていくためのヒントにしていただければと思います。

是非最後までご覧ください。

1.後回し癖は、後悔する人生を送ることになる

 まず最初の教訓は、「後回し癖は、後悔する人生を送ることになる」である。なぜなら、後回しして、また今度やろうと思うことの大半は結局行動せずに過ぎ去ってしまうからである。

 例えば、伊能は幼い頃天文学者になって宇宙の謎を解き明かしたいと思っていた。より具体的には、地球の大きさ(km)を知りたいという夢があった。ただ、伊能は、計算が得意だったこともあり、本当になりたかった天文学者ではなく、商売人として才能があったために、35億円も稼ぎ出してしまう。

さらに数々の功績も認められて、村の村長に祭りあげられていた。さらに、功績を残し、身分が「武士」扱いにまで大出世していた。

ただ気づいたら、自分の夢だった天文学を追えずに、刀を差しながら50歳になっている自分がいた。

「後でやろう、やろう」と考えていたら、これだけの時間が経ってしまっていたのである。

結果的に、後回し癖は、後悔する人生を送ることになるという教訓を伊能から学ぶことができる。

2.需要と供給を把握することが商売の原点

需要と供給の法則

 2つ目の教訓は、「需要と供給を把握することが商売の原点」である。

 伊能は、商売人として現在の金額で35億円もの大金を稼いだが、なぜそんなことができたのか。
一言で説明すると、「物資が足りないところに余っているものを届けて売る」ことができたからである。

 例えば、千葉で作った米やお酒などを江戸に船で運んで売ったというものがある。

 「足りないところに、必要なものを売れば、多少高い値段でも買ってくれる
それが伊能の成功の秘訣だった。

 「需要と供給を把握すること」
 これは現代でも活かせる商売の原点である。

3.備えあれば憂いなし

猫に言われるとやらざるを得ない

 3つ目の教訓は、「備えあれば憂いなし」である。

「備えあれば憂いなし」とは、前もって準備を整えておけば、いざというときに何が事が起きても心配無用であり、という意味のことわざ、故事成語である。つまり常日頃の準備が非常に大切であるということ。

 例えば、伊能は、異常気象などを感じ、米を売らずに周りから買い占めて備蓄していた。当時村長だった伊能に対して、周囲からは「なぜ米を売らないんですか?」という声もあったそうだが、それでも周りから米や食料を備蓄し続けていた。

 そうすると、近いうちに、浅間山が大噴火を起こし、「天明の大飢饉」が起きた。死者は全国で90万人を超えた日本史上最大の飢饉。多くの人が飢えでなくなっていく中、伊能の村では、備蓄をしていたおかげで、村中に食料を配ることができて、なんと死者が0人だった。

実は浅間山の少し前から、異常気象が起きていた。伊能は、その兆候を見逃さずに、村に食料を備蓄し続けていたである。

現代でも、給料カットや失業、病気に備えて、貯蓄や投資をしておくようにすることで、予想外の事態に備えることができる。

まさに、「備えあれば憂いなし」という教訓を伊能から学ぶことができる。

4.意志あるところに、道は開ける

長く続く道

 4つ目の教訓は、「意志あるところに、道は開ける」である。

 これは、第16代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンの言葉である。伊能も同じように、諦めなかったからこそ、道は開けた場面があるので紹介したい。

 例えば、伊能の夢は「地球の大きさ(km)を知りたい」ということだった。ただ、江戸では人が多くて測量ができずに、地方に行く必要が出てきたが、何か理由がないと地方にまで行くことが許可されていなかった時代である。

それを師匠の高橋至時先生に相談したところ、返ってきた答えが「幕府の欲しがっていた北海道などを含めた日本地図を作ったらどうか?」ということだった。

伊能もそれに賛同し、早速幕府に許可をもらうことに成功。

伊能は何とかして、自分の夢(地球の大きさを知ること)を叶えたいという強い意志があったからこそ、日本地図を作成し、地球の大きさを知るということを成し遂げられたのだと思う。

まさに「意志あるところに、道は開ける」という教訓を伊能から学ぶことができる。

5.何のためらいもなく、全てを捨てて楽しい夢に生きる

進撃の巨人 アルミンの言葉より

 5つ目の教訓は、「何のためらいもなく、全てを捨てて楽しい夢に生きる」である。

 人が死ぬ間際に後悔することのリストに多く上がってくる内容として、「本当にやりたいことをやらなかったこと」があるからこそ、この教訓が大事なのだ。

 例えば、伊能は、商売で結果を出していると気づいたら50歳(江戸時代当時の平均寿命)になっていた。普通の人なら、そんなオーバーワーク人生を経てきたら、『もういいかな。自分の夢を諦めようかな』と思う人も多い。

 ただ伊能は諦めない。

 村長・武士の地位と名誉を捨てて、稼いだ財産を家族に預けて、単身夢のために江戸に向かった。

 そして、19歳年下の人に弟子入りし、天文学者に弟子入り。プライドが邪魔して無理な人が多い中、伊能は夢のためにプライドを捨てた。

 ここでは、しくじり偉人伝の中での中田先生の言葉が素晴らしかったので、再度引用したい。

 「夢を叶えるのに早いも遅いもない。夢を追うことを恐れるな!夢は叶うか叶わないかではない。追うか追わないかだ。みんなが夢を追うのが怖いのは叶うかどうか分からないから。でも叶った瞬間より叶えようと追いかけている瞬間の方が正しいと伊能を見ていて思う。その姿勢を見習って、今すぐにでも夢を追いかけてほしい。何か言い訳をしたくなったら伊能を思い出してほしい。伊能は、何のためらいもなく、すべてを捨てて楽しい夢に生きた。皆さんは伊能のように正確な日本地図を作ることはできないかもしれない。でも自分の人生の地図を作れるのは自分だけ!」

しくじり偉人伝『周りのしがらみと目の前の仕事に追われ夢を追いかけることを後回しにしてしまった伊能忠敬』より

 現代でも、子供の頃の夢を忘れて、死んだ目をして満員電車に揺られ、やりたくもない仕事に取り組んでいる人も多い。そんな人にとって、伊能の生き方は非常に参考になる要素が多いはず。

 「何のためらいもなく、全てを捨てて楽しい夢に生きる」ことは、それだけの価値があるのではないだろうか。

まとめ

『しくじり偉人伝”伊能忠敬”の教訓5選ー中田敦彦先生ー』ということで、

  1. 後回し癖は、後悔する人生を送る

  2. 需要と供給を把握することが商売の原点

  3. 備えあれば憂いなし

  4. 意志あるところに、道は開ける

  5. 何のためらいもなく、全てを捨てて楽しい夢に生きる

を紹介しました。

「現在夢を追っている人」、「夢を追いかけるのを諦めかけている人」はきっと伊能の生き方やしくじりが参考になります!

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