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岡本太郎氏の名言から学べる偉人伝ー『自分の中に毒を持て』ー


岡本太郎氏とは、、、

自分の中に毒を持て

 岡本太郎氏は、昭和から平成にかけて活躍した日本の芸術家です。1930年から1940年までフランスで過ごし、芸術や民俗学を学ぶ。その後は日本に帰国。戦後は、アトリエを構え、ふたたび自分の作品の制作に励むようになる。

 そんな人物です。

 ただ、『自分の中に毒を持て』という本を読んだ中で、一番岡本太郎氏のことを凄いと思ったのは、「自分の芯を曲げない」という部分です。当時赤や青などの派手な原色を使う芸術のスタイルは、周りでは前例がなく、白い目で見られたそうです。

それでも、芸術活動を続ける岡本太郎氏にジャーナリストからは、「あなたのようなことをやっていたら社会から消される。外国ではそのような生き方も通ったが、日本では通らない。」と言われたそうです。

 多くの芸術家からの批判や世間からの批判にも負けず、「俺はこれがやりたいからやっているんだ。これで飯が食えなくて死んでも本望だ。」と誰からも認められなくても、自分の活動に誇りを持って取り組んでいました。

 多くの人は、親や友人、社会から非難されることは避けたがります。

それが自分が傷つかない安全な道だからです。ただ岡本太郎氏は違いました。必死に己と戦い、1人でも誰に認められなくても、精力的に芸術を作り続けました。

 そんな岡本太郎氏の一番好きな名言がこれです↓

一番好きな名言


 人間にとって成功とはいったい何だろう。
 結局のところ、自分の夢に向かって自分
 がどれだけ挑んだか、
 努力したかどうか、ではないだろうか。
 夢がたとえ成就しなかったとしても、
 精一杯挑戦した、それで爽やかだ。

岡本太郎著『自分の中に毒を持て』青春出版社 p21〜22

 たまに自分のやっていることが、正しいのかどうか分からずに、自分もこの名言を見にきています。

そのたびに思います。「人生死ぬ時になって後悔はしたくない。自分の人生はやり切った。自分の夢をやり切った素晴らしい人生だったと言って死にたい。」と。

 この名言を聞くたびに反骨心のようなものが芽生えてきます。

「自分にとって一度きりの人生このままでいいのか?」と感じてしまいます。それを無理矢理脳内で、満足していると補正しても、結局は、人生で最後後悔して死んでいくことになります。

 この本いや岡本太郎氏の言葉に人生の早い段階で出逢えて、本当に良かったです。もしこれを50歳の時に読んでいたら、後悔で何も起きる気がしなかったでしょう。

まとめ

 岡本太郎氏の本は何十年も前に書かれたものなのに、「今書いたのか?」と思うぐらいに現実の若者の気持ちとマッチしています。

 岡本太郎氏は、他にも本を出していますが、『自分の中に毒を持て』が一番岡本太郎氏の熱い思い・人生観が詰まった一冊だと思います。

 「自分の人生を変えたい」

 「自分の夢をやっぱり叶えたい」

 そんな人にこそ読んでほしい本です。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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