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勉強ってなーに?

実は子供を4人育てている真っ最中のゼロワンです。

ですので、日々感じる子供達へ伝えておきたい事を忘れないように書きつづっていきたいと思います。

わが子に伝えたい事に嘘いつわりはありませんし、そういった事なら世の中のたくさんの子供達にも届いてくれればとも思います。

(子供にも伝わりやすいよう、読めなさそうな漢字はひらがなにしときます)

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◎勉強なんかめんどくさい**

「勉強しろ」「勉強しなさい」と大人が子供によく言ってるけど あー、なんかめんどくさい。

そもそも何で勉強しなきゃいけないんだ( T_T)

そう思う子供達は少なくないはず。

しかし、この時点で何かかんちがいしてないだろうか?

そもそも勉強とは何か?

それを理解しているだろうか?

しっかりと他の人に勉強するという事はどういう事か、説明できるのか?

勉強しなさい!という大人も

勉強がめんどくさい!と思う子供も・・・


◎勉強とは何か

僕が子供の頃『勉強とは何か』という問いにほとんどの答えは『レベルの高い高校や大学に入るため』だった

記憶に残っている限り、僕のまわりにはその他の答えを教えてくれる人はいなかった。

なので、僕は『勉強』という事に興味を持たず、その本当の意味も考えなかった。

(もちろんその他の子で興味を持って取り組んだ子はいると思うけど)

勉強という事に、子供の頃一切興味を持たなかったが、大人になっていつも感じる事がある。

『大人になっても日々勉強だ、死ぬまで勉強って続くんだろうなぁ。勉強ができる事を幸せに思う。勉強をする事で成長した自分を感じるととても嬉しく思う。』と

勉強とは何か?

今一度しっかり考えてみよう。

辞書によると

・ 学問や技芸などを学ぶこと。

例)「徹夜で勉強する」「数学を勉強する」

・ 物事に精を出すこと。仕事に精を出すこと。努力すること。

例)「やあ、相変わらず勉強しているね」

・ 経験を積むこと。今後、事を処するのに役立つ、身にしみる経験。

例)「今度の失敗は(いい)勉強になった」

などと書いてある。

つまり、例えば

『漢字を覚える為に漢字ドリルを一生懸命にがんばる』これはもちろん勉強だ。

それに対して

例えばスマホアプリゲームで日本一になる為に、ゲームの上達にはげむ。

これはどうだろう?

辞書に書いてある、『勉強』という言葉の意味にしっかりと当てはまっているのでこれも勉強ではないだろうか?

つまり、多くの大人や子供が

『勉強』=『(国語や算数など)学校で習う学習』と

とらえてしまっている事が多いということが考えられる。

だから、ゲームをしている子供に対して

「いつまでゲームしているの!勉強しなさい!」と大人は言うし

子供は「勉強がめんどくさい」と感じてしまうわけだ。

整理しよう。まずは勉強とは何か?

わかりやすくシンプルにまとめると

勉強とは

今後何かしらの役に立つ事(学業や技能)を身につけようと努力すること。

ただしここで勘違いしてはいけないことがある。

それは、例えば何の目的もなくゲームばかりする。マンガばかり読む。

テレビやYOUTUBEばかり見る。は決して勉強では無いということ。

それは単なる娯楽(遊び)だ。

また逆に、「覚えよう!」と思ってもいないのに

大人に言われるがまま漢字ドリルを適当に進める。

学校の教室で授業を受ける。

これも一緒だ。何の為にもならない。時間の無駄だ。

きっと、その時間で書いた漢字や受けた授業の内容は数日後に忘れているだろう。

それならやらない方がいい。時間の無駄だから。

つまり、目的を持っているかどうかがとても重要だという事。

目的を持って一生懸命に取り組む事が勉強だという事だ。

そのことをしっかりとまず理解しよう。

どうだろう?

『勉強とは何か』を考えると少し『勉強』という言葉の印象が変わったんではないだろうか?

夢を叶える為に、レベルの高い大学に入る必要があり、国語 数学 英語 社会 理科などを頑張るのも勉強。

スポーツ選手を目指しスポーツの練習に励むのも勉強。

ダンサーを目指し一日中踊りまくるのも、歌手を目指し歌いまくるのも。

または、ゲームの世界で世界の頂点を目指しゲームに熱中するのも勉強。

YOUTUBERやTikTokerなどのインフルエンサーを目指し、スマホやPCに張り付いて、ファンの増やし方を学ぶのも勉強。

全て、目的意識と志をしっかり持って取り組めばそれは勉強だという事だ。

(※目的意識をしっかり持つのが重要)


◎学校での学習は必要無い?

では、学校教育における国語や英語、数学や理科などはやった方がいいか?という事を考えてみよう。

例えば分数の問題。

よく「これ(分数)をやって何の役にたつの?」という子供が沢山いる。

その他にも

「漢字なんかスマホで検索すればいい。」「英語も翻訳アプリを使えばいい。」

「算数は電卓があるし、これからはAIの時代だ、知識は機械が」

などなど、それっぽい事をいう人がいるけど、、、

じぁあ、少し考えてみよう。

みんなはとりあえず『ひらがな』は読めるよね?

それは生まれた時から読めたのかな?

違うよね?幼稚園や保育園などに通っている時に、お母さんや先生に少しずつ教えてもらって覚える努力をしたんじゃないだろうか。だから今ひらがなが読める。

それはつまり『ひらがなを勉強した』という事だ。

じゃあ、もしも小さい頃に『ひらがなの勉強』をしてなかったらどうだろう?

もしも今自分がひらがなが読めなかったら?

もしくは、友達にひらがなが読めないお友達がいたらどうだろう?

ちょっとヤバイな、と思わない?

いちいちスマホアプリにひらがなを調べさせる?

やっぱり「ひらがなくらい読み書きできないとマズイよね」って思うよね。

じぁあどうだろう?漢字は?英語は?

読めなくていい?書けなくていい?

Aさん(10才):『ひらがな』がわからない

Bさん(10才):『ひらがな』がわかる

BさんはAさんを見てちょっとヤバイなと思う。

Bさん(21才): 『こんばんわ』のひらがなは読み書きできるが漢字も英語も読み書きできない

Cさん(21才): ひらがなは勿論『こんばんわ』が漢字でも英語でも読み書きできる

CさんはBさんを見てちょっとヤバイなと思う。

まるでBさんがAさんを見ていたように。

(ちなみに僕の娘の長女は『平仮名』を「へいけいめい」と読んだ(ーー;)・・・)

じゃあ、算数や数学は?

スーパーで3割引!って書いてある商品をみて

パッと『理解できる人』『理解できない人』

理科や社会は?

天気予報で高気圧-低気圧が『理解できる人』『理解できない人』

英語は?

海外旅行のレストランでの注文。

日本に旅行に来た外国人に話しかけられて、『話せる人』『話せない人』

つまり、国語、算数、理科、社会、英語、etc...諸々全て

できないよりできた方が絶対にいいという事がわかるよね。

確かにAIの時代が来て、調べれば何でもわかる時代がやってきた。が、だ・・・

例えば

Dさん:知識が無くいちいちスマホで調べる人

Eさん:知識が有りスマホなどで調べる必要の無い人

どちらが良いか?ということ。

僕は間違いなくEさんの方が良いと思うし

もしも仕事の依頼や何か頼み事をする時に、DさんとEさんどちらでも頼める状況

だった場合「Eさんに頼みたい」と思うだろう。

つまり、この場合Dさんには仕事の依頼が来ないという事になる。

皆んなが学校教育で学んでいる事は主に基礎学習だ。

スポーツをするにしても、ゲームをするにしても、音楽をするにしても何をするにしても基礎はとても重要だ。

もちろん大人になって学校教育で学んだ全ての事を24時間ずっと使うわけでは無いけれど、基礎をしっかりと付けておくことで大人になった時にその基礎が役に立つ時はきっと来ると思う。

大人になって、困らないよう子供のうちに基礎を身に着けておく。

それができているだけでとても安心できるという事だ。


◎どんな事でも基礎は重要

きっとここまで読んでも

「俺には学校で学ぶ基礎学力は必要ない」

と思っている人もいるだろう。

では、基礎学力をしっかりと学んだ人とそうでない人で

何が大きく変わるのか?それについて説明しよう。

それはめちゃくちゃ簡単に言うと

大人になってからやれる事の選択肢に大きく差がつくという事。

例えば、子供の頃まったく基礎学力を学ばずに大人になったとしよう。

そして大人になってから、医師になりたいとか、パイロットになりたい

と思っても結構手遅れだ。

(大人になってめちゃくちゃ頑張れば可能性はゼロではないかもしれないけど、、、)

働く会社によっては大学まで卒業していなければ働けないという場合もある。

逆に基礎学力をしっかりと学んだ人は

大人になってから、やりたい事の選択肢が沢山ある。

別に医師やパイロットを目指してもいいし、

YOUTUBERやゲームの世界チャンピオンを目指したっていい。

選択肢が沢山あり、選ぶのは自由だ。

なので僕は今のうちに基礎は付けとく事をお勧めする。

10年後、20年後の自分に感謝される事だろう。

まとめよう。

勉強とは今後何かしらの役に立つ事(学業や技能など)を身につけようと努力すること。

そして小学校や中学校で学ぶ国語、算数などはあくまで基礎を学んでいて

基礎だけにとても重要だという事。

(スポーツでも、音楽でもなんでも基礎が一番重要)


◎勉強だけしていれば良い訳ではない

ここまで勉強とは何なのか?そして学校で学ぶ基礎学習について話してきました。

勉強という言葉の印象や学校で学んでいる事に対しての意識に

少しでも変化があったのなら嬉しいです。

勉強する事はとっても素敵な事です。

ただ1日のほとんどの時間をそれに費やせとは言いません。

気を張りすぎてもいけません。息抜きも大事です。

これを読んでくれた皆さんにはバランス良く勉強に取り組んでほしいと思います。

そして、学校で学ぶ基礎学習についてですが

基礎学習さえしっかりすれば立派な大人になれるのか?

もちろんそんな事はありません。

あくまで学習面での基礎です。

現在ではAIが進化し、記憶や計算という部分に関しては人間よりもAIの方が優秀です。

ですので基礎学力はあくまで最低限必要な事という事です。

では、どうすべきか?

については長くなりますので、今度書かせていただく事とします。

子供の頃は勉強という言葉をあまり理解しておらず、毛嫌いしていた僕ですが

今はその言葉を理解し勉強する事を毎日気持ちよく感じています。

そして、小学校や中学校で基礎学習をあまりしなかったので

大人になってから「やっておけば今はもっと楽だったかもなー」とも感じています。

ですので、少しでも多くの子供達に今日書いた内容が伝わり、勉強という言葉を毛嫌いせず、前向きに勉強に取り組んでもらえると嬉しいです。

もしも、僕と同じように子育てに奮闘中のお父さんやお母さんがこれを読んで

少しでも共感する事があったならば、是非お子様にも伝えてあげてください。

ではまた。

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