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オールドレンズなんて辞めとけって話。

一時期、オールドレンズというブームがあった。
ソニーがα7を発売したタイミングで爆発した。

もっと前では、確かパナソニックがG1を発売したり、
更に前ではEOS5Dが発売されたタイミングにブームが来ていたようだ。

念の為に書いておくと、ココで言うオールドレンズの定義は、マウントアダプターを用いて本来のマウントとは異なるマウントのカメラにMFのレンズを取り付けることを言う。(例:α7にアダプター経由でCONTAXレンズ装着)

EOSボディに純正のEFレンズ(ただし年式が古い)を取り付けることは
今回のオールドレンズには含めていない。

結論、「オールドレンズなんで買うもんじゃない」っていう話である。

理由は、「カメラ屋のカモにされる」からだ。
ちょっと過激な表現を使ったが事実である。

そもそも、オールドレンズは、
本来使われず見捨てられていたレンズ達が、
マウントアダプターにより活用されるようになったことでブームとなった。

カメラ屋からしたら絶好の儲けるチャンスである。
現在、明らかに投機的な価格で売られているオールドレンズが多々目立つ。

そんなカメラ屋の思惑に乗っかるのは全く賢いとは言えない。

だから私は、オールドレンズ趣味を辞めたのである。
表現の手法として特定のオールドレンズを好む人がいるのは事実であるが、何となく意図もなくオールドレンズを買うのは本当に辞めたほうがいい。

本来くっついているはずのない、レンズがマウントされる特別感は
オタクの自尊心を満たすには相応しいが、金を吸い取られてしまう。

ボディ本来の純正レンズで写真を楽しむほうが百倍も健全に思う。


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