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#1 とりあえず、何をやってる委員会?【全体像を把握する】

こんにちは「形骸化→活性化のチームビルディング」 をテーマにする、ZERO委員です。

この回では運営の右も左も分からなかった私が、チームビルディングのために最初に取り組んだ「全体像を把握する」様子をお伝えします。

運営って何をやるの?

ZERO委員会の委員として、何年か活動はしていましたが、運営目線で見た時のやるべきことや、委員会全体が何をやっているかなどについては、よくわかっていませんでした。

そのため、私は運営を担うにあたり、まず古参の運営メンバーへ声をかけて私の理解する範囲の ”委員会運営でやっていること” を箇条書きにし、古参メンバーに確認を取りました。

すると意外にも、委員会の活動内容はそこまで多くはありませんでした。

・食品系排出物の分別チェック&運搬
・食品以外の排出物の分別チェック&運搬
・新しいスタッフへの分別教育
・定例MTGへの参加
【委員会目標】
 現状維持(既に果たすべき目標は達成しているため)

※当時の私の脳内メモより

なるほど、これは盛り上がるのが難しい。

現存のものだけをこなすのであれば、恐らく ”ゴミ処理係” を脱却するのは難しいことでしょう。

全体像を把握した上で → 新しい機能の追加

そこで私は、現状が負荷の少ない状況であるならば、活動にプラスオンのものを取り入れ、 ”ZERO委員 = やりたい委員会” となるようにしたい。

そのため、私は自分が好きなジャンルの仕事を委員会に組み込もうと思い、古参運営メンバーとゼネラルマネージャーに、委員会の新しい仕事を追加することについて許可を取りました。
その仕事とは、「環境関連にまつわることを取材執筆する ”ZERO通信” の発行」でした。

新機能の狙い①無駄な会議をなくす

この通信には、委員会のやりがい以外にもいくつかの思惑がありました。一つには、毎月行われていた定例MTGをポイントを絞った開催に変更したかったため、ZERO通信にMTGの代替機能を担わせることでした。

これといった議題がないMTGはダレがち

当初、定例MTGは毎月開催されていましたが、如何せん事件も無く、目標も達成されている委員会としては、あまり議題がない回が多くありました。そのため、メリハリを持たせるために、繁忙月の開催を無くすなど開催回数を減らして、MTGの濃度を上げたいという考えがありました。しかし、ただでさえ冬眠に入りそうな活動状況で何かを削るのは、ますます委員会の意識低下を招く可能性もありました。
なので、MTG開催のない月のMTGの代理機能として施設内のオールメールで ”ZERO通信” を発信することで、委員の環境に対する気持ちの糸を切らさず、委員会への帰属意識を保たせるという狙いがありました。

新機能の狙い②インナーブランディング

もう一つの目論見は、インナーブランディング でした。誰も口にはしませんでしたが、おそらく共通の暗黙知として”ZERO委員=ゴミ処理係”というのは多くのスタッフの中にあったと思います。なので、その見え方を変えていく。つまりZERO委員の活動自体を新鮮に見せていく、新しい情報を与えることで、今までと違う ということをまずは施設スタッフ全体に発信していく必要があると考えました。

 
これらを踏まえた上で、ざざっと簡単な年間計画を立てて、古参運営メンバーに許可を取り、新生ZERO委員は動き始めたのです。

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