見出し画像

菅新内閣で確信した「日本人はやっぱりブラック企業体質」だった件

HR領域で15年働いた後、40歳(文系資格なし)で外資系に転職したZEROです。9月16日に菅新内閣が発足しましたね。支持率が70%を超えるなど国民の期待度がうかがえますね。世の中はシルバーウイークに突入している中、菅首相をはじめ各大臣が積極的に活動を行っていると連日報道されていますね。

「この報道に違和感を持つのは私だけでしょうか?」

世の中はシルバーウイーク。確かに発足されたばかりの新政権ですが、どうして休みまで働く必要があるのでしょうか。菅内閣は「すくやる内閣」や「働く内閣」などとも言われているます。国民のために休日を返上し働いて頂けるのは大変嬉しいのですが・・・・。

「菅首相自らがブラック企業の社長」になっていませんか?

今回は、この事実について皆さんに問いたいと思います。

菅首相といえば並々ならぬ努力で首相まで上り詰めた「努力の人」であるという話は有名ですよね。ですから、努力していない人が嫌いなようです。

今回、自らが首相になることで、「トップ自らが率先して働きリーダーシップを発揮する」考えだと思います。けど、こういうトップって民間企業には本当に沢山いるんですね。土日返上で働くトップ、深夜までバリバリ働くトップ。迷惑なトップですよね。まあ、トップじゃなくてもこういう上司は一定数いますね。しかし一番の問題は、「あなたが働くことによって周囲が休めない」ということにトップ自ら気づいていません。

休めないことに理由はありません。「政権が発足したばかりだから」、「コロナ禍の状況だから」、色々な問題がありながらも、」やはり)どんな人にも休日は必要で。「どんな状況でもブレずに休みはとる」、このスタンスが日本人には欠けています。むしろ、大事な状況で休もうとすると何故か評価がさがる。こういう風潮ありますよね。(ちなみに安倍元首相が休日にゴルフをしていても批判の標的になっていましたね)。日本人自体、全体的に勤勉で、24時間働けますかってキャッチフレーズが大ヒットして、休む=悪という感覚が抜けないんでしょうね。だから、休みなしで働く首相=好感度アップって方程式になるのかもしれませんね。

そんなに休んだらダメですかね。

仕事は仕事、プライベートはプライベート。切り分けは大事だと思います。トップ自らが休日をしっかり取得し、今後の新しい日本人の生き方の模範になるような行動をして頂くことを強く願います。あなたが全く休まないのに、「ブラック企業は公表する」などと言われても説得力ゼロだと思いますし、限られた時間の中で成果を出すことが極めて重要だと思っています。

これは、民間企業でも政治家でも同じです。是非、しっかり休みを取って、また、官僚たちにも休みを取らせ、人間らしい環境のもとで政治を展開していって頂ければと思います。

明日、明後日はお休みされることを願っています(笑)

お体にはご自愛ください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?