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サッカーの試合を、上から撮影するときに、計算すること(6)

がんばって節電中なので、かなり、マニアックなことを書きます。

私はサッカー未経験者なので、息子のサッカーの試合を見る時、上からの映像がないと、何が起こっているのか、チンプンカンプンである。だから、俯瞰撮影をするのだが、そのとき、タッチラインからどのくらいの距離から撮影し、カメラの角度は何度に設定すべきか、ということを、どのように計算し、その計算結果に基づいて角度設定しているのか、ということを説明しました。(前々々々々回前々々々回前々々回

これで撮影準備ができたので、前々回は、撮影データに関して計算し、前回は、バッテリーに関して計算しました。

話の流れとして、メモリーカードも、バッテリーも間に合って、その日の試合は全て収録できた、という感じですね。

今回は、帰宅後に、動画データをどうしましょう?という話を書きます。

データの取り込み中

前々回で書いたように、小学生高学年だと1試合あたり2.5GBのファイルが2つなので合計5GB、中学生だと1試合あたり3.5GBのファイルが2つなので合計7GB。(ある程度、丸めてます)

ここで計算します。

おおよその想定として、土曜日に2試合、日曜日に2試合、それがずっと1年間続くとします。(実際は、春休み、夏休み、年末年始に、もう少し試合数が増えると思いますが、毎週土日に試合が入っているわけもないので、年間で平均してみれば、まぁ、土曜2、日曜2という想定で良いかと思います。)

すると、小学生高学年の間は、土曜日2試合で5GB、日曜日2試合で5GB、なので、1週間あたり10GBとなる。年間に52週あるので、1年間で520GB。

中学生になると、それの1.4倍なので、1年間で、730GBくらい。

集計します。
 小学生高学年2年間で、520GBx2=1040GB
 中学生3年間で、730GBx3=2190GB
 小中学校を通して、1040+2190=3230GB

3TBとなると、ちょっと大きいと考えるので、何かしら圧縮することを考えたいですね。

FFmpegでも使って圧縮してもいいのですが、もっと簡単な方法があるので、そちらをやりたいと思います。私が普段利用しているのは、Googleフォトです。

Googleフォトの利点は

  1. 動画のファイルサイズを、だいたい10~15分の1に圧縮してくれる。

  2. アップした後、倍速での再生が可能。

Googleフォトの欠点は

  1. 圧縮の完了までの時間が読めない。

  2. たまに圧縮に失敗して、元の2.5GBファイルのままで放置される。

かなりマニアックな話をしますが、サッカーの試合動画の中で、比較的重要な役割を演じているのがボールです。そのボールが見えているかどうか、というのが、圧縮するときの基準になります。ファイルサイズだけを気にして、ファイルをすごく小さくすると、ボールがどこにあるのか認識できないくらい画像がぼやけます。

下が元ファイル、上がGoogle圧縮後

確率的な話ですが、Googleフォトの行う圧縮は、ボールが見える範囲に収める率が高いです。当然、いくつかの試合では、ボールが見えなくなってしまったこともありますが、そういうときは、仕方なく、倍速にして、選手の動きだけを見ていると、なんとなく、きっとボールはこういう動きをしたんだな、というのが分かります。

2019年6月から、1200回くらいの俯瞰撮影を実施していますが、全てGoogleフォトに置いてあり、その容量は160GBくらいなので、1動画あたり130MBくらいに圧縮されているので、助かっています。

しかし、今後、息子の年齢があがるにつれて、試合時間が長くなり、それは動画ファイルサイズが大きくなることを意味します。確かに最近の傾向として、1ファイルあたり500MBくらいまでしか圧縮されないこともあります。

ただ、仮に1ファイル(前半のみ、など)500MBだとしても、1試合でも1GBということであり、2TBの容量があれば、2000試合分であり、年間200試合のペースで10年間は収まるはずなので、小学校高学年2年、中学校3年、高校3年までは行けるでしょう。その後は、また、容量を買い増せば良いのかと思います。

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