サッカーの試合を、上から撮影するときに、計算すること(1)
かなり、マニアックなことを書きます。
私はサッカー未経験者なので、息子のサッカーの試合を見る時、少し工夫が必要です。
プロの試合だと、高い観客席から、全体を見下ろす感じで見れます。
しかし、アマチュアサッカーだと、そんな観客席はありませんので、奥行きが、ほとんどわかりません。
なので、素人の私でも、どうなっているのか理解するために、カメラだけでも、高い位置に持っていき、そこからの映像を確認する必要があります。
そこで登場するのが、Bi Rod 6C-7500です。
これは、伸ばすと7.5mの高さまで行きます。どんな感じになるのかというと、
こんな感じなので、素人の私でも、何が起こっているのか、分かる気がします。
この7.5mの三脚で撮影するときに、計算しなくてはならないことがいくつかある、というマニアックな話をします。
一つ目は、さっきの画像にもあるように、一応、左のゴールから右のゴールまで、画面に収まるのかどうか、ということです。
まず、息子の試合の会場が、「ダイセル播磨光都サッカー場 第3」だよ、という連絡が来ました。なので、さっそく、Googleマップで視察です。
ずいぶんと山奥にある様子ですが、そんなことより、会場の寸法を確認します。
Googleマップで右クリックして、「距離を測定」というものを選択します。
すると、この試合会場は、だいたい68mx105mであることが分かります。
そして、今回は、ソニーのHDR-AS300というカメラを使うのですが、このカメラの画角は、だいたい100度くらいだと思います。そうすると、
この図の赤線が100度くらいの開きだとして、左右のゴールの手前ポストが入るようにするには、何m離れた場所から撮影すればよいのか、ということが判明します。
この?の部分を計算するのですが、これは、52.5÷tan(50度)≒44mですね。
そうしたら、手前のゴールポストから44mの地点を探し出し、
そのくらい離れた場所で、両方のゴールの間くらいに、撮影ポイントを定めればよいですね。
この計算に基づいて、撮影したのが、これです。
というわけで、今回は、左のゴールと右のゴールが画面に入るようにするためには、どのくらいの距離から撮影すべきか、という計算をしました。
もし、この距離を確保できない狭い会場だった場合、試合の展開に合わせて、カメラを左右に振らないといけないので、途中、トイレに行きたくなっても、我慢しなくちゃいけませんね。
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