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『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』

◆あらすじ◆
上海・香港勤務を経て1年ぶりに天空不動産東京第二営業所に戻ってきた春田創一。営業所の面々から温かい歓迎を受ける彼だったが、狸穴迅 (まみあな じん)率いる本社のプロジェクトチームの一員として現れた牧凌太に動揺する。そして、次第に本社と営業所の確執が深まっていく。



相変わらずのドタバタ劇とこのドラマが一貫して描いてきた【男が男として男を愛す】と言うホモセクシャリティを描いている部分は変わらず好き。

海外勤務から帰って来てやっと牧と一緒に・・・の筈の春田だが行き違いすれ違いの連続でまぁ思う様にいかない。

これもこのドラマならではの焦らしプレイなんでそれはそれで楽しめるし「っもう、ほんっとうにダメダメくんなんだからぁ」ってはるたんにダメ出ししながら観られる。

もちろん【武蔵の乙女とスパダリの切り替え】もあって黒澤部長のポテンシャルの高さに笑える。
武川(眞島秀和)相手の時はなんであんなにスパダリっぽくなっちまうの?で武川はそこに惚れちゃったわけなの?いつから目が❤なんじゃい??武川は出来る男が好きなんだね牧もそうだしね。だから春田には全く興味なし子ww。
この不毛な遣り取りも結構笑えた。

そう!笑える部分が凄く多くて劇場で結構大きめに声出して笑ったの「カメ止め」以来かもね。

でもなぁ・・・劇場版って事でスケールを大きくしないとイケナイ部分は仕方ないかなと思いつつも途中から刑事ものかと思ったわ(笑)
誘拐事件発生したり西部警察並に爆破あったりでスクリーン使うんだからこれくらいやらないとなってスタッフの声が聞こえて来たわww

てか、リーマンの日常がこのドラマの位置付けでそこが受けてるの解ってて敢えてこのスケールにしたんだと思う。ここまで含めて「おっさんずラブ」のギャグなんだよ!
それが解らないとこの映画はつまらなくなっちゃうんだな。
「こんな事リーマンの世界であるわけないじゃ〜〜〜ん!」を受け入れて楽しんじゃうか否かで感想が全く変わるね。

でもクライマックスでは一番大事な同性愛の現実も言及してたしそれを思い詰める様に描かないのがこのシリーズの良い所。

またドラマで会いましょうって事なんだと思うよ。
視聴率(もうそんなの気にしながら制作する時代じゃないと思うけどね)取れるんだからドラマ3期やるでしょう(あくまで予想)。

だってあくまでこのドラマのファンが見たいのはゲイのリーマンたちの日常だからね。


それにしてもセクスィ〜部長効いてたなww
バスローブで現れた時は吹き出したよ。沢村一樹はホント侮れんわ(笑)

それと小ネタで『わんだほう』が何気にグレードアップされてて鉄平兄ィの存在感が相変わらず良い塩梅で登場。マイマイとのコンビも
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

まっ、個人的には劇中では伏線だった【香港で落とした天空不動産キーホルダー】の行方をずっと追っていたわけだが結局春田の人柄が会社の危機を救う的な展開で収めたねぇ〜〜って思った。

やっぱり人と人との繋がりが世界を救うんだね、うんうん。

そして最後の最後のチュー(*´з`)シーンで劇場内の多くの新米?腐女子たちが「キャー」ですってよ・・・・・こっちは劇場版なんだからドラマより露出少なくしてどうする!!とお怒り気味だったのにだよ、君!

なのでドラマ3期で濃厚にお願いしたい。深夜でいいんでヨロシクで〜〜す。
( ✧Д✧) キラーン


相関図でも…

眞島さんの名前間違ってる!!【眞島秀和】が正解!!ヽ(`Д´)ノプンプン

てか、麻呂役の金子君、ついこのまえNHKでゲイの役やってたし、志尊君もこの手の作品にかなり出てるし・・・眞島さんだってそうだし・・・どんだけみんなゲイ役のオファー来んだよ!!ww


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