『ブラック校則』
◆あらすじ◆
学校で空気のような存在となり冴えない毎日を送る平凡な高校生の小野田創楽 (そら)。彼の高校には理不尽な「ブラック校則」がはびこっていたが、多少の疑問は抱きながらも、静かに高校生活をやり過ごしていた。
青春映画としての身の丈を逸脱しない程良さを保ちながら彼らなりの必死さにはおばちゃんもチョイと胸を打たれた。
理不尽なルールや抑圧に慣れちゃいけない。
変わるのを待ってるだけじゃダメ、変える意識を持たなきゃ何も変わらない。
自分の非力を自ら肯定したら進めない。
そんな若いってだけで行動出来る時期は直ぐに終わるからその時間を自分のものにしないと後には何も残らない大人になっちまうぞ!!
抑圧に慣れちまったらずっと誰かに従う人生になる。
どっぷりそこに浸かってから「いや、やっぱり嫌だ!」って思って行動を起こすのってなかなか腰上がんねーぞ。
だからいつも自分の中に戦闘態勢を作っておくのさ。
自分の居場所は自分で作る。環境を整えるのは自分しかいないと思わないとね。
大昔、学生時代・・・クラスメイトとは至って上手くいってたのに通知表に書かれ続けた【協調性が無い】は先生にとってだった。
言いなりにならない生徒をマインドコントロールする一手段みたいなもの。
映画観てて一つ気になったのは生徒手帳の校則には髪の色とか指定が無いって・・・それ今まで全く生徒側から問題視されてなかったって不思議。
まぁ、青春映画らしく【好きな子の役にたちたい】って下心はGOODだけどね。
革命なんてそんなもんよ。
男子は特に【下心】ありきよねぇ〜〜ww
一つ確実に言えるのは・・・
ほっしゃん演じる横暴教師はマジで一発殴りたかったo( •̀ω•́ )〇"シュッ
個人的にはモトーラ世理奈が可愛かったのと光石研が外国人に交じってラップやってたのがウケた。おっちゃんがんばるでねぇ〜のさ(笑)
あとちょっとしか出ないけど戸塚純貴 一之瀬ワタルが良かったな。
&クライマックスの畳み掛ける様な伏線回収は解ってても気持ち良かった!
てか、薬師丸ひろ子の立ち位置はあれでいいのか? 初め彼女の役=学校内の用務員的な存在だけど一人の生徒が彼女を【ヴァージニア・ウルフ】って呼んでて小説家の彼女は反ファシズム的なイメージもあるから要所要所でそんな意味合いを持たせてたんだけどそんなに深い意味は無かったかな? めんどくさいと何でも燃やしちまうって言う・・・マジ放火魔だった。