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『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』

原題「Sicario: Day of the Soldado」

◆あらすじ◆  
アメリカで市民15人が命を失う自爆テロ事件が発生した。犯人がメキシコ経由で不法入国したとの疑いをかけた政府から任務を命じられたCIA特別捜査官マットは、カルテルに家族を殺された過去を持つ暗殺者アレハンドロに協力を依頼。麻薬王の娘イサベルを誘拐し、メキシコ国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテル同士の争いへと発展させる任務を極秘裏に遂行するが……。


ファンには堪らないベニチオ兄貴の【アディオス撃ち】が超絶カッコ良過ぎた!

監督も含め前作が相当に面白かったので今作は監督も違うしどうかな?と疑心暗鬼で出かけたわけだが…

無論、アプローチは違うが今作も充分面白かった。

目が離せない122分。

前作が非情に徹していた分今作はちょっと人情入ってやや王道な感じがしなくもないがそれでも緊張緊迫の度合いは高い。
主人公2人アレハンドロとマットの【バディ感】や【人情】の部分が描かれてて任務か友情か?みたいな展開が観られるのがまた楽しい。

まぁ、個人的にベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ジェフリー・ドノヴァンが顔を揃えてスクリーンに映し出されるだけで大興奮なんだけどね。

今回もジェフリーのインテリ感溢れる佇まいがス・テ・キ❤
ベニチオ兄貴とはまた違った魅力だわ〜。
ジョシュはもうこのところ大活躍だけどほぼ人間じゃないヤツだからこういうのはイイね。

はぁぁ〜、カッコ良かった(๑˙❥˙๑)
今回はスペイン語のベニチオ兄貴に手話で話すベニチオ兄貴も加わってもうホントため息しか出んわ〜❤❤❤


今作はカルテルの【シカリオ】になりたい若者とマフィア王の娘と言うティーンエイジャーが絡む伏線がこっちの脳天に銃口を向けてる。

↓↓ 彼女、めちゃめちゃカッコよかった!


あと、強いて言えば今作の物語が元々カルテルの混乱だったのが途中から違う方向に向いちゃって、感じてたちょっした違和感はこれかぁと、何処か掴み所が無かったのはそこなんだと納得した。


でも、そんなこんなで好きなのは前作だな。
やっぱりヴィルヌーヴ監督の緻密な心理描写は素晴らしいからなぁ。


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