『RBG 最強の85才』

原題「RBG」

◆あらすじ◆
アメリカでは関連本が何冊も出版され、Tシャツやマグカップといったグッズまで作られるほどの知名度と人気を誇る、RBGことルース・ベイダー・ギンズバーグ。85歳で現役の最高裁判所判事として活躍する彼女は1993年、ビル・クリントン大統領政権下でアメリカ最高裁判事に任命される。女性やマイノリティへの差別撤廃に緩やかに寄与していった彼女の判例の数々や、ニューヨークのユダヤ系の家に生まれ、苦学の末に最高裁判事まで上り詰めていったキャリア、そして、それを支える信念や愛情を、女性監督のベッツィ・ウェスト＆ジュリー・コーエンがカメラに収めたドキュメンタリー。

彼女の生き方、生きる姿勢に尊敬の気持ちが止まない。

女性監督らしい視点で映すルース流な法衣のアレンジやルースへの愛情をフルに表現する夫の姿も楽しい。

性差別、女性蔑視と戦った彼女の実に内気で控えめな姿に驚くが彼女の内に作り上げて来た真の強さが見てとれる。

印象的だったのは意見の違う判事とプライベートでは仲が良く考え方の違いより【人間性を見る】と言う事を体現してる部分だ。

彼女が現役でいる限りアメリカの民主主義はきっと大丈夫。

【Notorious RBG】グッズ欲しくなったww