2025年の予言について。

僕と言う人間は複数のチート能力を保有しています。それを使って有名人になる選択肢もありますが、デメリットを考えてその選択肢は取りません。

天才と言えばニコラ＝テスラとハンス＝ノイマンが有名です。この二人に共通するのは、米国政府に協力した末に「重要機密を漏らさないように」と監視下に置かれ、不遇な最期を迎えた点です。僕は彼らと同じ轍は踏みません。

さて、チート能力の一つが「予知能力」です。未来に起こる出来事を事前に察知する事があります。しかし、それを僕は誰にも言いません。

唯一の例外は、誰かが死ぬ運命を察知した時のみ。その場合は本人にそれとなく伝えます。原因となる行動を止めれば死ぬ運命を回避出来るし、止めなければ死にます。

漫画家・たつき諒氏が発表した『私の見た未来』が再出版されて密かな話題となっています。「2025年7月に日本が大津波に襲われる」と言う衝撃的な内容ですが、「迷惑なんだよな～」と正直思います。

たつき氏に未来を見せている存在（守護霊？神様？）の意図がよく解らないのですが、たつき氏本人は、未来がどの様に決定されるのか、仕組みを良く理解されていません。

未来は無数にある選択肢の中から、人々の集団思念によって一つ選択されます。
関東に大災害が起こりませんが、それにはちゃんと理由があって、大災害を察知して「回避」出来る人が住んでいるからです。

たつき氏が「大津波が起こる」と感じていても、他の大多数の人達が別の未来を望んでいれば、津波は起こりません。ところが、たつき氏が自身の作品として全国に発表してしまうと、状況が大きく変わります。

漫画を読んだ人達は大津波を「認識」して、「大津波が起こるもの」と信じ込んでしまう。無意識に「予言が的中して欲しい」とすら考えてしまう。

その集団思念力によって、結果的に大津波が起こる未来が選択されてしまう訳です。これを回避させるのは至難の技。今回ばかりは「無理じゃね？」と感じています。

ご本人は「被害を抑えたい」とピュアな気持ちで発表されたのでしょうが、悪い未来を「回避」する技量レベルが無いのなら、そのまま黙っていてくれた方が良かった。

たつき氏にそんな悪夢みたいな未来を見せた存在に対して、「迷惑なんだよな～」と思っています。

2025年7月の予言が的中するかどうかは……皆さんの集団思念次第ですね～。