イノベーション経営の道８

先日、コンサル仲間でイノベーションの勉強会をしたが、大学の講義のようで、お客様からどのような相談が多いのか不思議に思ったが、私の所の相談は見方を変えればイノベーションと思えます。
事業相談を受けて思うのは、イノベーションの種は転がっているのですが、皆さんイノベーションの言葉に勘違いされていると思う、自分たちでイノベーションを定義して、市場を変えたい、商品・サービスを変えたい考えて少し変えればイノベーションでは無いかとおもっています。
相談事例
１．大手小売り企業
　ASEAN諸国にハラール製品輸出を考えているので、ハラールの注意点を聞きたいとの話が来たので、対応した。
　食品はハラール基準が国より違い、難しいので、服を紹介した。
　イスラム女性はビジャブと言い髪を見せないようにスカーフを被っていますが、殆ど一色です、これを一部の国ではカラフルにしたりと流行していますが、まだ、浸透していないですし、ハラールは関係ないです。
これに、日本アニメのシール等を作りワンポイントのオシャレを楽しめるようにすればこれも、イノベーションです。
２．BARの経営者
　小さなBARの経営者からの相談です。
　コロナで客足が途絶えて３年我慢を重ねて少し客足が戻らないので、新しい事を考えている。
　１つは既に実行されているが、軒化しビジネス、営業時間外の昼に他の業種の方とシェアする。
　２つ目は経営者が別の昼事業を行う
　ランチ会・趣味のワークショップ・音楽教室等
これも、イノベーションです。
３．農業
農家が福祉事業を始める、農業の人手不足解消に障害者支援先と提供して自立支援で将来の農家を増やして行く。
細かい内容は書けませんが、小さなイノベーションの積み重ねが本格的なイノベーションに繋がると思う。