牢屋に入れられたならば、牢屋でできることをすればいい、、、
吉田松陰のことばです。
吉田松陰は、鎖国の時代にアメリカへ行こうとして失敗し、
その罰で260年間誰も生きて出た人がいないと言われた山口県の牢獄に入れられます。
普通であれば、そこで絶望する人が多かったそうですが、
松陰は読書をはじめ、2ヶ月で100冊、4年で1000冊以上の本を読み、45篇もの著述を執筆しました。
さらに、他の罪人に声をかけて、
「あなたは書道がうまいから、君を先生に書道の授業をしよう」
「あなたは俳句がうまいから、、、」
それぞれの長所を生かした塾を次々を開いていきました。
最初は、どうせ死ぬんだから学ぶことなんで意味がないと言っていた人も、
協力してくれるようになりました。
松陰は、牢屋に入れられてできた多くの時間を読書に費やし、
自分の考えを深めるチャンスにしました。
そして、牢屋にいる人に明るい光を与えるチャンスにしました。
ついには、牢屋から出されることとなり、その勢いのまま松下村塾を開いたそうです。
どんな時でも、できることをすればいいと勇気を与えてくれる話ですね。
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