知覧の「特攻平和会館」

太平洋戦争末期、旧陸軍の特攻基地が置かれた町です。この特攻平和会館は、その当時、人類史上類のない爆装した飛行機もろとも肉弾となり敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録等貴重な資料を収集・保存・展示してあります。当時の真情を後世に正しく伝え、世界恒久の平和に寄与するものです。

会館内部は、とても撮影する気分になれませんでした。

■三角兵舎
特攻隊員たちが出撃するまでの起居していた半地下式の三角兵舎を会館横の杉林に復元したものです。三角兵舎の中で隊員たちは、日の丸に寄せ書きを書いたり、故郷へ送る遺書や手紙を書いたりしていました。

■知覧平和公園

■特攻平和観音堂
1955年に安置されたこの地の観音には1036霊の霊名簿が納められています。法隆寺の夢殿に奉安してある秘仏の『夢ちがい観音像』を特別な許可を得て謹鋳した一尺八寸(54cm)の金銅像が安置されています。

■桜並木
県道より知覧特攻平和会館へ通じる参道に、平和祈願として、特攻隊員ゆかりの桜を植樹。

■富屋食堂
軍指定食堂「富屋食堂」当時のままに再現されており、内部は資料館として復元されています。「特攻の母」と慕われた鳥濵トメさんの生涯と特攻隊員との交流の遺品や写真などを展示しています。

■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記

飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記｜Zenpaku｜note