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焼失前の世界遺産「首里城」


2019年10月31日午前2時40分ごろ、那覇市の世界遺産、首里城跡に建つ首里城正殿付近で煙が出ていると119番があった。沖縄県警や消防によると、木造3階建ての正殿から出火して北殿、南殿などに延焼、6棟約4200平方メートルをほぼ全焼し、約8時間後に鎮圧された。火災前に撮った首里城の写真です。

■焼失前の首里城写真集

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■世界遺産の首里城
首里城は1429年から450年間存在した琉球王国の政治や外交、文化の中心地。太平洋戦争中の沖縄戦で焼失したが、沖縄の本土復帰後の92年に国営公園として復元された。首里城跡は中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式などに価値があるとされ、2000年に世界遺産として登録された。

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■世界遺産の首里城内部
二階は「大庫理」と呼ばれ、中央には玉座である「御差床」がある。非常に豪華絢爛で、儀礼や祝宴に使われた。中国国王から送られた御書の扁額がいくつも掲げられている。

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王冠(皮弁冠)
全焼した正殿や南殿といった場所で常設展示していた琉球国王の冠・皮弁冠。

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■首里城のジオラマ
御庭で行われている儀式のジオラマ展示です。国王の臣下が、身分ごとに整列しているようです。ジオラマは、展示物とその周辺環境、背景を立体的に表現する展示方法です。

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■首里城庭園
庭園は書院・鎖之間に隣接し、中国からの冊封使もその素晴らしさを讃える詩を詠んでいる。苅銘御嶽付近にも庭園がある。

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■首里城の城門
❶守礼の門
首里城は石垣と城門の多い城であるが、中でもデザイン上バランスがとれ、エレガントな雰囲気のある代表的な門がこの「守礼門」である。中国風の牌楼(ぱいろう)という形式で建立されている。

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■園比屋武御嶽石門
琉球石灰岩で造られた建造物で、国王が外出するときに安全祈願をした礼拝所である。形は門になっているが人が通る門ではなく、いわば神への「礼拝の門」ともいうべき場所である。

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■歓会門
首里城の城郭内へ入る第一の正門で、「歓会」とは歓迎するという意味である。往時、首里城へは中国皇帝の使者「冊封使」が招かれたが、こうした人々を歓迎するという意味でこの名が付けられた。

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■瑞泉門
瑞泉とは「立派な、めでたい泉」という意味である。門の手前右側にある湧水が龍樋と呼ばれ、それにちなんでこのように名付けられた。ここは第二の門で、別名ひかわ御門ともいう。

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■漏刻門
漏刻とは中国語で「水時計」という意味である。ここは第三の門で、別名「かご居せ御門」ともいう。

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■首里城の石積み
石積みも世界遺産に登録されている。下半分の石が不ぞろいな形をしている方が世界遺産で、上は修復した際に積まれたもの。

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■首里城周辺の風景

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