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美しい世界の風景

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今迄に訪問した世界遺産や世界のカメラスポット写真集を掲載しています。
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#トルコ

入出港(イスタンブール)

横浜を出港して33日目トルコを代表する都市イスタンブールに入港。 日の出を迎えるイスタンブール港は美しい。黒海への航海を待つ船が多く停泊している中を、イスタンブール客船ターミナル左舷付けで着岸しました。 イスタンブールでは、一泊して明日出港です。オプションツアーで市内の世界遺産を巡りました。 翌日は、自由行動でグランドバザールで買い物、午後はベリーダンスを見学しました。出港は16時ボスボラス海峡の美しい風景を楽しみながらマルマラ海へ入りました。 パイロットが乗船 イスタ

世界遺産「グランドバザール」

■イスタンブール歴史地区の「グランドバザール」 グランドバザールは1461年に時の皇帝メフメット2世が、アヤソフィアの建設費を捻出するために開いた市場です。その後、徐々に市場周辺の店やキャラバンサライなどが市場に組み込まれ、今日では広さ30万m2の敷地内に約5,000もの店舗が軒を連ねる巨大市場へと変貌しました。現在、イスタンブールで最も大きなこの市場には、1日だけで20万人から40万人もの人々が訪れます。 ■グランドバザールのお店 トルコの伝統的な模様をあしらったランプや

ボスポラス海峡クルーズ

イスタンブールはボスポラス海峡を挟んでヨーロッパ側とアジア側にまたがる街です。その境目となっているボスポラス海峡では、クルージングを楽しむことができます。北の黒海から南のマルマラ海までを流れるボスポラス海峡沿いには、イスタンブールの観光名所がずらり並んでおり、クルーズ中は船から優雅に観光することができます。 ■ドルマバフチェ宮殿 ドルマバフチェ宮殿は、西洋のバロック様式と伝統的なオスマン様式を取り入れた壮麗な宮殿です。1843年に着工され1856年に完成して以降、1922年

世界遺産「トプカプ宮殿」

■トルコの世界遺産イスタンブール歴史地区「トプカプ宮殿」 トプカプ宮殿は、アヤソフィアやスレイマニエモスクなどと同じく、世界遺産に登録されている「イスタンブール歴史地区」を構成する代表的な建築物のひとつです。当時のオスマントルコ帝国の栄華を今に伝えるものとして歴史的価値が高く、宮廷の女性たちの生活の場であったハレムや、ダイヤモンドやエメラルドなどの宝石をあしらった豪華や宝飾品や美術工芸品の数々などを見学できます。 ■第一中庭 宮殿の大きさは約70万㎡。周りの庭はスルタンの猟

世界遺産「アヤソフィア」

■世界遺産イスタンブール歴史地区の「アヤソフィア」 ローマ帝国のコンスタンティヌス大帝の意志に基づき、その子コンスタンティウス帝によって、西暦360年に建立されたアヤソフィア。スルタンアフメット・ジャミイとトプカプ宮殿の間に建つイスタンブールを象徴する建物。 ■アヤソフィアの広大な空間 中央にある大ドームは高さが56m、円の直径は約30mもあります。重量を軽くするために、ロードス島で特別に焼かせた軽いレンガを使っています。巨大なドームが放つ存在感と、それが1500年も前に作

世界遺産「ブルーモスク」

■世界遺産イスタンブール歴史地区の「ブルーモスク」 イスタンブールの中でも、地区自体が世界遺産に認定されている「イスタンブール歴史地区」の中心にあるモスクがブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)です。直径27.5mの大ドームを中心に4つの副ドームと30の小ドームから成り立ち、大理石とタイルで作られた外観は、圧倒されるほど厳格な重厚感を醸しだしています。 ■ブルーモスクの入口 肌の露出や髪をスカーフ等で覆うことは、見学する際のマナーの1つでもあります。ブルーモスクの入

メヴラーナ博物館&スルタン ハヌ

■メヴラーナ博物館 旋回舞踏で有名なメヴラーナ教団の始祖ジェラルディン・ルーミーの霊廟があり、教団の総本山だった場所。現在は博物館として公開されており、6,500㎡の敷地にはメヴラーナ教団にまつわる品々を展示する資料館や、修行場、メヴラーナ教団の発展に尽くした名僧たちの霊廟などがあります。 ■スルタン ハヌ セルジュク朝の最盛期のスルタンの一人であるカイクバート1世は、国内の交易路の整備に力を入れました。そのカイクバート1世が寄進した隊商宿(キャラバンサライ)の一つがコンヤ

世界遺産「カッパドキア」

■トルコの世界遺産「カッパドキア」 カッパドキアは石灰岩を含む大地が長年の雨風による侵食作用で、世界でも稀に見る絶景を生み出している地方。その範囲は広く、カイセリやネヴェヒールといった大きな町のほか、ギョレメ、ユルギュップなどの小さな町にもホテルが多くあり、場所によって雰囲気も大きく異なる。 ■ギョレメ国立公園 ギョレメには岩窟教会が集中している谷があり、野外博物館として公開されている。地上にある教会と同様に十字平面や丸天井のビザンチン様式で造られ、内部は美しいフレスコ画で

世界遺産「トロイの遺跡」

■トルコの世界遺産「トロイの遺跡」 トロイの遺跡は、全部で9つの層(9つの時代の街)が形成されています。3500年もの間の街の繁栄と衰退の歴史が、この遺跡に刻み込まれています。 トロイはギリシア軍の攻撃に耐え抜き、戦争は10年間も続き、その間にはアキレス腱で有名なギリシアの勇士アキレスも登場し、さまざまなドラマが展開します。そして、この戦争に決着をつけたのが木馬をトロイの城内に入れさせる作戦でした。 トロイは多くの人が神話の世界、伝説上の都市だと信じていましたが、ドイツの

世界遺産「ペルガモン」

■トルコの世界遺産「ペルガモン」 ペルガモンは、紀元前3~前2世紀にアッタロス朝の首都として栄えました。ペルガモンは文化・芸術・学問の中心地であり、ゼウスの大祭壇やアテナ神殿・ギムナジウム・図書館など多くの遺跡が残っています。また紀元前4世紀から紀元4世紀まで長期間にわたって利用された総合医療施設もあります。 ■ゼウスの祭壇・トラヤヌス神殿 大理石に囲まれた祭壇の外壁は、オリンポスの神々と巨人族との戦いなど、神話に題材をとった神々の浮彫が施されてるという壮大なものなのですが

世界遺産「エフェソス考古学博物館」

■トルコの世界遺産「エフェソス考古学博物館」 エフェソスはトルコのエーゲ海地方の中央に位置する古代都市で、近くには現代的なセルチュクの街があります。この地域で発掘されたさまざまな遺跡には、古代ギリシャ時代から、この街が地中海の商業の中心地として栄えた古代ローマ帝国時代、そしてキリスト教が普及した時代に至るまで、何世紀にもわたる歴史が反映されています。 ■世界遺産エフェソス古代都市遺跡 世界遺産のエフェソス古代遺跡への入場は、ゲート手前のチケット販売所で入場券を購入し、その券

世界遺産「イスタンブール歴史地域」

イスタンブールの歴史地域はヨーロッパとアジアの接点に位置するトルコにある世界遺産で、ローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国と、3つの帝国の首都として繁栄した歴史が色濃く残っています。アジアとヨーロッパを分けるボスポラス海峡をまたぐイスタンブールですが、旧市街は海峡の西岸ヨーロッパ側で、4つの保護地区が世界遺産に指定されています。ビザンツ建築の最高傑作アヤソフィア、世界で最も美しいモスクともいわれるブルー・モスク、オスマン帝国の栄華を感じるトプカプ宮殿などの建築は必見です。