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世界遺産「エフェソス考古学博物館」

■トルコの世界遺産「エフェソス考古学博物館」
エフェソスはトルコのエーゲ海地方の中央に位置する古代都市で、近くには現代的なセルチュクの街があります。この地域で発掘されたさまざまな遺跡には、古代ギリシャ時代から、この街が地中海の商業の中心地として栄えた古代ローマ帝国時代、そしてキリスト教が普及した時代に至るまで、何世紀にもわたる歴史が反映されています。

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■世界遺産エフェソス古代都市遺跡
世界遺産のエフェソス古代遺跡への入場は、ゲート手前のチケット販売所で入場券を購入し、その券を機械に通して回転式のゲートを押しながら通過します。

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■エフェソスの歴史
エフェソスは長い歴史を持った古代の港湾都市で、現在の地形では分からなくなっていますが、昔は海がすぐ近くまで来ていました。紀元前7世紀中頃。北方から攻めてきたキンメリア族がエフェソス近郊の都市であるマグネシアを征服後、エフェソスに侵攻して来ましたが、アルテミス神殿での略奪をし引き上げています。その後、色々な民族と何度もの攻防を繰り返し、盛衰の歴史となりました。そのアルテミス神殿は「古代の世界七不思議」に数えられているものの、現在は残骸が残されるのみです。

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■クレテス通り
絶好の撮影スポットがこちらのクレテス通りです。通りの先には世界三大図書館に数えられるケルスス図書館が見えます。

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■オデオン(音楽堂)
エフェソスの遺跡には2つの階段状の劇場があるが、オデオンは規模の小さいほう。エフェスの南側の入り口の近くにある。オデオンといわれている。当時は屋根があったという。山の斜面を利用して階段状に席を設けている典型的なローマ式劇場。

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■トラヤヌスの泉
西暦102~104年頃に建立されたと言われるローマ皇帝トラヤヌスに捧げられた泉で、本来、高さ12mあったものが修復時に縮小して再現されたものだそうですが、当時は中央の池に据えられたトラヤヌス皇帝の像の足元から水が流れていたということですが、現在では像の台座と足の一部のみが当時のまま残っています。

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■ハドリアヌス神殿
ハドリアヌス神殿はローマ皇帝ハドリアヌス帝に捧げられた神殿です。コリント様式の神殿で2世紀に建てられ、4世紀に一度修復されたものを、近時、再び修復したものだそうです。この神殿は、エフェソスのローマ風建築の最高傑作と言われています。

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■ケルスス図書館
ケルスス図書館は、アレキサンドリア、ベルガモと並んで世界三大図書館とされ、西暦125年に完成。

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■4体の女性像
知恵、学識、雄々しさ、美徳を象徴していますが、残念ながら本物はウィーンのエフェソス博物館にあり、これはレプリカとなります。

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■大理石通り
ケルスス図書館から右に続く大きな通りが大理石通りです。娼婦の館への道しるべは大理石通りに残されています。

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■大劇場と港大通り
ローマ皇帝クラウディスが拡張工事を行い、完成はトラヤヌス皇帝の時代。高さは18mにもなる三階建てで観客席は22段にもなる豪華なもの。24,500人を収容し出入口は6か所もあったのです。

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■ローマ遺跡のトイレ

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■エフェソス出口のお土産街

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