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美しい世界の風景

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今迄に訪問した世界遺産や世界のカメラスポット写真集を掲載しています。
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2020年4月の記事一覧

世界遺産「ツェツィーリエンホーフ宮殿」

■ポツダム会談の舞台、世界遺産「ツェツィーリエンホーフ宮殿」 ツェツィーリエンホーフ宮殿は、ドイツのポツダムにある宮殿。 1917年に当時皇太子であったヴィルヘルム・フォン・プロイセンのために建設された。 日本ではポツダム会談が開かれた場所として有名。 ■宮殿内部 ツェツィーリエンホーフ宮殿は、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の長男で、最後のドイツ皇太子ヴィルヘルム・フォン・プロイセンとその家族のための居城として建てられたもの。 ■ポツダム会談が行われな会場 1945年7月17

ドイツの首都「ベルリン」

ベルリンはドイツの首都で、その歴史は 13 世紀にさかのぼります。20 世紀の激動の歴史はホロコースト記念碑や、壁面アートで彩られたベルリンの壁の跡地からも見て取れます。冷戦時代にはベルリンは東西に分裂していたこともあり、18 世紀建造のブランデンブルク門は再統一のシンボルになっています。 ■ブランデンブルク門 ベルリンの象徴的存在のブランデンブルク門。関税門として建設され、ベルリン分断・統一の歴史を見守ってきた重要な建造物です。 ■ベルリン大聖堂 ベルリン中心部にある、

古都「ドレスデン」

エルベ川に沿って広がるドイツきっての古都ドレスデン。壮麗なバロック様式の歴史建造物と、周囲の自然が織りなす美しい景観は、あの文豪ゲーテをして「エルベのフィレンツェ」と言わしめたほど。 ■世界遺産から削除された「ドレスデン」 ドレスデンが世界遺産から削除された原因は、渋滞緩和のため「ヴァルトシュレスヒェン橋」という4車線の橋をエルベ川に架けたことが理由。これが景観を損ねるということで、2009年にユネスコの警告通り世界遺産から除外されてしまいました。 ■聖母教会 ドレスデン

世界遺産「サンスーシ宮殿」

■ドイツの世界遺産「サンスーシ宮殿」 サンスーシ宮殿は、ドイツ北東部の首都ベルリンから南西約30km、ブランデンブルク州の州都ポツダム市街の西に広がるサンスーシ公園北東部に建つロココ建築の宮殿。 サンスーシ宮殿、それは18世紀にプロイセン王国を強国へと導いたフリードリヒ大王によって建てられました。宮殿は王の趣味だったフランスのスタイルが採り入れられ、豪華なロココ様式にまとめられています。 ■広大な庭園 美しく整備されており、散歩するには打って付けの場所。道は枝分かれしてお

世界遺産「コインブラ」

コインブラは1139年~1255年の間ポルトガルの首都として機能していた時期があり、その後の1290年にコインブラ大学が設立されたことにより、ポルトガルの文化的な中心都市となりました。 ■世界遺産「コインブラ大学」 コインブラ大学は、コインブラを代表する観光スポットです。ここを目的にコインブラを訪れる人も多いほど。13世紀に設立されたポルトガル屈指の名門国立大学で、ヨーロッパだけでなく世界最古の大学として知られています。 ■ジョアン5世図書館世界遺産コインブラ大学で、特に

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院

■黄金のマリア像が海と町を見守る鐘楼「ノートルダム大聖堂」 標高150メートルの白い石灰質の丘の上に聳える「ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂」は、このマルセイユを代表する観光の目玉の一つ。陽光溢れる市内のどこからも、また、海の上からもその堂々たる姿を仰ぎ見られるシンボル的存在です。 聖堂の南側正面には、巨大な四角柱の形をした高さ41メートルの鐘楼があります。その上に高さ12.5メートルの塔があり、これを土台として、高さ11.2メートルの巨大な黄金の聖母子像が据

世界遺産「トマールの修道院」

■ポルトガルの世界遺産「トマールのキリスト教修道院」 トマールのキリスト教修道院の特徴はマヌエル様式やロマネスク様式、ルネサンス様式など様々な様式が採用されていることです。 12世紀にテンプル騎士団によって建設されました。14世紀にテンプル騎士団に対して解散命令が出た後、ポルトガルに存在したテンプル騎士団は、キリスト騎士団へと改編され彼らが管轄することとなった。 修道院は小山の上に位置しており、トマールの街を歩いていると城壁がよく見えます。駅から修道院までは徒歩20分ほど

「王妃の村」ポルトガルのオビドス

■「中世の箱庭」オビドス オビドスは、ポルトガルの七不思議のひとつで「谷間の真珠」とも称される、古い街並みを残す、城壁に囲まれた美しい村です。 ■オビドスの入口にある水道橋 ジョアン3世の妃、カタリーナ王妃が町に水をひくために建設された水道橋。バス停からすぐ見ることができます。全長は3Kmあり、とても大きくきれいに残った水道橋です。 ■オビドスの入口ポルタ・ダ・ヴィラ門 この門をくぐると,別の世界に来たかのように感じます。ここからは中世の街並みになります。 ■サンジョア

世界遺産「バターリャの修道院」

■ポルトガルの世界遺産「バターリャのキリスト教修道院」 リスボンから北に120km、ポルトガル語で「戦い」の意味を持つバターリャ(英語のバトル)。街の中心には、ジョアン1世が1385年のアルジュバロータの戦いで、カスティーリャ王国軍を破った事を聖母マリアに感謝する為に建設された、バターリャ修道院があります。ゴシック・マヌエル様式の傑作として世界遺産に登録されているのに、何故か未完の部分が。 ■ヌーノ・アルヴァレス・ペレイラの騎馬像 バターリャ修道院のある広場で、まず最初に

ポルトガルのリゾート地「ナザレ」

ナザレは、魅力的な2つの地区があります。 一つは海沿いのぺスカドーレ地区で、頭にスカーフを巻いたナザレ独特の衣装に身を包ん人々見ることができ、もう一つのシティオ地区は山の上にあり、ここの急な坂道をケーブルカーで登ると海岸線沿いには、オレンジの屋根と白い壁が際立つナザレの街並みが一望できます。 ■ナザレのペスカドーレス地区 ナザレビーチ 温暖な気候と自然が美しいナザレビーチには、ポルトガルで最も古い漁業の伝統が息づいています。 ソウザ オリベイラ広場 ナザレビーチの向かい

世界遺産「ポルト」

■ポルトガル第2の都市世界遺産の「ポルト」 ポルトガル第二の都市ポルト。ポートワインの積出港として知られています。ローマ時代にはポルトゥス・カレ(カレの港)と呼ばれ貿易で栄え、ポルトガルの国名の由来にもなりました。 ■ポルトの歴史地区の夜景 ポルトの旧市街地は、1996年、「ポルト歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されています。歴史地区の建築群は、エンリケ航海王子が道を開き、大航海の成功がもたらした莫大な富のあかしです。 ■リベイラ地区(Cais da Ribeir

世界遺産「ポンペイの遺跡」

■古代ローマの世界遺産「ポンペイの遺跡」 ポンペイが遺跡となったのは79年8月24日のこと。ヴェスヴィオ火山が突如噴火し、街を完全に飲み込んでしまいます。これにより、ポンペイは完全に地中に埋もれてしまいました。 火山灰が街を隙間なく覆い尽くしたことで壁画や美術品の劣化が最小限に食い止められ、結果として街は非常によい保存状態のまま保たれることになりました。 ■チケット売り場&お土産屋 ■マリーナ門 当時はこの門から500mほどの位置に海があったため、「海に続く門」の意味

ローマの「トレビの泉」

■ローマの定番観光スポット「トレビの泉」 ローマの噴水の中でもトレヴィの泉は、映画「ローマの休日」や映画「甘い生活」などでも象徴的に描かれた、定番中の定番観光スポットです。 ■コインの願い 後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶う、という言い伝えがあることでも有名。泉に背を向けて、右手にコインを持ち、左肩越しに投げるというルールです。しかし、コイン投げの由来は不明で、誰が始めたのかも分からないそうです。 ■トレビの泉の彫刻像中央に鎮座するのは、水を司るネプトゥーヌス

世界遺産「フィレンツエ」

■ルネサンスの原点の街世界遺産の「フィレンツエ」 フィレンツェはイタリアのトスカーナ州の州都であり、ルネサンス時代の数多くの傑作と建築で知られています。その代表的な観光スポットのひとつが、ブルネレスキの設計によるテラコッタ タイル張りのドームと、ジョットの鐘楼で有名なドゥオーモ(大聖堂)です。 ■サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂 この大聖堂は巨大なドームが特徴でルネサンス建築を代表する建物です。 キリスト教カトリックの教会で、花の(聖母)マリアの意味が込められており、