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全農グループ広報誌、はじめました。

こんにちは。全農広報部のTです。
新年度ですね!…と思っていたら、いつの間にかもう6月!?!
あっという間の2022年前半戦、皆さんはどう過ごされましたか?

全農広報部では、ここ数か月「グループ広報誌」をつくっていました

今日はその話をさせてください。

一番には全農グループで働く仲間のみなさんにお話しする気持ちでいますが、
企業で人事や広報を担当されている方にも(僭越ながら)お役に立つかも、と思いこの記事を公開します。

グループ広報誌、とは。

(※グループ社内報のイメージがわく方は読み飛ばしてください)
「社内報」は、一般的に企業が働いている人たちに対して発行しているものです。
社員同士のつながりを強くしたり、社の方針を伝えたりするために発行しています。
最近は、会社のことを知ってもらったり、好きになってもらったりする目的で、社内報を公開する企業さんもあります。
 
そして、その社内報を、グループ会社も含めた全体で作るのが「グループ社内報」です。
 
今回、私たちは「全農グループ広報誌」をつくることにしました。
(※全農グループでは子会社は「株式会社」ですが全農は「協同組合」で「会社」ではないので、お名前は「グループ広報誌」としています。位置付けは一般的な「グループ社内報」と同じです)

きっかけ

グループ広報誌をつくる、といっても、簡単にできるわけではありません(このあたりは、創作物・制作物に関わる方なら、首を縦にぶんぶん振ってくださると信じています)。
かといって、労力をかけて無駄な発行物を出すのは、リソースの無駄遣いです。
 
そんな中で、グループ広報誌を作ろうと思い始めたのは、強烈な課題感があったからでした。
 
その課題感とは、

①   エンゲージメント(組織に対する愛着心)を底上げしたい!
②   働いている人が、働いている組織のことにもっと関心をもってほしい!
③   グループの他の組織・会社のことをもっとよく知ってほしい!

の3点でした。

全農グループは、食と農と地域の暮らしに関わる組織です。実はグループとしては、2万7000人以上の人が働いています(筆者もその一人です)。
全農グループは、ざっくりいうと生産者さんが作った農畜産物を流通させる仕事と、飼料・資材や燃料など生産者さんが必要とするものを供給する仕事、そして地域の暮らしに必要なインフラ(ガソリンスタンドだったり生活用品を買う店舗だったり)の運営をしています。
 
農畜産物を流通させる方の仕事は、米、麦、野菜・果物、お肉、牛乳、卵…といった品目ごと、あるいは輸送、加工、販売といった流通段階ごとに分けられています。
また、資材を供給する仕事も、肥料、農薬、包装資材、燃料…といった種類ごとに分けられています。地域の暮らしに必要なインフラのお仕事もエネルギー関係や店舗関係など様々です。そして、農業は土地を基盤にした産業なので、地域ごとにそのお仕事があります。
 
例えば、あなたが今日食べたお米、カフェオレの牛乳、サンドイッチのレタス、スーパーで手に取った豚肉。
こうした食材たちの大部分が、生産され、運ばれ、販売されるまでのどこかに全農グループが関わっているはずです。
(逆に、筆者の生活も他のたくさんの働く方々に支えられているんですよね。まさに、世界は誰かの仕事でできているってやつ!)
 
そんな、大事な仕事をしているのに、働いているみんなには、その実感がない。
その仕事が、どこかの誰かに感謝されていることが、見えない。(これはどんな企業さんでもそうかもしれませんが)
細分化された業務のなかで、自分の仕事がどのように社会の役に立っているのか、感謝されているのか見えづらい。

「あなたが、あなたの仕事が、大切です。」

そんなメッセージを、どうにかして、働いている人に届けたい、というのがこの広報誌の大きな一番の目的です。
 
そしてついでに。
別のグループ会社の仕事、隣の県の仲間、上のフロアの人の仕事、隣の課の人の仕事すら、よく知らないのです。
でも、それで仕事が回ったのは昔の話。
今は、品目ごととか流通の段階ごととか、そんな枠組みの中だけで仕事をしていていい時代じゃないと思うんです。品目同士、領域同士がチームとなって、取り組む。
専門的に深く仕事をすることとのトレードオフですが、その横の繋がりがないと、チームなんて組みようがない!
だから、まずはこの広報誌をきっかけに、(広報誌ひとつで解決されるわけではないですが)、横のことを知る、横と繋がることも始まってほしいなと考えています。

どんな広報誌?

こんな広報誌です!
その名も「Minorinote」 
 
全農グループで働く一人ひとりの想いや情熱、挑戦が大きな果実として“みのり”、日本の食と農と地域を明るく豊かにしていく様子を“記録(note)”していきたい。
そんな願いを込めました。
 
中を少しチラ見せします!

「和牛が食卓に届くまで」

日本が誇る食材「和牛」の生産から加工、流通の全ての工程にはJAグループ・全農グループが大きく関わっていることを、皆さんご存じでしたか?
今回は、和牛がお肉になるまでの道のりを紹介するとともに、そこに携わる全農グループの和牛のスペシャリスト6人にインタビュー。
和牛の基礎知識から少しマニアックな話まで。興味深い話が盛りだくさんです!
(特に和牛が食卓に届くまでのイラストは知らない事も多くて面白いです!)

「和牛が食卓に届くまで」はこちらでご覧いただけます。
https://note.com/zennoh_pr/n/n596edab1e214

「潜入!若手社員のランチミーティング」

「手づくりのお弁当を持ってくる若手社員が最近増えている…」と噂の全農パールライス株式会社。今回はそんな全農パールライスを訪ね、若手社員のランチに潜入しました。 お弁当の中身はもちろん、会社の雰囲気や今後の目標など、若手社員ならではのフレッシュなトークに注目。
また全農パールライスならではのお米をおいしく炊くコツなどのお米に関する豆知識も必見です!

こうしたコンテンツを通じて、グループ全体のことを知って、関心をもって、愛着をもってもらえるように、我々、全農広報部も頑張ります。
 
というわけで、全農グループの仲間のみなさん、読んでみてね!
 
そしてこのnoteをよんでくださった皆さんも、ぜひ読んでくださいね!!
 

全農グループ広報誌「Minorinote」


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