焼きおにぎりを、全面的にカリカリにしたい
こんにちは。全農広報部note編集部のFです。
この数年、私は混ぜご飯に傾倒していたのですが、ブームが私の中で一息つきまして、なにかご飯もののレパートリーを増やしたいなーと感じていました。そこで、目を付けたのが焼きおにぎりです。
「焼きおにぎりなんて何を今さらポピュラーなものを」と思われそうですが、私の人生は焼きおにぎりにあまりご縁がありませんでした。子どもの頃、おにぎりといえば、白米と具を握った「ザ・おにぎり」なおにぎりが常でした(「ザ・おにぎり」なおにぎりも、もちろん好きですが)。
焼きおにぎりは冷凍食品でもたくさんおいしい商品がありますね。しかし、実家には電子レンジが無かった(!!)ので、冷凍焼きおにぎりもほとんど食べたことがありませんでした。焼きおにぎりという存在を認識する機会に乏しかったのです。
でも、最近いろいろバズっているではないですか。焼きおにぎりのレシピ。
私は、自他ともに認めるツイ廃なので、嫌でも(嫌ではないですが)目に入るわけです。魅力的な焼きおにぎりの写真たちが。
そして、焼きおにぎりについて完全初心者の私は、ネットで検索するわけです。
「焼きおにぎり 作り方」 検索(ポチッ)
そう調べていくうちに、味付けはさておき(みそ系もしょうゆ系もだいたいおいしそう)、焼き方の流派が3つあることを知りました。
「フライパン」「焼き網or魚焼きグリル」「トースター」の3種類です。
というわけで、どの焼き方がおいしいのか、試してみました。
まずは白米をおいしく炊き(←これ重要)、しょうゆとごま油を混ぜて味付きのおにぎりを作りました。本格的な焼きおにぎりは焼きながらしょうゆを塗ったりしますが、我が家には刷毛がないので、味付きご飯を焼く方式にしました。
握った味付きおにぎりをそれぞれの方法で焼いてみました。
まずはフライパン
<焼く作業>
ひっくり返す時、焼けていない面のコメがトングや箸にくっついてしまいます。くっつくだけならまだしも、くっつきをきっかけにおにぎりが崩壊しそうになり、ひっくり返すのが難儀でした。
<食感>
側面があんまり焼けていない…。全体的にカリカリしていたらもっといいのに!
つぎは、グリル
<焼く作業>
火に面している面だけではなく、側面もカリっとしているので、ひっくり返すのが楽。
<食感>
全体的にかりっとしているし、香ばしい!!
最後に、トースター
<焼く作業>
我が家のトースターの問題かもしれませんが、焼けるまで時間がかかり、サーモスタットが発動されてしまいました。継続して焼けないのがイマイチ(おそらく、出力の高いトースターなら大丈夫だと思います)。
<食感>
グリルと同じように、全体的にカリっとしました。香ばしさはグリルの方が上か?
というわけで、私的にいちばんおいしい焼き方は魚焼きグリルでした。
・・・・・・でも
やっぱり手軽にフライパンで焼きたい。
非常に面倒くさがり屋な私は、どうしても思ってしまうのです。
「魚焼きグリルって片付けが面倒…あの味をフライパンでできないものか」と。
魚焼きグリルで焼いたおにぎりの、おいしさの要因を思い返してみると、いちばんは全体がカリカリしていることでした。カリカリ食べたい。カリカリ。
例えばメロンパンのカリカリ。メロンパンの皮だけという商品も出るほどに、人々を魅了しています。
そう。焼きおにぎりも、もっとカリカリしたい。
そして、どうせなら、ひっくり返すのが難儀というフライパンの難点も克服したい。
これを克服しつつ、フライパンで焼くには…?
おにぎりが多面体であることが、全面的カリカリ状態を阻んでいるのでは??
てことは面の数を減らせばいい…???
てことは…円筒!?
てことは、俵型のおにぎりがいいのでは!?!?
てことで試してみました。
俵型に握って、転がしながら焼いてみたら…
崩れなくて楽~。
そして焼き上がりは、全面的にカリカリ!
おまけ
ついでにアレンジ焼きおにぎりも俵型で試してみました。
●なめ茸
炊いたご飯になめ茸を混ぜて焼きました。飲みのシメに食べたい。
●チーズイン
しょうゆとコショウで味付けたご飯にチーズを入れて焼きました。小腹が空いたときに。
●スープ掛け
焼きおにぎりに卵スープをかけていただきました。ネギだくがあいます!
というわけで、俵型の焼きおにぎりもどうでしょう~?というご提案でした。よかったら試してみてくださいね。