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華やかなのに失敗知らずな「混ぜご飯」、作りませんか?

こんにちは。JA全農広報部 note編集部員のFです。突然ですが、みなさんは「混ぜご飯」を食べますか?え?あんまり食べない?そもそも聞き慣れないでしょうか?私は、少なくとも週に1回は食べています。「いやいや、やっぱり白いご飯でしょ」なんて声が聞こえてきそうですが、それは混ぜご飯の素晴らしさにまだ出会ってないだけかも。今回は「混ぜご飯、ちょっといいかも?」と感じていただけたらうれしいな、と思い筆を取りました。

炊き込みご飯と似たようなもん?いいえ、違います!

まず声を大にしてお伝えしたいのは、混ぜご飯は「炊き込みご飯」とは似て非なる食べ物ということです。混ぜご飯は、炊いたご飯に(調理した)具を混ぜて作ります。例えば、下の写真のような大根の葉っぱを炒めて混ぜ込んだご飯。

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一方で、炊き込みご飯は具とお米を一緒に炊きます。具をごはんと一緒にするタイミングが違うだけなのですが、そのちょっとの違いが混ぜご飯を素晴らしい食べ物にしているのです(注:炊き込みご飯も大好きです)!

混ぜご飯のいいところ

ここからは、皆さんを混ぜご飯の世界に誘うべく、混ぜご飯のいいところを5つ紹介していきます。

1. 見た目にテンションが上がる
何といってもそのテンションがあがる華やかな見た目!もちろん白いご飯もすてきです。でも、そこに野菜やお肉、調味料が合わさったとき、その見た目がガラリと変わるので特別感があります。

2. 野菜やお肉とご飯を一口で
混ぜご飯は、ご飯とおかずを一緒に食べているようなもの。おかずを数多く用意しなくても満足できるので、使う食器が少なく洗い物が減るなんていうメリットもあります。

ここまでは炊き込みご飯と共通する特長でした。しかし、混ぜご飯にしかない利点もあります。

3. 水加減に悩まない
炊き込みご飯は、特に水分の多い具材を使う場合、その水分量を考慮して炊飯時の水量を加減する必要があります。何回も作ったことがあれば経験則でわかるかもしれませんが、初めて作るレシピではその調整が難しいものです。でも混ぜご飯なら、いつもの通り白米を炊くだけ。水加減に悩むことはありません。

4. 味見ができる
炊き込みご飯は炊けるまで味見ができません。でも混ぜご飯なら、その具を作るときに味見できるので調整が簡単です。その日の気分や一緒に食べるおかずによって細かに調整できます。

5. お米を炊き始めてからメニューを思案できる
実は、これが隠れたイチオシポイント。とりあえずお米を研いで炊飯スイッチを入れてから、冷蔵庫の中身を見て「何を作ろう?」と思案できるので、そんなに計画性が要りません。

混ぜご飯で気を付けるところ

ありません。
強いて言えば、おいしすぎるので食べすぎに注意なことと、混ぜご飯がしっかりめの味付けの場合は、塩分を摂取し過ぎないようにおかずを薄味にすることくらいです。いかがですか?華やかなのに失敗知らずな混ぜご飯、食べたくなってきませんか…?

私の好きな混ぜご飯3選

ここからは「食べたくなってきた!」という方に向けて、私が愛する混ぜご飯の中でも、特に好きな混ぜご飯3選をご紹介します。

1. アスパラベーコンご飯

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アスパラとベーコンを炒めて、ご飯に混ぜるだけで完成です。アスパラの味わいとベーコンのうま味がごはんと一緒に食べられる幸せ(Twitterでも紹介しています)!

2. 大根やにんじんの葉っぱ+油揚げ

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大根やにんじんの葉っぱと油揚げを細かく刻んで炒め、お好みでしょうゆやめんつゆで味付けしてご飯と混ぜます。しみじみおいしいです(Twitterでも紹介しています)。

3. カレーそぼろ

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ひき肉を炒めて、塩、カレー粉で味付けしたらご飯に混ぜるだけ。カレーの香りが食欲をそそります(Twitterでも紹介しています)。

余ったらおにぎりにして冷凍

ご飯も具も毎度1食分だけを作るのは面倒です。混ぜご飯は、ご飯と同様に冷凍保存できますので、食べきれない分は粗熱をとって冷凍庫へ。おにぎり型にしておくと、電子レンジで加熱しておにぎりとして食べられるので朝ごはんや軽食にも便利です。

みなさんも混ぜご飯をぜひ!

というわけでみなさんも、華やかなのに失敗知らずな「混ぜご飯」、ぜひ作ってみませんか?