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永井豪が描く手塚治虫の問題作「ばるぼら」やっぱりこうなる…・

今回は映画「ばるぼら」公開記念
永井豪が描く「ばるぼら」こちらをご紹介いたします。

なんと11月10日発売の「ビッグコミック」に「デビルマン」「マジンガーZ」などでおなじみの永井豪先生が描く
手塚先生の「ばるぼら」の特別読み切りが掲載されております。

うおーすごい!

これはもち即買いですね


ばるぼらがどんな作品なのか
ばるぼらの映画がどんな作品なのかはこちらでご確認ください。

さぁこちらのビックコミック
漫画のほかに主演の稲垣吾郎さんと二階堂ふみさんのインタヴュー記事
そして手塚眞監督のコメント
そして永井豪先生のコメントも収録されております。

こちらは後でちょっとだけ紹介しましょう。


さてメインは永井豪先生が描く「ばるぼら」ですが
これはもうねすごいですよ。

ページめくるといきなりですからね。いきなり。

いきなり「おぱーい」が飛び出していますから(笑)
さすがハレンチ学園ですね。

…というかマンガの半分以上裸体なんじゃないですかね。
ばるぼらが服を着ている描写がほとんどない。

小股おっぴろげてもうとんでもないことになっています。


だけどね、原作に忠実なんですよ。リスペクトが感じられるんですよね。
もちろん読み切りなんですべてが描かれているわけではないんですけど
しっかり「ばるぼら」とは何たるかを表現しているし手塚愛も感じられる。
しかも永井豪節!

これは素晴らしい短編になっています。
ぜひご一読ください


手塚眞監督のコメントをご紹介しておきます。
こちらはオフィシャルサイトからの抜粋になるのですが
眞監督は
なぜ『ばるぼら』だったのかという問いに対して

「今は「エロティックなものをつくりたい」という気持ちもあったんです。」と語っておられます。

そして
手塚先生は女性を描くのが苦手なんて言われることもあるようですがという質問に対して…

「実はそれ、父が自分で言っているだけなんですよ。僕はそうは思いません。もともと手塚ファンだった漫画家の先生たちは「やっぱり手塚治虫といえばエロだ」って、口をそろえておっしゃいます。」

と語っておられるんです。
そうなんです。まさにそうなんですよね。

エロいんですよ。基本的に手塚漫画ってエロスなんですよね。
そもそも、手塚漫画自体が女性的なんですよ
男性が消費する刺激的なエロじゃなくて
女性的な母性をもったエロ


まぁ上手く表現できないんですけど神秘的なエロさがあるというわけです
ここをぜひ原作と映画をみて感じ取って欲しいと思いますね。

あわせて、映画を鑑賞した著名人によるコメントも公開されております。

俳優であり大の手塚ファンである竹中直人さんは
「まさかあの『ばるぼら』が映画になるなんて!! 
原作の大ファンだったぼくは恐る恐る作品を見つめた……いた……あの『ばるぼら』がスクリーンに。確かにいた……」


驚きのコメントを残しております。


続いてお笑いコンビ「キャイ~ン」

天野さんは
「キレイな稲垣吾郎もいいけど汚れた稲垣吾郎はもっといいねぇ」
とコメント

ウドさんは
「『ばるぼら』それは魔法の言葉にも感じる。依存することで、救われもするが、壊れてもいく。人間ほどスリリングな生き物はいない」

と、それぞれコメントをされております。

なんでキャイーンのお二人だったのかは分かりませんけど(笑)


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