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夕凪禅次郎 楽曲集

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青い月

夕凪禅次郎

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青い月
     作詞・作曲 夕凪禅次郎

見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の帰り道
最終のバスまでまだあるから
もう少しだけ僕の恋人でいてほしい
例えば明日の夢は語れないけれど
昨日君と見た星の話はできるから
見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の別れ道


おびえてた こんな時が来るのを
だからいつでも僕は 君を確かめていた
例えば何気ない普通の会話でよかった

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青い月

夕凪禅次郎

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青い月
     作詞・作曲 夕凪禅次郎

見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の帰り道
最終のバスまでまだあるから
もう少しだけ僕の恋人でいてほしい
例えば明日の夢は話せないけれど
昨日君と見た星の話はできるから
見上げれば空の彼方に青い
月が滲んで見えた 寒い春の別れ道

おびえてた こんな時が来るのを
だからいつでも僕は 君を確かめていた
例えば何気ない普通の会話でよかった

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涙が渇くまで
          作詞 作曲 夕凪禅次郎

夕焼け空の 国道沿い、ドライブイン、懐かしいメロディ
俺はポケットのコイン ひとつふたつ、放り込んで販売機のコーヒー
風が吹くたび髪をなびかせた その娘の目はなぜか潤んでいた

ひとり旅なら俺と行かないか、夜は長くて寂しくて
このまま星が瞬くまで このまま涙が渇くまで


どこまで行くのかなんて 先の事はどうでもいい、ただ時を重ね
忘れた

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※試聴版です。オリジナル版(05:44)は購入後に視聴できます。

1937-横浜の夏
            作詞・作曲 夕凪禅次郎

雨のしたたる午後 オデオン座の前で 
洋画好きの君と待ち合わせた春の日
映画の後はいつも野毛の千草に行って 
珈琲の香りとジャズにつつまれていた

あの頃のふたりは未来を夢見ていた 
違う歴史を持ったボクたちだとしても

ささやかな幸せを誰もが信じていた 
そんな時代だった昭和初期の秋の日
煉瓦の並木道 君の祖国の字 
ここで生

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塞がる

夕凪禅次郎

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※試聴版です。オリジナル版(03:35)は購入後に視聴できます。

塞がる
作詞・作曲 夕凪禅次郎

夜の首都高速 ぼくらは何も話さないで怯えた
近頃この国じゃ 平和を絞った血で買うと決まった
誇りだとか豊かさとか 子供たちのためとか
だってそれはおんなじだろう
何がそんなに欲しいと言うの焼けただれた街が重なって
ああ 塞がる

やがて太陽は昇った 代官町で降りラジオの
朝のニュースショー

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少女

夕凪禅次郎

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※試聴版です。オリジナル版(06:35)は購入後に視聴できます。

少女
           作詞・作曲 夕凪禅次郎

幼い時に亡くした父の温もりより
優しいあなたに抱いた 淡い恋心
愛してなんて望まないけど
少しそばにいさせて
時々でも構わないから
泣ける場所を下さい

あなたに聞いてほしいことがあるのです
いけない娘だけれど 聞いてくれますか
友達には叱られたけど
少しそばにいさせて
そしてつらいことがあったら
泣ける場所を下さい

ああ どうしてなの
あな

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Ichiko

夕凪禅次郎

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※試聴版です。オリジナル版(03:50)は購入後に視聴できます。

ICHIKO
     作詞・作曲 夕凪禅次郎

星の降るような田舎町 
ひとり旅です行くあてなど
気分次第の旅なのです 
缶のビールが喉に沁みてます
あなた好みの女になると 
若気の至りと気が付いたのは
もう一本空ける頃宿の窓から風が流れ
ほんのちょっとだけ黄昏ています
星の降るような田舎町 
ひとり旅です行くあてなど
気分次第の旅なのです 
缶のビールが喉に沁みてます

潮の香りの港町 

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うたたね

夕凪禅次郎

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※試聴版です。オリジナル版(05:00)は購入後に視聴できます。

うたたね
     作詞・作曲 夕凪禅次郎

あなたの隣で寝ていました ベッドに頬をうずめながら
あの頃の夢を見ていました 夕暮れの海をあなたと見た
今はこの場所を動けなくて それでも私は幸せだわ
生きて下さい命ある限り 私がうたたね出来るように

あなたを支えて生きてゆくと けれどもそれは違っていた
どうやら私が支えられて 今まで歩いて来たみたい
たとえ抱きしめる力もなく それでもあなたの目は優

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※試聴版です。オリジナル版(05:23)は購入後に視聴できます。

心深く ~相模の寝姿観音~
     作詞 秋本敦子 補作詞 夕凪禅次郎
     作曲 夕凪禅次郎

風が吹く 湖に 月を揺らした漣に
ぼくはまたここに来た あの日と同じ秋の宵
観音の 寝姿ここに うるわしく
相模の山に御身横たえ

雪景色、冬日向、誰が作りし雪うさぎ
 銀色の山々を なぞる指先凍えてた
真綿色  いのち育み 春を待つ
母を思わす 相模の山よ

春の陽が隠れ

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※試聴版です。オリジナル版(03:31)は購入後に視聴できます。

だんごのたかの
作詞・作曲 夕凪禅次郎

卒業式の帰り道 思い出話にはなが咲き
いつまでたっても友達だよって あれから一度も会ってない
雑談後のだんごはいつもタカノの団子に決めてます
団子のタカノに寄って行こう

たとえば私が恋をして 夢見る乙女になっちゃって
手相にタロット、四柱推命 占い通いも楽じゃない
相談後のだんごはいつもタカノの団子に決めてます
団子のタカノ

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※試聴版です。オリジナル版(03:59)は購入後に視聴できます。

旅でもしよう
     作詞・作曲 夕凪禅次郎


何の根拠でやればできると 
あんた人に言うのか知らないけど
勝ちがあるなら負けもあるって
遠い昔から決まっていたこと
無責任な言葉はもう言わないでくれ
大器晩成、そんな奴だって
この世の中にゃいるこたいるけど
それを信じて人生丸ごと
棒に振るのはまっぴらごめんだ
買いかぶるのはやめて
もうあきらめてくれ
それより旅でもしようぜ
その日暮らしでも楽

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※試聴版です。オリジナル版(06:15)は購入後に視聴できます。

しょんべん横丁
    作詞・作曲 夕凪禅次郎

新宿駅を降りて
俺はひとり歩いた
ファッション雑誌を抜け出たような
若者たちと行き交う
そしてすぐその横に
段ボールにくるまった
歳はたぶん俺の親ほど 
昭和を支えた世代
豊かなのか貧しいのか 
俺はふと立ち止まり
何ができる、俺に何が 
答えは雑踏の中

夕べテレビのニュースで 
遠い国の子供が
訳も知らされず殺されてた 
それはドラマではない

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※試聴版です。オリジナル版(03:25)は購入後に視聴できます。

けっきょく俺は
     作詞・作曲 夕凪禅次郎

昨日の夜にクラクションで 
俺はベッドを飛び降りた
誰も来るあてなどないし 
あの娘はとうに逃げてった
何をするのも何をするのもひとり
荻窪駅を出て2分フォーク酒場の落陽で
ギター鳴らしてがなったら 
拍手もらって家路につく
どこにいたってどこにいたってひとり
ネオンばかりが俺にまとわりついて
東京の街はやけにあきあきした

中途半端な生き方は

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