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『ワン・シング』- マインドフルネス警察の日報

【読書】『ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果』vol.2

やることが多すぎて、結局自分は何がしたいのだろう。

「なんでもやろうすること」は組織の中にいると褒められることがあります。

ぼくが所属していた組織も「なんでも挑戦すること=善」という環境で、真に受けたぼくもありとあらゆることに手を出していました。

しかし手をつけた全てに関して、残ったものは「そこそこの結果」でした。

やることが多く忙しい日々を送る中で、結局自分は何をしたいのかを問い直した時に見つけたのが『ワン・シング』という本です。

この本では、何かに一点集中して取り組むことが大成功の秘訣であることが説明されており、本から学んだ重要箇所を、毎日少しだけ抜き書きしていきます。

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業績をあげたいなら、足し算ではなく引き算が必要。多くのことをそこそこやるよりも、少数のことを効果的にやらなければいけない。

ドミノ倒しはより大きいものを倒すことができる。ドミノは、前のドミノよりも1.5倍ほど大きい次のドミノを倒すことが可能。

最初に5cmのドミノを用意し、それから1.5倍ずつ前のドミノよりも大きいドミノを用意すると、10番目のドミノは2メートルを超える高さになり、31番目のドミノはエベレスト山よりも高くなり、57番目のドミノは月にまで到達する。

このドミノと同じように、もっとも重要なことをに全エネルギーを注げば、目覚ましい成果を手に入れることができる。

ドミノを倒すの簡単。1列に並べて一つ目を倒すだけ。しかし現実は複雑。大きな成果を収める人にはそれがよくわかっている。だから日々、優先事項を並べ替え、先頭のドミノを見極め、それが倒れるまで強打する。

つまり、まずは適切なことをし、次の適切なことをすることが大切。カギは「時間をかける」こと。成功は積み重ねによって築かれる。一度にするのは一つのことだけ。

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明日も引き続き、本からの学びを紹介していきます。

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 【瞑想】『マインドフルネスストレス低減法』からの学び(箇条書き)

自分の恐怖や痛みを自覚し、同時に自分の奥深くにある「何か」と結びつくことによって、安定と力を得る方法を学ばなければいけない。

「何か」とは、恐怖や痛みを見抜くことでこれらを超越し、ありのままの状態の中で安らぎと希望を見出す洞察力のこと。

瞑想とは、自分がすでにいるこの場で、この瞬間を精いっぱい生きること。

瞬間瞬間に意識を集中し、私たちに与えられているのは「今」という瞬間だけだということがわかれば、意識も洞察力も、そして健康も、自然に充実していく。

3分瞑想のやり方

瞑想に興味があるけど、瞑想のやり方が分からなくて始めれないならば3分瞑想がオススメ。

3分だけなので、すぐに始めることができます。

【3分間瞑想のやり方】
・3分だけでいい
・座ったまま
・目を閉じて
・力を抜く
・背筋を伸ばす
・呼吸は自然に任せる
・どんなふうに感じているかを感じる
・呼吸を観察する(呼吸に注意を集中する)

瞑想は、意識的に心や体を観察して、今という瞬間から次の瞬間に向けて体験したことを、あるがままのものとして受け入れるプロセスです。

マインドフルネス瞑想の本を読むまでは、瞑想とは何か特別なものを感じることだと思っていたのでとても新鮮でした。

食べる瞑想のやり方

3分瞑想に興味がわかなければ「食べる瞑想」というものがあります。

これは言葉どおり、食べることを通じて意識を集中する方法を学ぶもの。

瞬間瞬間を体験しながら食べることによって、今まで何となく食べていたものでも思わぬ発見があります。

また食べる瞑想は、瞑想が「何か普通ではないもの」や「神秘的なもの」という誤解を解くのにも使われるトレーニングです。

「3分瞑想」と同じく「食べる瞑想」も時間がかからないので是非試してみてくださいね。

【食べる瞑想のやり方】
 ・3粒のレーズンを用意する(アーモンドなどでもOK)
 ・レーズンを初めて見るようなつもりで観察する
 ・指でつまんだ感触、色や表面の状態に注意をはらう
 ・そこでわきあがる思いに気がつく(好きとか嫌いな思いや、感じなど)
 ・しばらくレーズンの匂いを嗅ぐ
 ・口にはこぶために、腕が手を持ち上げるのを意識する
 ・心と体が食べ物を予期して、唾液をだすのを意識し、唇にレーズンをのせる
 ・そのまま口にいれて、1粒のレーズンの本当の味をたしかめながら、ゆっくりとかみしめる
 ・十分にかんだら、飲みくだすときの感触を確かめながら飲みこむ
 ・自分の体がレーズン1粒分おもくなったような気がするか確認

参考図書『マインドフルネスストレス低減法』

ぼくが毎日少しずつ読み進め、瞑想のガイドとして使っているのが『マインドフルネスストレス低減法』です。

ぼくがこの本を使う理由は以下の3つ。

・著者のJ.ジョンカバットジンがMasterClassで講師を務めている。
(MasterClassは世界レベルの著名人が講師を務める、アメリカの有料オンラインクラス)

・メンタリストDaiGoさんもオススメしていた本。

・妻がすでに持っており大絶賛している。
(つまり家にあったので、買わなくても良かったわけです。)

普通の本と比べると本書は390pと大著ですが、毎日少しずつ読み進めて確実に自分のものにしたいと思います。

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3分瞑想の感想

本日も3分瞑想を行いました。

瞑想では努力するということ自体が目的である。

そして、マインドフルネス瞑想は目覚めているすべての瞬間を意識的に過ごすためのもの、ということを昨日学びました。

瞬間瞬間を意識するということがとても大切。

今日は鼻の詰まりが強く、多くの意識をそちらに向けられましたが、おおむね「今」という瞬間と「呼吸の観察」に集中できたかと。

瞑想を毎日繰り返し、瞑想を行っていない時でも注意をはらうようになっていけるようにしたいと思います。

明日も焦らずコツコツと瞑想を続けていきます。

それでは。


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