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パルム・ドール全部みる

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カンヌ国際映画祭の最高賞パルム・ドールの受賞作品の論評です。
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#映画

デヴィッド・リンチ監督『ワイルド・アット・ハート』変人だらけのロードムービー

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 デ…

ボブ・フォッシー監督『オール・ザット・ジャズ』めくるめく自伝的名作

<作品情報> <作品評価> 60点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 自…

衣笠貞之助監督『地獄門』色彩豊かな時代劇

<作品情報> <作品評価> 55点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> おいしい水 一…

黒澤明監督『影武者』アメリカでも評判を呼んだ戦国巨編

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> おいしい水 う…

ジュスティーヌ・トリエ監督『落下の解剖学』作家は夫を殺したか?

<作品情報> <作品評価> 75点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 いやー、…

エミール・クリトリッツァ監督『パパは、出張中!』ダークな社会風刺劇

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 主人公の…

ローラン・カンテ監督『パリ20区、僕たちのクラス』フランスのリアルな教育現場

<作品情報> <作品評価> 50点(100点満点) オススメ度 ★★☆☆☆ <短評> 上村 まるでドキュメンタリーのように自然で緊張感があります。アメリカ以上に人種の坩堝であるフランスという国を象徴する作品と言えるでしょう。 職員会議にクラス代表として生徒が参加していたり、先生同士が激しく議論するというようなのはさすが民主国家フランスだなという感じです。 ただそれが必ずしもいい方向に行くとは限らないんですよね。それは後半の展開で明白でしょう。 あとフランス語をやって

リューベン・オストルンド監督『逆転のトライアングル』容赦ない地獄絵図

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 前半はす…

ヴィム・ヴェンダース監督『パリ、テキサス』至高のロード・ムービー

<作品情報> <作品評価> 80点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 非常に不…

フォルカー・シュレンドルフ監督『ブリキの太鼓』子供から見た世界の残酷さ

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆ <短評> 上村 普通に子…

是枝裕和監督『万引き家族』是枝映画の最高到達点

<作品情報> <作品評価> 95点(100点満点) オススメ度 ★★★★★ <短評> 上村 素晴らし…

フランシス・フォード・コッポラ監督『カンバセーション…盗聴…』盗聴をテーマにした…

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 素晴らし…

クエンティン・タランティーノ監督『パルプ・フィクション』行先不明のクライムドラマ

<作品情報> <作品評価> 85点(100点満点) オススメ度 ★★★★☆ <短評> 上村 全てが作…

マイク・リー監督『秘密と嘘』全編アドリブ!?驚きの人間ドラマ

<作品情報> <作品評価> 70点(100点満点) オススメ度 ★★★☆☆  <短評> 上村 舞台出身の監督ということで台本を用いず即興で演出するのが特徴とのことです。確かに即興でしか出せないリアル感がありました。 ただ、あまり好きな作風ではないかもしれません。肝心の話に新鮮味がなくあまり楽しめませんでした。 シンシア役のブレンダ・ブレシンは素晴らしいですが、演技頼りな演出のように思えてあまり好きではなかったです。 パルムドールにしては普通の話だなというのが正直なと