ジュリア・デュクルノー監督『TITANE/チタン』歪んだ劣情の終着とは…
<作品情報>
<作品評価>
70点(100点満点)
オススメ度 ★★☆☆☆
<短評>
上村
身体の異物化が終着点だったこれまでに対して本作はより深くその先に進めています。つまり自分が異物化するのみならず新たなる進化した人間を生み出すのです。『2001年宇宙の旅』におけるスターチャイルドのように。
ジュリア・ドゥクルノーは「愛の物語」だと説いています。それはヴァンサンとヒロインの疑似親子的な愛のみならず、あらゆる性を含み、超越した愛のように思えます。
この作品におい