23年間遊んでた僕がツケの恐ろしさを教えよう
■本日のコラムの音声ver
■子どもの気持ちは本当によくわからない(笑)
昨日も家が経済的に貧しくて学校に行きたくても行けない8歳の女の子のところへ行って一緒に彼女の家の前で勉強したのですが、昨日はやたらと機嫌が良かったです。笑
でもやっぱり1時間勉強したら「 もう疲れた 」ってなって機嫌が悪くなってしまったので、いつもなら頑張るようやらせてたのですが、子どもが自発的にできないのであればやらせても意味ないと思うし昨日からはしんどそうだなと思ったら積極的に休憩したりして無理のないように一緒にやってます。
その理由は昨日ツイートで書きました。
引き続きトライ&エラーを繰り返しながら彼女の成長を第一に考えて頑張っていきます。
■イップス 待ってるのは地獄・・・
タイトルの通り、僕は23年間ずっと遊んで暮らしてました。努力なんてしたことは23歳になるまで一度もないです。なぜなら、経済的にかなり恵まれた家庭で育ったからです。努力しなくても美味しい食事、優雅な生活、車など何でも手に入ったし、サッカーやってたけど努力してないけどなぜかまぁそこそこはできたし。
ちなみに勉強はできなかったけどね。面白くなかったから。当時はそりゃ楽しかったです。努力する理由がないので遊んでるだけで良かったからです。当時の僕は無意識に人生をどこかで舐めていたのかもしれません。
経済的に恵まれた家庭の人を見てそうじゃない人は羨ましいと思うかもしれません。僕も同じようにもっと違った家庭で生まれたかったと思うことはあるんです。つまり、お金が全てではないし人間無い物ねだりをするんです。お金があっても他がダメなら僕みたいにダメ人間になります。
もちろん今の僕がいるのは自己責任だと思ってます。でも親の責任もあると社会問題を勉強するようになって確信してます。お金があれば社会問題のほとんどは解決することは勉強しててよくわかります。だからそういう意味ではお金はめちゃくちゃ大切なんですけどね。
で、僕の大学生活は今思うとマジで悲惨でした。高校の時とか何も考えてななかったので大学に行ければいいと思ってて、母親も特に何も考えてない人なので僕を大学に"とりあえず"行かそうと考えてたんでしょうね。それも世間体のためだったのでしょう。僕の両親は自分の身の保身のことしか考えてませんから。まぁ親なんてそんなものなのかな。
で、よくわからないままよくわからない大学に行って興味がない授業を受けて。当然、勉強なんかするわけないです。大学時代は焼き鳥屋でバイトしてだんですがラストの時は深夜2時半までだったので次の日1限の時はほぼ全部休んだりしてました。するとそれが当たり前になって単位も取れなくて就活もするのは嫌だったし気づいたら留年していました。
そこから、2年間休学して準社員で仕事したり音楽したりして復学しました。僕の行ってた大学はかなり小さい大学だったので4年の時に1年だった子らが4年になってて授業で一緒になって見たことあるような子たちと一緒に授業するのはマジで嫌でした。隅の方でパソコン開いて黙って授業受けてたのをよく覚えています。とにかく顔をあげるのが嫌だったんです。
これ忘れもしないんですが、僕の前に僕が4回の時にしゃべったことがある子が前に座ってて授業で先生がプリントを配布してたんですが前の生徒から後ろに渡していくんですよ。その時にその子が僕に渡してきて「 あれ、この人確か・・・ 」みたいな感じに思ってることは彼を見てすぐわかったので目を逸らして黙ってプリントを僕は受け取りました。とにかく「なんでいるんですか?」って聞かれたくなかったから。これも地獄でしたね。
もうね、とにかく自信が持てないんです。当然です、何も努力してこなかったから自信を持てる根拠がないので。僕は今でも「 心のイップス 」を抱えていると自分では思ってます。過去の頑張ってなかった自分があらゆる場面で出てくるんです。
ちなみにイップスとは緊張や不安などによって、それまでスムーズにできていた動作が思い通りにできなくなる運動障害のことです。
日本のプロ野球の僕が大好きな阪神タイガースという球団があるのですが、藤浪晋太郎選手がいます。投手で高校時代は「 大谷翔平か藤浪晋太郎か 」くらい言われてたかなり注目されてた選手です。
藤浪選手はプロ入ってからの数年は活躍できてたんですが、それ以降は投げた玉が暴投して右バッターの背中から頭に何度もボールをぶつけるようになりました。藤浪選手は何年もこんな感じで続いてるので「イップス」としてメディアがよく言うようになりました。
例えば、僕はこんなことがこの前ありました。先日田舎のチャリティイベントに参加した時にバスで自己紹介をするシーンがあったんですがめちゃくちゃ緊張したんです。なぜかというと、ただでさえ東南アジアの大学生は日本の大学生と違ってめちゃ頑張ってます。僕のめちゃ怠けてた大学時代とは全然違うんです。そこで過去の自分が出てきてどうしても萎縮しちゃうんです。
みんな語学は普通に何か国語も話せるし、やる気もあって僕の大学時代とは大違い。しかも日本人1人でアウェイだし。僕自身これから結果を出していくわけですから今は何の結果もありません。確かに日本にいた時は稼いでた時期はある。でも当時よりかなり成長してる今の僕の脳みそで考えたらただどんちゃん騒ぎやってるだけやったし、あんなもんは自分の実力でも何でもないんです。
だから自信が持てなかったんですよね。こういうシーンが過去に何度もありました。大学の時とかひどかったですよ。電車乗るのもめちゃ怖いんです。なぜなら「 自分は変な目で見られてるんじゃないだろうか? 」って見られてないのにどうしても思ってしまうんです。対面の人と目が合った時、特に女性の方だったらマジでやばいってなってました。だから基本スマホ触るのに必死です。
あとこれも絶対忘れない。大学の学園祭の時に今では大活躍しているお笑いコンビの千鳥のノブさん、大吾さんが大学に来て、僕は当時フットサル部に所属していたのですがフットサル部でみんなの前に出てインタビュー受けるみたいなこともあったんです。これもマジで地獄でした。
1人ひとりに聞いていくわけではなく、出てきた人の中から千鳥さんの2人が誰かに質問していくってスタイルだったんですが、僕は全力で「俺に聞いてくるなー!」って思ってました。
ですが、ノブさんが僕に何か聞いてきたんです 笑 その時「 なんで俺に聞いてくんねんマジかよ!! 」って思ってめちゃ焦ってました。ノブさんが僕に何聞いてきたかは覚えてないですが、僕がみんなに言ったことは覚えてます。
「 フットサル部に入って一緒に全国を目指しましょう! 」
みたいなことを試合に出てすらない僕がオドオドしながら言いました。するとノブさんが「 彼だけ目がね(笑) 」って言って会場にいたみんなは笑ってました。忘れもしないです。
この時ほんまに死にそうでした。ちなみにフットサル部に所属していた人たちは高校の時にサッカーで全国大会に出場した経験があるとか普通な部だったので当然僕なんか蚊帳の外だったんです。
自分に自信が極度にない人であればここまで僕が話したことに共感してくれるはずです。電車とか密閉した空間に人がいるところや大勢の人に見られる環境に身を置くとめちゃ恐怖を感じるんです。今はだいぶ克服しましたけど。ちなみに前Twitterで共感してくれる人がいたんですよね。
人間って底まで落ちると自然にそうなってしまうんですよね。当時の僕は客観的に見たらめちゃくちゃオドオドしてる人だったと思うんです。それを悟られないタメにも見た目をめちゃくちゃ自分なりにおしゃれにしてた時期もありました。ちなみにサングラスは必須です。かけてると守られてる気持ちになるので安心できるからです 笑
あれから10年近く経って今ではだいぶ自分で自信つけてきたからマシにはなったけど、でも結果がまだ出てない分、全然ダメです。結果を出して多くの人から認められないととてもじゃないけど堂々となんてしていられないです。
でも今の自分の延長線上には成功してる自分が想像できます。僕は過去のように「 お金をいくら稼いだ! 」かとかじゃなくて、自分がやったことで目の前の人が喜んでさ、より多くの人から認められる、それも既に認められてる人たちから自分が認められるようにならないとこの「 心のイップス 」は無くならないと思って今取り組んでます。
出会った人全員に喜んでもらうこと、幸せになってもらうこと、笑顔になってもらうこと。これをモットーに今は全力で生きてるつもりです。もうお金とかじゃないんです。お金は確かに大切です。でも過去の僕のように執着はないです。今の普通の生活を維持しながら仕事と勉強ができればそれでいいです。
この業界に来て思うのは「 お金のために仕事やってる人 」と「 世のため、人のために仕事やってる人 」とでは程度が全然違う。はっきり言って前者の方がかなり低いです。僕が過去に前者だったから間違いないです。
国際協力の業界は高学歴で真面目な人が本当に多いです。これからは真面目な人とどんどん関わってみんなで世の中を良くしていきたいと思ってます。
過去に自分が蒔いた種によるツケは半端じゃないです。それも23年。今日話したことなんて一部でまだまだ話せることはありますがこれ以上書くと長くなってしまうのでこの辺で終わろうと思います。
まだまだ僕自身、発展途上でこれから弱みを努力で克服して強くなって、出会った子どもたちや大人の人に良い影響を与えられるように頑張っていきます。「 No.1の教育王になる 」ってプロフィールに書いてるけどこれはマジで狙ってます。これからは辛いと思ったこととかどんどんここに曝け出していこうと思います。
良い格好なんかしなくていいなと。ありのままの自分を曝け出して応援してもらいたいって思ってます。引き続き仕事と勉強と活動にフルスイングして生きていきます!読んで頂きありがとうございました!
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