オランダミミナグサ あらゆるところに花を咲かせぼくらを諭す野草
一気にあったかくなりました。3歳と1歳の子供を連れて、おばあちゃんちの近くの神社に遊びにきました。
妻が小学生の時によく遊んだところとのこと。
こんなところで過ごしてたのかーなんて考えながら気になるものないかなーっとあたりを見渡します。
これだ。
白い小さいお花のお花畑。神社の日当たりのいいところはほぼこの雑草に覆われている。
この子はどんな野草なんだろう?
きになる。
あれ?この子は…?見たことがあるぞ。
子供のころよく見たやつだ!!
茎が濃い茶色で葉っぱがきれいな黄緑色でそして何より…
ふっさふさ!!
ものすごく毛が生えてる!!
なんでだろ?
虫が食べにくいようにとか?ちくちくしてるわけじゃないしなぁ。まっすぐ立ってるし、何かに引っ掛かるためってわけでもなさそう…わからん。
葉っぱはくりんとしていて丸みがあってかわいい感じ。
節々に葉っぱが2枚ずつついてて、上の節の葉っぱは下の段の葉っぱとは90度回転してついてる。
どの葉も日の光がしっかりあたるようにだろうなぁ。
花びらは5枚。桜の花みたいに真ん中に切れ目が入ってるのが上品で素敵。
真ん中の黄色の部分がおもしろくて、ほら、コロナウイルスの画像みたい。真ん中に丸いのがあってひゅひゅっとスパイクタンパク??(よく知らん)みたいのが伸びてるみたい。
蕾がひと房に8個とか10個とかついてて、開いてるのと開いていないのが混在してる。茎が花の手前で2股に分かれてるの多かったな。
それできれいな花畑になってたんだ。
さて匂いは…花からはほんのりと…花屋さんの匂い。
葉っぱとか茎からはとくにしない。
これだけ生えてるんだから食べれたら最高だけど、こんなふさふさしてるしおいしそうかといわれると微妙なとこだな…
神社の帰り道にもほら。隙あらばと生えてる。神社のところものと比べると小さいけど花まで咲かそうとしてる。
たくましいぜ。
じゃぁ…調べよう!!
オランダミミナグサ!
そんな名前やったんやね~!
名前の由来
”葉っぱがネズミの耳に見ているからミミと入った。”
たしかにくりんとして丸くてネズミの耳っぽいかも…2枚ついてるのもね。オランダとつくのは、鎖国時代に日本が交易していた唯一の国がオランダだったから、ヨーロッパ=オランダと結び付けられたからだとか。
なるほどな~。こんなところから歴史が。
世界中どこにでもいたるところに生える!?
さらっと書いてあったけどすごい。
どこにでも生える強い生命力を持っているらしい。そりゃコンクリートの隙間にもいるはずだ。
そして、温暖で日当たりが良い湿った土地を好むが、土壌の種類は選ばないとのこと。
適応力がすごすぎる…
好みの場所はあるけれど、好みの場所ではなかったとしてもそれはそれで花を咲かすことができるって、やべぇな。
花言葉が純真・聞き上手
世界中どこにでもいて、いろんなところで人知れず花を咲かせ、花言葉が聞き上手。たくましく、そして優しい。すごすぎる。
世界中の人がこの花を知ってみんなが眺めるようになったら平和になるんちゃうか?
人の話を聞くってすごく難しい。聞いてるようで聞いてなかったり、人の話を聞いてるようで自分の話を聞いていたり、反発しちゃったり。妻と喧嘩したときとか、なんかイライラしてこどもの声が入りにくいとき、外に出たらたいていいるから、ちょっと眺めてみよ。
この毛はなに?
毛がついてる植物はけっこういて、その毛は、強い光から身を守るためとか、風が強いときに水分が出ていかないようにするため、虫に食べられにくくするためといった役割があるとのこと。
ちゃんと理由があって生えとるんやね。
冬にも生えていて、霜の衣をまといやすく霜の結晶がよくついてきれいだとか。また冬に観察しよっと。
食べられるっぽいがやはり…(ネット検索由来です。食べる場合は自己責任でお願いします。)
食べられるっぽいが…やはり食感にやや難ありといったご意見がちらほら。
お浸しにしたりしてもやっぱり気になるみたい。
オランダミミナグサをすりつぶすようにして、ポテトサラダにしている人も!
なるほどこれなら食感は緩和されそう!!
”味はほうれん草とキャベツの間くらい。”
と形容している人も。一度たべてみたいなぁ。
オランダミミナグサまとめ
世界中あらゆるところにどこにでもはえるたくましい野草
葉っぱも茎も毛がふさふさ
白い花がスマートできれい
花言葉が純真・聞き上手
たべられる(食感に難あり)
ここまで読んでいただきありがとうございました!読んでいただけた方にはもう明らかだとは思いますが、私は植物に関してはほとんど何も知しりません。タンポポがわかったり、オオイヌノフグリを知ってるのを自慢できるぐらいです。
この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。
ではまた。
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