指揮天使ゼッケンドルフ

絵は下手だけど好き、小説家になりたい高校生

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最近の記事

関係のない話

 どこか、遠い場所、この世界のずっと遠く、そこで彼女は生まれた、そこに居場所は無く、ただ彷徨うことが日課になっていた、、、  ある日、彼女は気付いた、ルールに従えば、人並みの生活ができること、そして、苦しまずに済むことに。  ある日、彼女は人を裁いた、断罪した、今までなら苦しさのあまりできなかったが、ルールに従う彼女にはもう、苦しみなど無かった、彼女は冷たく、無表情で言い放つ、断罪し、裁くその時に。 「ルールを破ったのだから、断罪しなければいけない、懺悔など必要ない、私が裁き

    • 救済所勤め3

      救済所の受付、罪風はそこへ来た。 「ありゃ、なんで戻ってきちゃったんです?もしかしてわたs」 「いや、この人達、いくらですかね、確か登録されてた気がするんですけど」 受付人の言葉を食い気味に話すことで否定する 「はい、少し確認しますね、」 カウンターから出てきて連れてきた人達のローブをめくり、素顔を確認していく。 「ふむふむ、アイス、コール、フィール、サーダ、キルム、コハ、ですか、全員暗殺系、どこに隠れてたか分かったものではなかったのですが、よく捕まえましたね」 「まあね、で

      • 〈暗殺者〉アセソン・モルデル

        能力・キャラ説明 能力は無い、彼は無能力者である。 能力者を憎み、殺して回っていた暗殺者(アサシン)のリーダー、だった(過去形)罪風を襲った際、見事に失敗し、半ば強制的に服従させられた、身体能力、思考力共に無能力者としては、と言うより、能力者であったとしても、トップクラスである、が、予想外のことにはとても弱い、つまり、実践時の臨機応変力が著しく低いのである、簡単に言えば、残念な暗殺者、かもしれない。 やっと描き上がったので本文制作入ります、

        • 救済所勤め2

          罪人は、商店街に入っていく、夕飯の材料を買うために。 「いつ来てもここは活気があって良いな、祖国を思い出す」 肉屋の前へ来るのにそう時間はかからなかった、背の高い大男と言うにふさわしい190センチはありそうな巨体を持つ肉屋の店主に罪人は話しかける。 「あの、喰牛のもも薄切り、1.5キロお願いします」 「あいよ、承った、それにしてもあんちゃん、そんな沢山の量、何に使うってんだ、俺には予想もつかない、何より、運ぶのも相当つらいものがあるだろう」 店主は肉を切っては量りの上に乗った

          救済所勤め1

          白い塀から出てくる少年が一人、身長は175くらいだろうか、う〜んと伸びをしている、 「あ〜、疲れた疲れた、なんでも屋さんの国家機関も困りものだね、救済所とは名ばかりで市民の困りごとが全部集まってくる上に犯罪者の捕縛まで担当しているときた、明らかに辛い職場だよね、犯罪者捕まえれば金もらえるとはいえ」 少年は手に持った硬貨をじゃらじゃら鳴らす この少年は救済所に務めている、名を『罪風 京介』(つみかぜ きょうすけ)と言う、彼は今、帰路に就いている、夕日と仕事場を背にして、まさに、

          『救済所勤め』の世界観と設定

          舞台は大聖界(せいたいかい)、この世界には『能力者』という者がおり、その能力者は圧倒的な力を持っていたが、能力者達はそれに溺れず、無能力者と対等に関係していた、その300年後、一人の能力者による無能力者の大量虐殺があった、故に、無能力者と、能力者の頭領は、次をを恐れ、契約を結んだ、 契約の内容は大まかにこうである、 1 能力者は、無能力者を公的な制裁、捕縛、以外の目的によって、無能力者を傷付けてはならない、傷つけた場合、それが故意であれば、厳重に処罰される。 2 無能力者

          『救済所勤め』の世界観と設定

          〈差別なき現世〉罪人 快晴

          悪の百獣 自分の身長の高さまでの高さのものを何でも創造でき、操ることができる能力、 【百獣の王】 全ての情報を見るだけで知ることができる、ただそれだけである、 元王国の王子であり、彼の王国は何者かが計画した暴動によって崩壊した、それによって彼は居場所を失い、今は情報屋として生活し、罪風の家に住んでいる。

          〈差別なき現世〉罪人 快晴

          〈至福の肥やし種〉罪風 京介

          能力、キャラ説明 罪悪的な至福 全てを狂わせる能力、狂わせ、結果的に同士討ちさせることもできる、 【至福の悪英雄】 至福を肥やすためなら何でもできる能力、だが、利益にならないことはできない 別世界において狂乱を司る者の元使い魔であり、主人が手違いで空間を歪ませてしまった時にこの世界へ来た、至福のためならほとんど何でもできるという能力を買われ、国家機関である救済所に入ったが、もとよりそうであったのか、はたまた、歪みによってこの世界へ来たからなのか、彼の性格はとても歪んでおり

          〈至福の肥やし種〉罪風 京介