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ワインよ、命燃やしてもなおその余韻を残す。。。

大げさなタイトルから始まってしまいましたが、要はピークを過ぎに過ぎたワインを何とかして飲もうといういじましいレポですw

そのワインの命とはですが、お酢になってないこと、黴臭くないことあたりでしょうか。
しかし、ワインは実は腐らないとされています。それはワインに含まれる酵母が雑菌を抑えているのです。さらに赤ワインに多く含まれるポリフェノールがさらに殺菌効果があるので守りに守られているわけですね。

ワインはペンフォールズ・ザ・ヴァレーズ・シャルドネ1995年
南オーストラリア州のクレア・ヴァレーとエデン・ヴァレーのシャルドネを使用しています。ペンフォールズはオーストラリアの中でも著名なワイナリーの一つです。
飲み頃時期では白ワインの中では、りんごやトロピカルフルーツのニュアンスでかなり濃いどっしりとしたワインで、酸もアルコール度数も強い感じ。
白ワインのつもりで飲むと結構料理を選ぶのかなというワインです。

抜栓

すごいな、香りは全く変わってない。コルクもしっかりしている。
色は、ややレンガ色を帯びてきて、当初の黄色味が強かった黄緑色とは程遠くなってる。味は梅酒っぽいwww
元々濃いワインだったけど、そのまま飲むのは梅酒を生一本でいっちゃうみたいなので、氷で割って飲んでみる。いけます!

合わせたお料理は、鯖の味噌煮、納豆・オクラ・めかぶ・大葉・鰹節のまぜまぜ、きゅうりの塩もみ、サラダなど。

鯖は珍しく真鯖が売っていた。いつもゴマ鯖が多いんですよね。
ゴマ鯖は買ってからすぐ身が柔らかくなる感じだけど、真鯖はかなり身がしっかりしている。とてもきれいなルビー色でしめ鯖にでもしたいような商品だったけど加熱用です。しめ鯖は母が得意で子供の頃は地元の港で捕れた新鮮な真鯖でよくしめ鯖を作ってくれたけど、最近はそこまで新鮮なものはもう手に入らない。母のしめ鯖は十分に塩で締めたあとに酢で洗い、お酢は30分位しかつけこまないので、酸っぱすぎないのがとてもよかった。
市販のは結構酢が効いているので、母のしめ鯖がとても懐かしい。

納豆・オクラ・めかぶ・大葉・鰹節のまぜまぜはこの夏の定番だった。
オクラはしいてさっと茹でないで、生をねりねりする方が好き。
好みで梅干を入れることも。
私は納豆についているたれとめかぶの味付けで十分だけど、相方はしっかりおしょう油を入れる。

今回も古いワインをなんとか頂くことができた。
ごちそうさまでした。




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