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2023.7~8月東北旅行12日目

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酸ヶ湯温泉旅館

今こうしてあの旅のことを思い出しながら書き始めているわけだけれど、
あの暑さが嘘のように朝晩は大分涼しさが戻ってきた。
あの入道雲だって台風発生とともに遠くへ押しやられたみたいだ。
まあ、まだまだ暑さも油断ならないわけだけど。。。

大分時間が空いてしまったのには訳があって、6月下旬にパソコンを買い替えたのだけど、なんとなく調子が悪くてついにブラック画面しか出なくなってしまったのです。
部品を取り換えてもらったりして、まあすべてのデータが飛んでしまった。
そんなのをバックアップHDDやカメラから再度入れなおしたり、画像編集をしなおしたり、もう気の遠くなるような作業でほとほと嫌気がさしながら遅々として進まず。。。
画像編集はまだ道半ばだけれど、とりあえずできたものから手をつけていこうと、やっと重い腰を上げた。



すもも沢温泉で汗を流し、陸奥湾のへりを辿りながら一路青森市へ
今回の旅でどうしても寄りたかったのが棟方志功記念館

今年は棟方志功生誕120年を迎え、ここ青森、富山県美術館、東京国立近代美術館などで大規模な回顧展が開催される。
素朴な木版の温かさと仏教や神話の世界観を表した作品は構図のおもしろさや独特の表情や物語感もあって引き込まれる。まさに祈り!
まだ作品が東京に来る前に鑑賞することができてよかった。

二菩薩 釈迦十大弟子
華狩頌、美しい花で心を射止めること、武器のない世界を祈って
手ぬぐいを買った

涼しい美術館を後に三内丸山遺跡へ
その前に腹ごしらえ、青森では有名という煮干しだしのラーメンをいただく。有名店みたいで少し並んで待ちます。
チャーシューはとてもおいしかったけど、スープは煮干し由来のやや酸味があり、私にはスープと麺の絡みが今一つかなと感じた。

ありえないチャーシューw

まあね、ラーメン食べて暑くなって、その後に灼熱の遺跡を回る。
めっちゃ罰ゲームでした。スケールが大きくて見ごたえはあったです。

やっぱり謎のこれはすごい迫力、柱の太さが圧巻

お住まい内部、半地下なので涼しい

いい時間になったので宿に向かいます。

この宿も棟方志功とは縁浅からぬ宿で、立派な版画がありました。
湯治部屋プランでお安く泊まります。ランドリーもあるのでたまった洗濯に勤しみます。
見回してみると湯治部屋は満室のようで、トイレと洗面所が共同なだけで、特に不便はありません。休憩室にあるBC工房の椅子がめちゃくちゃ座り心地がよくてここに居座りたい。

午前7時から午後6時まで(小浴場は午前9時から午後5時まで)という日帰り入浴時間なので中々混雑が収まらない。とても平日とは思えません。
さすが人気の温泉です。
空いた時間を見計らって、とりあえず小浴場「玉の湯」へ
ここは体が洗えます。
今回この宿に決めた大きな理由は「ヒバ千人風呂」の女性時間(午前と午後の8時~9時の間)が利用できること。湯あみ着着用でも、どうも混浴は落ち着かないし、女性時間にのびのびとあちこち移動しながら温泉に漬かりたい。その夢がかないます。やっぱり広いお風呂はいいですね~
いつもは狭い湯舟がお湯が新鮮でいいと思うんだけど、この解放感はちょっとよそでは味わえないです。四分六分の湯のほうが熱湯より熱いです。

温湯の成分表
四分六分の湯成分表

夕食はシンプルで必要にして十分です。

酒器がかわいい

朝食はカレーもありました。

何度もお湯に浸かって夜間は特に空いていてお勧めです。

7月28日(金) 晴れ

つづく





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