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格安で新鮮なお魚と温泉を堪能するなら伊豆はやっぱりいいよなのです

土肥温泉、中浜屋

伊豆はアクセスがいいので、割とよく出掛けるのですが、魚の鮮度、多彩な魚種、価格といずれの宿でも満足度は高くよほどでない限り失敗も少ないです。過去には

いずれもプランを選べば1泊2食付きで1万円を切るお値段で宿泊することができます。今回の中浜屋も日曜宿泊で税込み8800円の価格で魚をお腹いっぱい堪能することができました。

昭和の趣を残す建物やフロントのしつらえは垢ぬけませんが、何より旦那さんやスタッフさんの感じがとても物静かで粛々と時が流れていく感じです。


宿に来る前に土肥の共同浴場、楠の湯に寄って来ました。(¥400)
カルシウム・ナトリウムー硫酸塩、塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)源泉57.8℃、メタケイ酸55.2mg
肌をみずみずしくしてくれるメタケイ酸の量はそこそこですが、肌をつるつるにする作用を持つカルシウムイオンと結合することによって、さらに美肌効果倍増だそうです。
13時オープンですでに女性2人待っていました。入っていたお湯は冷ましてあったもののようですが、源泉がドバドバ流れてくるので、そのうちにだんだんと熱くなってきて限界まで我慢、加水なしでゆで上がって出てきました。いいお湯でした。

男湯です

松原公園を散策したので体が少し冷えました。部屋は暖かく和菓子のお茶うけとお茶でほっと一息です。
部屋は3畳の前室にかわいい鏡台があります。8畳の部屋と広縁には年季の入った椅子とテーブル、冷蔵庫と洗面台もありました。
トイレは共同です。相方は早速お風呂にまっしぐらです。

相方が戻ってきたタイミングで私もお風呂に向かいます。
泉質はほぼ楠の湯と同じです。少しトロミも感じます。
湯口から少しづつ熱い源泉が流れてくるのですが、どうやって加水してるのかなと思った瞬間、湯舟真ん中の排水口というか給水口というか、そこからボコンボコンと、噴火のように加水された温泉が出てきてびっくり!
温度が丁度良くなると、その現象は収まってまた湯口から熱いお湯が掛け流されるという方法です。
耐えられる温度まで加水されないシステムだと思われ、タイミングによっては源泉に近い泉質で楽しめると思いました。
塩素消毒ありと温泉分析表にありましたが感じませんでした。
バスタオルがかなり年季が入っていてほつれもあり、プランによるのかどうかはわかりませんが、せめてバスタオル位はそろそろ変え時ではでした。

男湯
カルシウムっぽい析出物

食事は部屋で頂きます。スタンダードな平日プランなので量も多すぎず、地魚のお造りや煮魚がおいしいです。

鯛の仲間2種とイナダのお造り
カサゴの姿煮
寄せ鍋
八寸的なアワビっぽいのとしんじょみたいなもの
エビのテルミドール風なのと揚げ物

1時間30分程でお願いします。ということですが、時間的には十分です。
静岡の冷酒と相方はビールを広縁の冷蔵庫から取り出して頂きました。
料理はあとご飯とアサリのお吸い物と漬物でした。
どれも優しい味付けで好みでした。

朝食も部屋食です。ご飯がもち米みたいな食感でもっちりしていました。みそ汁の具はカニで、量も十分でした。

温泉も料理もおいしい所がさほど遠くない距離にあってうれしい限りです。
探してみると穴場的な宿もあるようなので、今後も楽しみです。








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