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共同浴場-滝の湯と宿のうなぎの湯の交互浴で整う

鳴子温泉 ゆさや

前日に宿泊した夏油温泉観光ホテルでは、ロビーでルンバに見送られる!
という抱腹絶倒のお見送りを体験しました。
お見送りロボットなのか仕事熱心(ルンバが)なのかとしばし考えますが、ほぼ現金精算なのでフロントが混んでいて、その時間はもう10時のチェックアウト時間は少し回っていたわけで、一応お宿の名誉のために弁解を

何といっても、そのルンバをまるで異星人を見るように食い入るように眺めていたおじいさんが、とても印象的だった。
いっそ、ルンバに「ご利用ありがとうございました」
なんて言わせれば、この宿は面白いってお客様も増えるんじゃないだろうか

妄想

さて、連休2日目です。
ん、連休?お気づきのそこのあなた、鋭いです。
実は自宅のカレンダーしか見てなかったので、10/11は私達は祝日と勘違いしていて、しっかりと10/10にゆさやの予約を入れちゃったんです。
急ぎの仕事もないし、「ま、いっか」と臨時休業。

ゆさやまではのんびりドライブを決め込みます。

夏油温泉からゆるりと回ってR397に出ます。
胆沢ダムを見学しながらR342に入って、ちょっと素敵な山岳道路を行くと
1日目の須川高原に到着です。日曜日の昼間でさすがに混雑しています。
県道282よりR398に入り、さらに県道208からR108で、鳴子温泉までは一下りです。

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R4を使えば早いですが、紅葉の山岳道路の素晴らしさは言うに及ばず、
時折垣間見える、焼石岳、栗駒山の山容や、ふっと現れる渓谷、ブナの自然林に心躍ります。鳴子温泉街の狭い道を上って行きゆさやの対面の駐車場に車を入れます。

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こちらの宿には2度目の宿泊です。
木造モルタル2階建ては国の登録有形文化財となっています。
説明を受け2階の部屋に案内されます。丁度玄関の真上の部屋です。
8畳間に広縁と洗面台、冷蔵庫があり、トイレは共同です。

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何とウェルカムフルーツとわらび餅のお茶うけでした。

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こちらは14時にチェックインできて、14:30に到着です。
到着順に露天風呂の案内になるようで、一休みしてから露天風呂の茜の湯は駐車場から坂道を少し登っていきます。
前回来たときは、まだ露天風呂はなかったので楽しみです。

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紅葉してたらさぞかしきれいでしょうね。
泉質は、含硫黄-ナトリウム-硫酸塩泉-低張性アルカリ性高温泉で内湯とは少し源泉のブレンドが違うようです。泉温は88℃ですが、冷ましてから掛け流しているようで、外気とも相まって適温です。
サービスショットとかあればよかったですか?ww

気持ちいい~としか言えません(語彙力)

内湯よりもトロミが強かったように感じます。時間制限がある湯舟に限って、もっと入っていたいと思う悲しいサガです。
それほどいいお湯です。

時間になり一旦フロントに声を掛けてから、滝の湯のチケットをもらって
いざ、滝の湯へ
泉質は、酸性-含硫黄-ナトリウム・アルミニウム・カルシウム・鉄-硫酸塩泉(硫化水素型)-低張性酸性高温泉で、白濁のお湯です。
自然湧出の46.2℃のお湯です。

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入場制限しているようですが、なんとか入れました。
この日は、めちゃくちゃ熱いです。オーバーフローしているお湯でも熱くて
足の裏がじんじんします。
手前の熱湯は、高い位置から滝のようにざばざば温泉が掛け流されて、名前の由縁です。絶対入れそうもないので、奥の温湯から入ります。
狭いですが、適温で気持ちいい。打たせ湯にもなっています。

酸性の硫黄の成分が角質を溶かして皮膚を滑らかにし、合わせて殺菌、漂白作用もあって、きれいにしてくれそう。じっくりと浸かります。
(皮膚・粘膜の過敏な人は避けた方がよいようです)

続けて、熱湯。何度も掛け湯をしますが、掛け湯も熱い。
いざ心を決めて入湯。。。絶対45℃以上ありそう。
すぐ出ますwさすがに無理だった。

そして、内湯のうなぎ湯で仕上げの湯となります。

男湯は広くて熱湯と温湯の2つ浴槽があります。
女湯は男湯の半分ほどの広さしかないですが、時間で入れ替えがあります。

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うなぎの湯の泉質は、含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉-低張性弱アルカリ性高温泉です。
やや薄緑色で、源泉は90.2℃で最初のお湯張りの時だけ加水し、後はかけ流しだそうです。
硫酸塩泉で肌の蘇生を助け、塩化物泉で肌の潤いを保ちます。
特に酸性の硫黄泉で角質を溶かしてお肌をつるつるにした後に、塩化物泉に入ると、しっとりとしたお肌が一丁上がりなのです。

ね、エステフルコースみたいでしょ!

部屋に戻って、窓から外を眺めていると、猫社会の一端を垣間見ることができます。山の斜面の太い温泉パイプの上を悠々と白猫が登っていきます。
その後そこでしゃがみ込んでぬくぬくしています。
熱くないのかなと滝の湯の管理人のおばちゃんに聞いてみると、二重になっているから20℃位しかないのだそう。
元々、ここの界隈のボスだったんだけど、よそからやって来る茶白に負けちゃうんだそう。
だからおばちゃんは、茶白を見つけると、おっぱらっちゃうんだって。
でも茶白もスキを伺っては何度も、滝の湯のテリトリーに現れて、駐車場でごろごろしてるのが何ともおかしい。
他には、サバトラ、シャムっぽいのもいた。
いつも写真を撮るタイミングを逃しちゃって写真は無し。

夕食の時間です。
数十年前に泊まった時もそうですが、個々にお膳で運ばれてきます。
もうお膝苦手人間には、このスタイルはそろそろ厳しいかな。

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今年お初の土瓶蒸し、手の込んだ料理が多いですよ。

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定番w

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今回はすず音という微発砲の日本酒をいただきます。
甘口で飲みやすいです。

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天ぷらも揚げたてで、むかごご飯もひとめぼれで美味しいんだけど
お腹がぱんぱんで、少ししか食べられない。。。

この報いは翌日に。。。
ご飯が翌日には少なめにおひつに入ってきたw
昨晩、ご飯をほとんど食べられなかったので、小食と思われたらしい。
朝のメニューは白飯たくさん食べたいおかずだったけど、
電話で追加するのも面倒なので、一膳で止めておいた。健康~
けんちん汁がおいしかった。

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何と納豆がわらの中に、いい香り

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翌日も7:30から滝の湯に入れるので、大急ぎで入浴。
昨日より少しぬるかったので、熱湯にちょっぴり長く浸かることができた。
いやほんと、よく効きました。仕上げにもう一度うなぎの湯に入って終了。
いい温泉でした。

帰路は、わざわざ新庄市に出て、R13をひたすら南下して上杉神社に寄り、
西吾妻山の紅葉を愛でるため白布峠に向かい
やっぱりいつ来ても西吾妻山はガスの中で、

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そこから桧原湖を目指してうちに帰りたくないんですかですが、
桧原湖手前にこの時期は白菜と大根がめちゃ安い直売所があって、
しっかり白菜をゲット!

R121で下郷を目指し、甲子トンネルを抜けてやっとR4に出ましたよ。
もうお気づきですね。
下道耐久レースでどこまで行けるか挑戦ですよ。バカですね。
結果的には宇都宮のちょっと手前の上河内スマートICから東北道に入りました。
相方運転好きだからいいんですけど、無事帰宅しました。

滝の湯とうなぎの湯の画像はHPからお借りしました。

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