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R_B 4:The Day After

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Team 31 “その後”バージョン Side 仁。忍耐強いにも程がある。
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R_B Others (Cast4 / The Day After)

常盤(ときわ) 本名だとメンドクサイからと言われて与えられた、お偉いさん用の名前。 本名…

R_B < Part 4 (1/7) >

 どこかで焦りが生じていた。  それが判断を鈍らせたのかもしれない。 〈仁!左、来るっ!…

R_B < Part 4 (1.5/7) >

(……寝てやがる)  時刻、2135。  確かに今日は顔を出すのが遅くなったが、まだ宵の口。…

R_B < Part 4 (2/7) >

 樹々が秋の装いになり始めた頃、仁の退院が決まった。  連絡を受けた檜皮が早速病室までや…

R_B < Part 4 (3/7) >

 飛行部隊での初日、仁は顔合わせもそこそこに1期メンバー10人のフライトをチェックした。 …

R_B < Part 4 (4/7) >

「おぅ、聞いたぜ」  翌朝、顔を合わせるなり白群が口を開いた。 「腕一本で操縦か。面白い…

R_B < Part 4 (5/7) >

「饗庭が上層部寄りなのは知ってたが……黄丹の腹心だったとはな」 「面識は?」 「俺は名前を知ってる程度だ。実際にツラを合わせてたのは“弟”のほうだろう。最後の頃はソイツと一緒に解読班に入っていた筈だ」 「そうか」  意識が戻った仁は、馴染みのある病室にいた。  ベッドサイドには、初対面の時のように自分を見下ろす檜皮と白群。デジャブかと勘違いしそうになり、そんな自身の思考になぜか笑いがこみ上げた。つられるように檜皮が苦笑し……そこから今回の件の説明を求められ、今に至る。

R_B < Part 4 (6/7) >

 最後の夜間訓練が終わり、鳶は官舎に戻った。  夜明けまでは未だ時間がある。彼は静かにド…

R_B < Part 4 (6.5/7) >

 軽いプロペラ音が何処からともなく響いて来た。 「珍しいな。民間機か」 「……ああ、今日…

R_B < Part 4 (7/7 : Epilogue) >

 式典の閉会を告げる声が、モニターを通してがらんとした空間に響き渡る。  一拍の間を置い…