見出し画像

調査結果をさっそく公開。

先週日曜日の午後から始めた簡易市場調査ですが、本日の午前をもってURLを閉じました。ちょうど開始から1週間(7日間)調査を行ったことになりますね。

最初はFacebookで公開してミャンマー人の同僚、友達にシェアしてもらって回答を集めようと目論んでいたのですが、これがまた回答がなかなか集まらない。。ミャンマー人ってシェアっていう概念ちゃんと分かっているのだろうか。。単純に「Like」してくれる人はいるんだけど、なぜか誰もシェアしてくれない。Facebookから集まった回答数は結局一桁だったような気がします。悲しい。

ということで、方針転換して会社の同僚と開発会社の社員さんたちに回答してもらうようにしました。結果的に集まった回答数は53件。うーん。。100くらいのサンプルが欲しかったんだけどなぁ。いくら真面目で義理堅いと言われるミャンマー人でもそう簡単には動いてくれないものだなぁと。更に言うと、今回のアンケートが転職がらみの内容だったこともミャンマー人たちを慎重にさせたのかもしれません。同僚といっても本業の会社でいうと全員部下だし…。

ということで、いくつか集計結果をシェアします。(加重平均とかしていませんので悪しからず。)

なお、回答者は全員ミャンマー人(のはず)です。また、注意しなくてはならないのはおそらく全員が英語が、または一部は日本語もある程度できて日本人ともコミュニケーションを取れるレベルだということです。つまりほぼ大卒の知的労働者階級でしょう。相当な偏りがあることは否定できません。

まずは性別ですが、圧倒的に女子が多いです。これは日本だと考えられないかもしれませんが、知的労働者は女子が圧倒的に多いのです。

続いて年齢。なにしろ僕の部下と運営会社なのでかなり若いですね。

こちらは転職サイトの認知度です。知っているサイトを全て選択してもらいました。以前「ミャンマーの転職サイトまとめ」で紹介したサイト以外も選択肢に入れています。やはりトップ3(myJobs, work, JobNet)は認知度も圧倒的ですが、意外なところではJob Seekerが健闘しています。更に意外だったのはMyWorldの認知度があまり高くない。なぜでしょうかね。

続いて使ったことのあるサイトの中で1つだけ最も気に入っている転職サイトを選んでもらいました。結果、、work.com.mmが圧倒的な満足度!やはりすごいな、Rocket Internet!!Similar Webのアクセス情報では圧倒的1位だったmyJobs.com.mmを大きく引き離しています。僕、決めました。今度work.com.mmのサイトを使い倒して研究してみます。

続いては、一番お気に入りのサイトについて、どうして、どこか好きなの?という質問をしてみました。一番多かったのは「求人情報の詳細が閲覧できること」、続いて「求人情報の掲載数」となりました。順当ではないかと思いますが、「その他(Others)」が結構ついてしまったので少し反省しています。この人たちは一体どこが好きなのか、もっと深掘りしてみたいところです。

次は転職意向です。思ったより積極的に転職したいと考えている人は少ない結果となりました。ただ、やはり「いい条件のオファーがあれば転職したい」と考えている人が最も多いです。なお、ミャンマーの場合、「いい条件の求人」を見つけた際の転職に対する意識的ハードルが日本人に比べると非常に低いです。ほとんどの人が2年から3年以内に転職すると言われています。

こちらは転職する際に最も重視することを1つ選んでもらいました。割とバラけましたが、やはり「給与」を重視する人が最も多いですね。次いで「役職」、そして「勤務地」と「仕事内容」が同着3位でした。「勤務地」に関し、ミャンマーでは一般人が気軽に使える交通手段はバスと電車なのですが、バスは大渋滞、電車はノロノロ運転で超時間がかかるという大問題を抱えていますので、同じ管区内でもダウンタウンまでは通えない、ということが普通に起こり得ます。こういう点も影響しているのでしょう。逆にどんな産業・業界かというのはあまり重視していないみたいですね。「社会への貢献」に至ってはゼロでした。社会とか言う前にまずは自分じゃ、という感じなのでしょう。

調査結果はここまで。ということで、基礎情報としては割と面白い結果が得られました。今後は転職サイトが出来上がったらそのサイト利用者に対して定期的にリサーチをかけて行けたらなぁと思っています。では。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?