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ミャンマーで日本人が作る求人サイトって

私はミャンマーが初めての海外駐在なのであまり他の国の状況はよく分かっていないのですが、ミャンマーでは進出してきた日本企業向けに人材サービスを行っている企業がたくさんあります。どうやら早い段階でミャンマーに根付いた人がオーナーになって日本企業のミャンマー進出の支援事業を行っているような会社がサイドビジネスというか、事業拡大の一環として人材サービスまで手がけるというのが定石のようです。中にはいわゆる士業(会計士とか弁護士とか)の事務所が事業拡大しましたみたいなところもいくつもあります。

お国柄なのかもしれないですが、そういう人材サービスのサイトって、どう考えてもネットビジネスしてきました、みたいな人が作るサイトと全然違うんですよね。。さすがはその道でちゃんと利益を出されている方々なので必要最低限のものは揃っているように思うのですが、確実にサイトに金をかけてないというか、そもそもWebサービスって良くわかってないんだろうなと思う感じなんです。まぁ仕方ないのかなとも思いますが。

さて、先週日本料理レストランのフリーペーパー用ラックにあったこの「growapp.asia」という求人サービス。これもご多分に漏れず日本企業のための人材採用支援サービスのようです。日本語検定保有者の紹介に特化しているのが売りみたい。

めずらしくWebサービスがフィーチャーされているようだったので早速見てみたのですが、残念なことにMac版Chromeではサイトが開けない(涙)。どうしてや!最初は訳が分からずサービスが落ちているのかななんて思ってしまいました。でもiPhoneのSafariでは開けたのでおかしいなと思ってMac版Safariを使ってみると、、開けました。んー。MacでSafariの利用者はあんがい多いかもなとは思いますが、Chrome対応しないってどうなんでしょうかね。世界シェアでは50%超えていたような気がするのですが。

また、やはり日本企業に特化というのもどうなのかと。いや、日本人だから日本企業に向けて人材を紹介したいというのは分かりますしそれは強みとも言えます。しかし僕はあえて、この日本村的な考え方は一回振り払ってしまった方がいいのではないかと思いました。

僕もこれまた安直に求人サイトを作ろうとしているのであんまり人様のサービスをとやかく言えないのですが、少なくとも僕はミャンマーにいるんだからミャンマー人のためにサービスを作りたい!というのが起点になっています。それに、ミャンマーに進出した日系企業は確かに増えていますが、それでもなぜ大きなパイを捨ててしまうのか。。まぁ、実はこれは分からなくもありません。というのも、前にも書きましたがミャンマー人の平均給与は300ドル台です。つまり採用報酬も小さいんですよね。金持ちで給料も高い日本企業に紹介した方が実入りが良いんです。でもね、もったいないなぁ。

もちろん僕も日本企業もターゲットにはしていますが、もう少し広いパイを狙っていきたいと思っています。

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