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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【8月11日㈬~8月17日㈫】

コロナがなければ、夏休みを取ってどこかに旅行に出かけていたであろうこの時期ですが、去年に引き続き今年も遠出はムリ。お盆の最中も普通に出社しておりました。私の場合は、やっとワクチン接種の予約が出来たので、副反応を見越して一回目、二回目の摂取日の翌日休みを取り、ワクチン休暇=夏季休暇、という寂しい夏。会社のスタッフの皆も、まとめて休みを取ったところで帰省も出来ないので、何回かに分けて休みを取って野暮用を済ませたりしているようです。

ちなみに先週一回目の摂取(モデルナ)を終えたのですが、高熱こそ出ませんでしたが、一回目だというのに副反応と思われる倦怠感が予想以上に強くて、回復するのに日数を要しました。一説によると副反応があるほど「ワクチンが効いている」とか「若い証拠」とか言われますが、本当のところはどうなのでしょう?「私ってば若い!」と喜んでいいのでしょうか?副反応、無ければ無いほうがいいんですが…。

さて。話を映画に戻します。例年ならお盆休みの時期、都内の映画館は子供向けの映画に限らず、帰省や旅行に出かけない人たちでに賑わいます。ザジで過去に配給した映画でも、2005年8月13日が初日だった竹中直人監督作『サヨナラCOLOR』は初日からお盆の最中、ずっと満席が続きました。2007年7月28日公開のスティ―ヴン・オカザキ監督作のドキュメンタリー『ヒロシマナガサキ』は、作品の内容もあり終戦記念日前後は入場できないお客様が続出するほどの盛況ぶりだったのを覚えています。

しかしながら、今年はコロナのせいで静か(うちの映画だけ?)。『ヒロシマナガサキ』と同じ岩波ホールで、7週に渡って上映してきた『わたしはダフネ』は、コロナ禍の直撃を受けたまま、今週金曜20日に最終日を迎えることとなりました。このような状況の中、ご来場下さった皆様、誠にありがとうございました。前売り券をお持ちの方、感染症対策万全の上、金曜までにご来場頂ければ幸いです!『わたしはダフネ』は引き続き、全国順次公開中。映画館での公開後もホールでの上映会等、様々な形で上映し、一人でも多くの方にお届け出来るよう頑張りますので、よろしくお願いします!

そしてザジフィルムズは続く…。『わたしはダフネ』に続いて、先日発表しました次なる弊社配給作の『MONOS 猿と呼ばれし者たち』が本格始動しています。昨日は、媒体向け試写会の2回目を開催しました。初回から多くのメディアの方にご来場頂いたのですが、続く2回目も感染者が引き続き増加中で、天気も不安定な中にあっても、ここ最近の当社作品比で50%アップな感じのご来場者があり、作品に対する注目度の高さが窺えます。

既にメイン公開劇場のシアター・イメージフォーラム渋谷で予告篇の上映、チラシ配布、前売券の販売がスタートしておりましたが、本日ようやくネットでも情報解禁、予告篇もご覧頂けるようになりました。SNS上では、さっそく予告篇をご覧下さった映画好きの方々から「観たい!」「めちゃくちゃ面白そう!」「今までに無い映画の予感!」といった反響を頂いてます。

トップ画像のとおり今回チラシのビジュアルは、キャッチコピーの「楽園なのか?戦場なのか?」にちなんで、海外ビジュアルを踏襲した“楽園バージョン”と、よりアクション的な側面を強調した“戦場バージョン”の二種類を作成しました。“楽園バージョン”は美しいけれど、どんな映画なのか皆目想像がつかないので、“戦場バージョン”で内容を補完している形。チラシ裏も写真を数点入れ替えてありますので、劇場で見かけたらぜひ見比べてみてください。劇場窓口、メイジャーのオンラインで前売り券をご購入の方には、ご覧のとおりの恐ろしい絵柄の(笑)ポストカードも付いてきますの要チェック!

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初日も10月30日に決定!まだまだ先のような気がしますが、あっと言う間だと思います。それまで話題が切れること無いよう、仕掛けて行かなくてはなりません。70日後、コロナがどういう状況になっているのか、ちょっと想像つかないのですが、無事公開出来て多くのお客様にお越し頂けるようせっせと宣伝活動に励みます!

texte de daisuke SHIMURA




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