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Une Semaine à Zazie Films 週刊ザジ通信【5月5日㈬~5月11日㈫】

東京、大阪、他4都府県に発令されていた緊急事態宣言が延長され、新たに愛知、福岡も加わり6都府県になり、宣言に準じた「まん延防止等重点措置」を適応する地域も拡がりをみせている今日この頃、都内に限って言えば、営業を続ける映画館、新たに再開を決めた映画館、引き続き休業を続ける映画館、と対応が分かれています。

この状況下、公開待機中の映画も、延期を決めた作品(『ゴジラ VS コング』早く観たい!)、予定通り公開される作品(『ファーザー』観に行かなきゃ!祝!アカデミー賞2部門受賞!)に分かれていますが、弊社配給作に関しては、今日の時点では“カトリーヌ・スパーク レトロスペクティブ SPAAK ! SPAAK ! SPAAK !”は予定通り5月21日よりヒューマントラストシネマ渋谷で、『ファンタスティック・プラネット』も予定通り5月28日からHUMAX渋谷で公開されます。カトリーヌ・スパークのバカンス映画を観て、束の間現実を忘れるも良し、『ファンタスティック・プラネット』を観て、コロナ禍の世の中に漂う空気との共通項を考察するも良し。ご鑑賞を計画中の皆様におかれましては、くれぐれも感染症対策万全にご来場、ご鑑賞くださいますよう、お願い申し上げます。

ファンタスティックプラネットe

それにしてもこの状況、一体いつまで続くのでしょう…。先ほどnoteを開いたら、「1周年おめでとうございます!」というメッセージが表示されました。Help!The映画配給会社プロジェクトを立ち上げて、noteに登録したのがちょうど去年の今日だったようで、初の投稿はその3日後の5月15日の【note、始めます】。去年の今頃は、「来年(2021年)も5月にカンヌ映画祭がない」なんて夢にも思っていませんでした。そう、例年なら、ちょうど今時分はカンヌ国際映画祭がスタートする時期。こうなってくると、「いくらなんでも来年は大丈夫でしょ?」と無邪気には言えなくなってきました。

でも、先日「今年はゴールデンウィーク明けにカンヌ出張が無くて良かった」と思った出来事がひとつありました。

先週の土曜日、横浜で映画の『ビーチ・バム まじめに不真面目』『戦場のメリークリスマス 4K修復版』『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』と3本ハシゴした帰り道、国道15号線を走って帰宅途中、思いっ切り転んで、肘と膝を派手に擦り剝いてしまった、という話です。

“市民ランナーあるある”で、転んで擦り剝くのは珍しいことではなく、私も2、3年に1度は転んでる気がしますが、今回は割と傷が大きくて深い。ドラッグストアで大判の傷パワーパッドを買って応急処置して電車で帰宅したのですが、夜になっても肘も膝も血が止まらず、心配になったので近所の救急対応の病院に行くことにしました。「この程度で救急かよ」と思われたらどうしよう、と不安でしたが「ちょっと抉れちゃってるね」とのこと(自分では怖くて患部をじっくり見ていません。笑)。丁寧に処置してくれました。行って良かった。 

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週明け、ガーゼ交換のために病院を再訪した際、先生から「あとは毎晩シャワーで洗って、この薬を塗ってね」との指導を受けたのですが、言うは簡単、ガーゼを剥がすのも、患部を洗い流すのも、ひと苦労で、傷がしみてしみて、毎晩1時間ぐらいかかっています(´;ω;`)。これをカンヌのアパートでやらなくて済んだのは不幸中の幸いだった…というオチのないお話なのでした。

でも、例年通りカンヌ映画祭があったなら、私はカンヌ出発直前に横浜まで映画を観に行って、帰りに走ることもなかったのだから、転ぶこともなかった…と今、ふと思いました。だんだん、その日に観た『ラブ・セカンド・サイト』みたいな、パラレル・ワールドな話になってきました(笑)。

                     texte de daisuke SHIMURA






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