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憎い苦さでこんちくしょう

こんばんわ。
1/2、お正月二日目!
朝の坐禅から始まるZAZEN home FMです。

お正月から憎い話をします。
こいつは手強いので憎んでもどうしようもないんですが、とりあえず書かせてください。
私は不眠症で睡眠導入剤が手放せなかったのですが、ここに来て薬の見直しと減薬をしようと思い立って、先日の診療(インフルエンザにかかっていたので電話診療でした)で一剤減らしました。
その前から置き換えとして出されていたのがアイキャッチにもあるルネスタ錠です。
マイルドで朝にも残らない優秀な子ですが、ただ一つだけ欠点。
憎いと思ってしまう欠点があります。
語ると長いんですがちょっとだけ。

こころみクリニックの説明文では

ルネスタ(一般名:エスゾピクロン)は、非ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬になります。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べると、ルネスタは睡眠にしぼって作用します。このため筋弛緩作用が少ないためにふらつきが少なく、耐性がつきにくいために依存性が抑えられています。

ルネスタの特徴は、その効果の早さになります。作用時間が短く、翌日に眠気が残りにくい睡眠薬になります。

とあります。
元より脱ベンゾジアゼピンを目指していたので依存性がなく、耐性がつきにくいので願って出してもらったのですが、この薬は私の過去の因縁が再び現れる薬だったのです。

ルネスタは、アモバンを改良して作られたお薬になります。アモバンの成分をよく調べると、睡眠薬としての効果の大部分は、S体(光学異性体)と呼ばれる半分であることがわかりました。このS体だけを取り出したのが、ルネスタになります。

これによって、アモバンで問題になることが多かった苦味の副作用が軽減されています。

ここでのアモバンは最近処方されることが少なくなった薬です。
光学異性体とかは飛ばしてもいいです。
要するに「アモバンの上位互換」がルネスタということになります。
問題は記述にもある「苦味の副作用」です。
アモバンはよく効くけど口の中が苦くなるという欠点がありました。
グレープフルーツの苦味を強力にしたような苦味が口の中に広がって、
・呼吸しても苦い。
・コーラを飲んでも苦い。
・とにかく苦い。
とピーキーな薬だったのです。

ルネスタは上位互換だけあって改善されていると主治医から聞いていたので大丈夫だろうとたかをくくっておりました。
処方されてから数日は大丈夫でしたが、四日目ぐらいに飲んだ後、「息が苦い」ことに気がつきました。
ぐわわわ!苦い!苦いぞう!!
と寝入り端にガツンと洗礼を受けたのです。
まぁ睡眠導入剤なので苦いぞ、むにゃ💤って感じなんですけど。

これはえらい副作用だ!と思いましたがいつも苦いわけじゃないんです。
体調が作用していて、疲れてる時とか飲んですぐに寝ないと苦味の洗礼を受けるのです。
アモバンよりもマイルドですが、柑橘系の苦さが口の中に広がってなんとも苦虫を噛み潰すかのような感じになるのです。
たぶん苦虫ってこういう味だと思うんですよ。

最近は飲んだらすぐ寝るようにしてるのですが、寝てても苦味を感じるのでどのみち苦味からは逃げられないみたいです。
朝起きてもうっすらと苦味が残っており、朝飲むコーヒーで苦味を置き換える感じです。

いや、いい薬なんですよ。
この苦味を抜きにすれば。
ただ寝る前に甘いものが必要なのですが(^^;;

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