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そのタスク上から解くか下から解くか

今回のお話

タスクが多く忙しくなり残業が嵩みなんてことはありませんか。

早く帰れると思いきや重めのタスクをやらないといけず納期ギリギリなんてことはありませんか。

今回はタスク処理について考えていきます。

そのタスク上から解くか下から解くか

1日の仕事の始まりにタスク管理をするかと思います。

今日はこれとあれとそれと、、、なんていう風に管理されているかと思います。
重要度や納期、そして工数に応じてタスクの優先順位をつけていくかと思います。

そのタスクの処理の仕方として2種類あると考えています。そしてそれらのどちらかが個人の考え方やこれまでの経験で合うものだと思います。

自分の思考と異なるタイプのタスク処理をするとたちまち上手くいかないのでそこは見極めないといけないかと思います。

・上から解くか:重要度が高いものから解く
・下から解くか:工数が少ないものから解く

上から解くかは、重要度が高いものから解くやり方です。こちらは逆算的に仕事のインパクトを考えて自律的に仕事されるタイプだと思います。

流行りのプロダクトマネージャーなど事業を推進するタイプはこちらの解き方が向いているようにも感じます。

下から解くかは、工数が少ないものから解くやり方です。脳のメモリ管理をしてタスクが溜まってる状態を望まず重要度の高い仕事にリソースを充てられるように仕事をするタイプです。

コンサルタントなどタスク量が多いような人はこちらの解き方に慣れている印象を持ちます。

これは、どちらが優れているという話ではありません。個々人の仕事の仕方やタスクを持っている状態をどう捉えるかという思考のタイプの話です。

これまでの経験から自分がどちらのタイプなのか分からず異なるタイプでタスク処理をしていると並列処理で仕事をこなそうとしてどれも進捗度が中途半端になりがちです。

ただ一生どちらかのタイプかというとそうでもなくキャリアのフェーズや職種に応じて変遷していくものだと思います。

またタスクの納期や重要度の高さ、抱えているタスクのバランスに応じて変わるものでもあります。

かく云う私は、下から解くタイプであるのでポモドーロテクニックのように短期スパンの集中と休息を織り交ぜるスタイルがやりやすく感じます。

またチームで働くことが昨今多いかと思うので、自分だけではなく働くメンバーのタイプを考慮して仕事をバトンタッチしていくことも大切です。

自分のタスク処理的には直列で進捗していてもチームとしては並列で進捗度が悪いというようなケースも往々にしてありがちです。

そういったときはタスクの解き方をスイッチしてチームのスループットを高めるような動きをしたり、ボトルネックになってないかをコミュニケーションすると上手くいくような気がします。

最後に

チームや組織という一企業内でのマクロな視点と個人というミクロな視点からスループットを見てタスク処理のタイプをスイッチし続けるということは非常にストレスフルで疲労が溜まりやすいものだと思います。

そのためにもマネジメント層や納期を管理するような立場の方は、どこがボトルネックになりがちであり、タスクの粒度や大きさを明確に分解していくということも求められているように思います。

個人としてのタスク処理にフォーカスしてきましたが、全体最適的な動きができるようになると評価されるような動きができるのではないでしょうか。

それでは、また。

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