『葛飾納涼花火大会』
一昨日(7月23日)、久しぶりに『矢切の渡し』に行きました。
『矢切の渡し』は都内に唯一残る江戸川の渡し場で
風情ある木製の渡し舟が片道200円で
東京都葛飾区柴又と千葉県松戸市下矢切とを結んでいます。
『矢切の渡し』と言えば
映画「男はつらいよ」に登場したり
同名の歌謡曲がヒットして
その名はよく知られています。
『矢切の渡し』は伊藤左千夫の小説「野菊の墓」で
政夫と民子の切ない悲恋の物語の舞台になった場所でもあります。
「野菊の墓」は悲しく切ない恋を描いた作品ですが
今では考えられない時代背景の中で
引き裂かれてしまう2人の恋模様が
何とも切ない気持にさせられます。
木製の渡し舟は昔の時代を彷彿させる雰囲気があり
乗船すると、とても緩やかな時間が流れて
まるでタイムスリップしたかのような気分になります。
私は『葛飾納涼花火大会』を観覧するために
『矢切の渡し』に行ったのでした。
花火の打上げ場所は葛飾区柴又の江戸川河川敷で
『矢切の渡し』(葛飾区)のすぐ近くです。
葛飾区側の河川敷はかなり混雑しますが
江戸川を挟んだ対岸の千葉県松戸市側の河川敷は
それほど混雑もなく花火を楽しむことができるので
『矢切の渡し』(松戸市)付近が穴場スポット!です。
『矢切の渡し』(松戸市)付近で花火を撮影。
天気が心配でしたが、無事に開催されて良かったです。
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