見出し画像

ICは日本を元気にする毛細血管 [私たちが考えるCC #1]

“ざわざわ”へようこそ。私たちはCC(Corporate Communication/企業広報)の諸課題を「実務」と「経営」の両面から語り合っているグループです。第1回の本稿では、まず「私たちはこの『ざわざわ』の場を通じて何をしたいと考えているのか?」、その概要をざっくりお話しするところから始めたいと思います。

Q. note『ざわざわ』を立ち上げた理由は?

私たち“ざわざわ”のメンバーは、それぞれがCC、とりわけIC(Internal Communication)のツール制作に、企業内の広報担当として、あるいは外部の専門スタッフとして長年にわたり携わってきました(詳しくは“ざわざわ”とはのページをご覧ください)。そんな実務経験を重ねるなか、メンバーのそれぞれが図らずも同様に抱き続けたのは「なぜ、これほどまでに有用なICという営みが、日本企業では注目されず、活かされていないのか?」という素朴な疑問です。

私たち「ざわざわ」は、ICを「経営の中核を担う営み」と捉えています。「なぜか?」については第3回で詳しく触れる予定ですが、“ざわざわ”のメンバーは全員がこのことを確信している。「だよね、だよね」とつぶやき合っている。一方、世の中の企業はというと、ICへの理解はお世辞にも十分とはいえず、ICに潜在する目くるめくパワーをまったくと言っていいほど活かせていない——。こうしたあまりにも「モッタイナイ」状況の改善に何とかお役に立てないか。そんな想いで立ち上げたのがnote『ざわざわ』です。

Q. 「ざわざわ」は何をしたいのか?

私たちは、ICを「日本の会社を元気にし、日本を元気にするための最有力なツール」と考えています。ICへの深い理解と活用により、それぞれの会社で働く社員の元気を生み出すことができれば、その総和としての日本は必ずや元気になるはずというシンプルな確信です。

日本列島の各地でさまざまな事業を展開する企業は、多くが社内報をはじめとするICツールを制作発行している。ツールを持たないまでも、それに代わるさまざまなIC施策や活動を展開している。つまり、私たちが暮らすこの日本列島には、ICで結ばれるネットワークが毛細血管のように隈なく張り巡らされている。しかもそれぞれの毛細血管は、マスメディアやSNSに見られるような画一的なものではなく、それぞれの組織のために最適化された固有のValues(価値観)に基づいて形成されている。だからそれらの毛細血管が血行障害を起こすことなく日々健全に流れ続ければ、日本企業は、そして日本は元気になるに違いない——。「IC/CCで日本を元気に!」。それが、“ざわざわ”が広げる大きな風呂敷です。
(まとめ:馬渕)

》》》CommunicationとBrandingの表/裏関係 [私たちが考えるCC #2]
    につづく


この記事について

“ざわざわ”は、ツールの使い方や社内コミュニケーションの最適解を教え合う場ではありません。道具が多少足りなくても、できることはないか?姿勢や考え方のようなものを「実務」と「経営」の両面から語り合い、共有する場です。

フォローはもちろん、コメント、引用大歓迎です。気に入って頂けたら❤マークを押していただけたらメンバーが小躍りするほど喜びます。記事への感想、お問い合わせは、「クリエイターへのお問い合わせ」からでもお受けします。「良かった!」の一言でも構いません。お気軽にご連絡ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?