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『だから僕は、ググらない』刊行記念イベント『浅生鴨の企画術』に行ってきました。

頭の中でレベルアップのファンファーレが鳴りっぱなし。
自分の中からアイデアの種を見つけるとは何か
視点を変えるとはどのような事か


職場にある献血時に貰った卓上カレンダー。
2月21日(金)の所に青いボールペンでぐるぐる何重にも○がしてある。
超重要!浅生鴨さんのセミナー
とメモが日付の欄に被せて書かれている。

超楽しみにしていた浅生鴨さんのセミナー

『だから僕は、ググらない』の刊行記念イベントとして『#浅生鴨の企画術』が株式会社ピースオブケイクさんで開催されました。

『だから僕は、ググらない』を読んでから、このイベントで紹介されたワークショップをすると、理解度や吸収度が違うと思うので、まずは『だから僕は、ググらない』を持っていない人は、まず買いましょう。

とにかく購入して、読んで実践して人に紹介する事が重要です。

説明できない事は、自分の力になっていない可能性があるので、何回も読み返した方が良いです。読み返すと気付く事が多いです。

気合いを入れてイベント当日に4回目の読み返ししてイベントに望みました
この本は、もうなんぼ読み返しても良いですからね。

19時開始だと思って仕事を終えて、ピースオブケイクさんに急行したら、イベント開始は19時30分からでした。。。

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イベントで学ぶ為、以外にピースオブケイクさんに来た目的。それはLOVOTに会う為だ!!

もう予想通り。
めちゃくちゃカワイイ!!
ヤバいヤバいヤバい!!

なんだ、この上目遣い。
オジサンのハートはガッツリもっていかれたぞ。
本当に本当にLOVOTに課金ボタンが無くて良かった。
ボタンを危うく連打してしまう所だった。
ピースオブケイクさんのスタッフの人にたぶん本当にドン引きされている気がするけど、カワイイものはカワイイのだからしょうがない。
週明けにうちの職場にもLOVOTが導入できないかを聴いてみよう。
ちなみに緑色のLOVOTが『のーとくん』
黄色のLOVOTが『けいくすくん』です。

よろしくね!みんなで覚えよう。私はガッツリ覚えました

さてさて、オジサンがドン引きされてLOVOTに遊んでもらっていると、19時30分となり浅生鴨さんが登場です。

簡単な浅生鴨さんの自己紹介の後に、いきなり『だから僕は、ググらない』の主の1つのテーマ。
アイデアとは何か。
の話になりました。

はいガッツリ予習ポイントきました。コレ。

心の中でガッツポーズをしていると、私をさして指名してくださいオーラが滲み出てしまっていたのか回答者として指名されました
「アイデアとは問題を具体的に解決する為の方法だと思います」
ハキハキと予習バッチリ感じで答える私。
当日も読み返していて良かった。

しかーし、浅生鴨さんが解説をすると
問題を具体的に解決する為の「なるほど!」
がより良い形との事。
なるほど!!よりイメージが具体化された。

良いアイデアは、いつも繰り返し考えたり使っている内側ではなく
自分でも気付いていないような外側にある

そのアイデアをどう出していくのか。
無理やり考える。
何度も考える。
いつまでも考える。

アイデアは自分の中にある
自分では思いつけないアイデアの種を自分で見つける。
自分の中に無いものは決して出てこないからインプットする事が大事。
インプット100だとしたらアウトプットは1
そんなイメージ。
色々な事をインプットして溜め込んで常に考えて、考え続けて熟成させていく
それが『妄想』ではないか。

今日やる事は2つです。
自分の中から種を探そう
新たな視点を獲得しよう

■自分の中から種を探そう
連想をしてみる。

●ワークショップ1
9マスを使って実際に発想をしてみよう!

制限時間3分。テーマはノートです。9マスの真ん中にノートと書いて、はいスタート!

ここからは私が実際に書いた内容を公開していこう。

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●私が書いたのはこれ。
やってみると7個目。8個目。9個目とかが苦しくなってくる。
私の書いたのだと、

100円
つながる
交換

がそれ。
逆に9マスが埋まると、どんどん頭の中から発想やイメージが溢れ出てきて止まらなくなる。

次にテーブルの中で、出てきた発想を見せあい『これは私は思いつかない物』
○をつけてチェックしていきました。
各テーブルで○をつけたもの。
これは『普通出てこないよね』を集めた物がこれです!

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40人近くの普通出てこないものを見ているだけで面白い。ゾクゾクする。凄い体験に軽く武者震い。

さらにこの中で浅生鴨さんが3つ言葉をセレクトして、それを基に各チームで簡単な物語を作る事に。
選ばれたテーマは

コート
蔵前
ラブレター

更にチームの中で、1人1人が順説と逆説を使って言葉を繋いでいきます

ある所にコートがありました。 から始まる物語。

ちなみにうちのチームの物語は、これです。

あるところにコートがありました。
だから、寒くありませんでした。
しかし、そのコートはペラペラでした。
だから、すぐに破けてしまいました。
しかし、良い修理屋を知っているので向かいました。
そこは、蔵前でした。
だけど、そのお店は潰れていました。
そこで、隣駅まで歩く事にしました。
だけど、靴にも穴が空いている事に気がつきました。
そこで、足が痛くなったので公園で休む事にしました。
しかし、雨が降ってきました。
すると、足元にラブレターが落ちていました。
しかし、びしょびしょで触りたくありませんでした。
そこで、のぞきこんで見るとタカシという名前だけが見えました。

※ここでタイムアップでした。タカシって誰(最後の1節は私が作りました)

2チームほど発表でしたが、凄く面白い。全然違う。
基になるのはノートという単語。
そこから、
コート
蔵前
ラブレター

を見つけて物語を作る。
途中まで同じ奇跡を辿るのに全然違う

卵から焼くまで縛った料理なのに

目玉焼きが出来たり
玉子焼きが出来たり
スクランブルエッグが出来たり

そんな光景をみている体験。ワークショップ凄い。面白い。

浅生鴨さんから、更に突っ込んだアイデアの種を膨らませていく発想法を教えて頂きました。

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色々な視点で考えるコツを体得していると出せるアウトプットの量や質もかなり変わってきますね。

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自分の型、フォーマットを持つという話もありました。

●ワークショップその2
音楽を聴きながら物語を書いてみよう

これはめちゃnoteで文字で伝わりにくい(笑)
でも凄い体験でした。

テーマは
自分が仕事をしている会社での商品やサービスをお客さんが使っているシーンを想像してみる。
いつ、どこで、誰が、どんな風に使っていて、どんな台詞を言っていているか。

盆回り
https://youtu.be/ITfTTV_6zoQ

威風堂々
https://youtu.be/PIgb1MuXf4I

全然、浅生鴨さんがセレクトした曲と違うんですけど私が好きなこの2曲で物語をテーマにそって書いてみてください。きっと違うものができると思いますから。

実際に自分がイメージしてワークショップで書いた2作品はビックリするほど違った作品で、文体やセリフの強さなども変わっていました

『アイデアを考える』について浅生鴨さんから締めくくりのスライドが。

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アイデアを見つけるという事は大袈裟に言えば自分自身を見つける作業。

もう自分が無い文章や内容を発表しても本人も面白く無いのでは、ないかと。

何度も私のnoteで書いてきた『読みたいことを書けばいい』『言葉ダイエット』に共通する想いがありますね。中身の無いフォーマットは止めましょう。
自分自身の為にも。

発見してアウトプットしてみて自分自身でも知らない自分が見つかるのが楽しいのです。
私自身も書いていて、そんな事だらけだから面白いのです。
自分でも知らない自分を発見してアイデアを見つける旅に出かけましょう。

■新たな視点を獲得しよう

少しの休憩を挟んだ後に、次のワークショップです。
新たな視点を獲得しようです。

浅生鴨さんがお題を出しました。

ワークショップ3

王様と家来が向かいあって何かを命令している絵を書きましょう。

最初、中世のよくある王様と家来を書いてみようと思ったけど全然王様の構図が思い浮かばなかった
私はビックリするぐらいに絵がヘタなので、そうだ抽象的に擬人化しようと考えた絵がコレ。

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今、見返しても絵心が無さすぎる
ちなみに一応、言い訳しますと私なりにテーマがありまして
自分自身の光や熱が強すぎる王様が家来の雲を使って、暑さなどからほどよく民の人々を守っている絵です。

チームの皆さんもたぶん、会場にいたほとんどの人がちゃんと真面目に中世ヨーロッパの王様と家来を書いていました。。。

ここでのワークショップで伝えたい重要なテーマは
新たな視点で物事を考えるなのです。
本当にカメラワークとして視点を考えていく
という意味なのです。

はい、ここ超重要なポイントです。
カメラワークです。

つまり、浅生さんの書いた絵ですと
まず2人がわかる一般的な視点。

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次に王様側の視点。

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次に家来側の視点。

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上から二人を見ている視点。

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足の隙間から見える視点。

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など色々な視点がありますね
はい、ではこれを文章にして見ましょう
テーマはコレで。

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王様側の視点での文章
家来側の視点での文章
だいたい3分ずつぐらい。
はいスタート。

で、私が書いたのはこれ。

■王様側の視点
深く腰を降ろすとジンジンとした痛みが鈍くやってくる。
歳のせいか、最近は何もかも痛みを伴う事が多くなった。
隣の国から貰った薬は、この体と気持ちを静めてくれるだろうか。
あれはどこに保管していたか。
信頼している家来のジンを呼ぶ事にしよう。
「おい、ジンは何処だ」
「お呼びでしょうか」
すぐにジンがツカツカと音をたてながら、やってきた。
背筋がしっかりとピンと伸びている。
彼を見ていると腰の痛みとも無縁であろうと思った。
「実はお前に頼みたいことがあるのだ」
「なんなりとお申し付けください。」
彼はハッキリとした強い目でまっすぐと私を見た。

■家来側の視点
最近、王のため息が増えた。
健康状態が優れないのであろう。
ただでさえ、最近は問題ばかり起こる。
私の父から先代の王に代々お仕えしてきた身。
王の事が心配である。
私は王に使える事がいきがいなのだ。
幼少期から私を育ててくれたこの国への王への気持ちは強い。
思い出しながら、後ろ手に組んだ拳に強く力が入った。
ふと私を呼ぶ声が聴こえた。
「お呼びでしょうか。」
ハッキリと王へ見据えて申し上げた。
「実はお前に頼み事があるのだ」
『頼みたい』と『実は』に心が震えた。王の為ならどんな事でも。
「なんなりとお申し付けください。」
思わず意思の強さが反映されて強めに言葉が口から出てしまった。
私の強い決意をあらわして。

視点を変えたら違う文章がドンドンわいて出てきます。体験して実感して面白いですね
視点を変えた文章に単調さが消えるような文体としても引き込む視点で、物事を書く事ができますね。

この発見は私個人で凄く重要な発見でした。
あまり意識していなかったポイントでした。

という事で、楽しかった浅生鴨さんのセミナーもあっという間に終わってしまいました。

何回、私の頭の中でレベルアップの効果音が鳴り響いたでしょうか少なくとも3回は鳴っていましたよ。めちゃくちゃレベルが上がった気がしますよ。でも、書いていないとアウトプットしていないと筋肉のように衰えてしまいますからね。貴重な経験値を無駄にしないように使っていきたいと思います。

★おまけ★

浅生鴨さんへの質問コーナーで色々な質問が出たのですが、好きな映画や海外ドラマなどを紹介してくださっていました。

映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』

007でお馴染みのダニエルクレイグさんが主演のミステリー。美術が凄く綺麗との事。

キリング・イヴ/Killing Eve (海外ドラマ)

キング・オブ・メディア公式サイト(海外ドラマ)

帰る時には『のーとくん』も『けいくすくん』も仲良くおやすみしていました。

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noteがnoteであり続ける為に私が大好きな言葉を紹介して終わります。

だれもが創作をはじめ続けられるようにする

その為に楽しい冒険の旅に出かけましょう。楽しいアイデアは自分の中にあります。 

楽しい事を見つけたらアウトプットするまでが冒険。noteに書いて共有するまでが冒険。

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