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『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」を見て

日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんな残忍極まりない行為をする事か。


■『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」特別無料公開

脚本:上原正三
監督:東條昭平
特殊技術:大木 淳

↑2020年1月12日現在、円谷プロダクションさんのサイトで特別無料公開されています↑

さてnoteで映画やテレビの作品の感想を書くなんてやってなかったのですが、円谷プロダクションさんが無料公開された『帰ってきたウルトラマン』の第33話「怪獣使いと少年」が素晴らしい作品でしたので、思わずいてもたってもいられなくなってしまい、今日は三連休の中日で、職場の同僚さんにも話として紹介したいけど火曜日になる頃にはさすがに熱がある程度さめて落ち着きそうなので、自分の為にもnoteに書いて記録しておきます。

感想を書いていく前に田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』を昨年購入して読まさせていただいて自分自身凄く感動をして影響を受けているので、田中泰延さんが電通に勤務されながら書いた【田中泰延のエンタメ新党】のように、あらすじも結末もバンバン書いていくので先に純粋に作品を楽しみたい人は、最初の方にリンクした『帰ってきたウルトラマン』の第33話「怪獣使いと少年」見ていただいてから読んでいただいた方が良いです

ちなみに田中泰延さんのエンタメ新党ですがどれも本当に素晴らしいのですが第5回の『イミテーション・ゲーム』が私は凄く感動しました。いつか感想の感想を書きたいです。下記にリンクを貼っておきます。

さて、本題です。49年前の素晴らしい作品の感想に『ネタバレ』とか無い気もしますが作品のネタバレして欲しく無い人は、以下は読まないでくださいね。

実は幽霊で死んでいる とか ここは地球だったのか レベルでバンバンあらすじと感想を書いていきますので。

■最初に何故に円谷プロダクションさんは上原正三さんの作品の中で、この作品を選んだのか

1月2日に死去された上原正三さんは、大変多くの脚本に携わられました。今回、円谷プロダクションさんが特別に無料公開された『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」は上原正三さんの脚本デビュー作品ではありません

上原正三さんは1937年に沖縄県那覇市で産まれます。そして中央大学に進学されて、その後ウルトラマンやウルトラセブンなどのシナリオを多く手掛ける同じ沖縄県出身の金城哲夫さんの誘いもあり円谷プロダクションに入社されます。

その後、1964年に『ウルトラQ』第21話「宇宙指令M774」にて円谷プロダクションでの脚本家としてデビュー上原正三さんが手掛けた最初の作品とされています。

その後、金城哲夫さんと上原正三さんは1968年まで円谷プロダクションに在籍。退社してフリーの脚本家となりますが上原正三さんは、フリーになった後も円谷プロダクションの作品での脚本を担当して、今回無料公開されたテレビシリーズ『帰ってきたウルトラマン』では全51話ある中で20話を担当しています。

上原正三さんは2009年8月に生涯で手掛けた1000作品以上のシナリオの中から未発表作品も含めた50作品のシナリオを掲載した『上原正三シナリオ選集』を発売されました。

この本の中で紹介されている帰ってきたウルトラマンのシナリオは3作品あります。

帰ってきたウルトラマン「二大怪獣 東京を襲撃!」(決定稿)
帰ってきたウルトラマン「決戦! 怪獣対マット」(決定稿)
帰ってきたウルトラマン「キミがめざす遠い星」(決定稿)

無い!無い!無いっ!

第33話「怪獣使いと少年」が無い!

(※訂正※「キミがめざす遠い星」が本件の第33話「怪獣使いと少年」の原案シナリオです。訂正致します。2020年1月15日追記)

つまり何が言いたいかと言えば、円谷プロダクションさんが今回特別に無料公開していただいた『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」には円谷プロダクションさんが考える特別な想いがあるのではないかということです。

脚本家さんの視点でこの話を見つめていくならば『この話で伝えたい事は何か』という作品のテーマになるのですがハッキリと

差別・いじめ・残忍性・葛藤・優しさ

非常にわかりやすくストレートに刺さる映像や表現で訴えてきます。

個人的に感じた感想としては松本清張さんの『砂の器』(1960年連載開始、1974年映画公開)の鑑賞後の感覚に凄く近いものがありました。「怪獣使いと少年」は1971年の公開ですが、この時の日本は様々な差別や社会問題に悩む時代でありました。「怪獣使いと少年」は大変に素晴らしい作品なのですが、初期のウルトラマンにはあまり見られませんでしたが、その後のウルトラセブンでは『社会風刺』を行う作品が強くなっていきます。そしてウルトラセブンの流れを汲んで、帰ってきたウルトラマンでもこのような作品があります。

時代がこのような問題に真剣に向き合って子供向けの高視聴率番組のテーマとして扱うぐらいの問題認識と寛容性があった時だったという事だと私は思っています。

このnoteのタイトルを
『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」を見て
でツラツラと書いてきたのですが具体的なあらすじや内容を全く紹介しないままここまで書いてしまいました。
これだと『見て』と書いてあるけど本当は見ていないんじゃないかとか、読んでも無い本の読書感想文のように、ウグイスパンの中にウグイス入っていないように中身が無いものになってしまいますので、中身を書いていきます

田中泰延さんのエンタメ新党のコンテンツのように映像作品を見なくても、内容が具体的にわかったよ。
とする形が目標なので作品の中身を具体的に紹介していきますね

君にも~♪見える~♪ウルトラの星~♪
遠く~♪離れて~♪地球にひとり~♪
怪獣退場に、使命をかけて♪
燃える街に、あとわずか♪
轟く叫びを耳にして♪
帰ってきたぞ♪帰ってきたぞ♪ウルトラマン~♪

ウルトラマンシリーズのワクワク感のあるオープニングと曲や歌詞はどうしてこんなに素晴らしいのでしょうか

私は38歳なので帰ってきたウルトラマンの放映時には産まれていないのですが、それでも歌えてしまう。家にウルトラマンシリーズのDVDもなければ両親がウルトラマンが好きだった訳でもありません。私が幼児の時に最初に買ってもらった人形がウルトラマンのソフビ人形で、怪獣ごっこ遊びをしていたぐらいでもウルトラマンタロウぐらいまではオープニングが歌えてしまうのは素晴らしい事だと思います。

少し聴いただけで耳に残るメロディはドラゴンクエストシリーズの音楽も手掛けていらっしゃる『すぎやまこういち』さんがこの作曲をされている事にも関係がありそうですがどうでしょうか。

ワクワクした気持ちではじまったのですが、いきなり雨の中で少年が『助けて~助けてくれよ父さん~』と叫びながら巨大魚怪獣ムルチに追い回されて力つきて気を失うシーンから物語は始まります。ワクワク→シリアス

何故にこの少年だけが巨大魚怪獣ムルチに追い回されていたのかは謎です。そして逃げ惑う少年を見ていた異星人ぽい人に助けられてこの異星人の特殊能力であっさりと地中深くに封印されます。弱すぎるぞ巨大魚怪獣ムルチ!!

そして唐突に工場の映像です。何故にいきなり関係の無い工場のシーンが挿入されるのかは作品のテーマの1つなのですが、優れた作品には無駄なシーンはありません。違和感はやがて回収されるようになっているのです。違和感をわざと残して評価されるのはデヴィッド・リンチぐらいじゃないでしょうか。

そして次のシーンからは、少年はひたすら地面に穴を掘り続けます。少年は知らない街にやってきて、いきなり穴ばかりを毎日掘っています。

人からは好奇な目にさらされて「少年は宇宙人だ、宇宙人が少年に化けている」として噂をされる事になります。毎日、穴を掘るとか名作パズルゲーム『ミスタードリラー』の『ホリ・ススム』君なのかな?彼は充分に宇宙人ぽいけど、みたいなイジリじゃ無いんです今のコンプライアンスならばアウト的ないじめのシーンが出て迫害・差別的ないじめを受けてしまいます。同じ子供達から。

少年はいじめにあい自分で掘った地中に埋められてしまい、泥水を頭からかけられて更に自転車でひかれそうになりますが、間一髪で本シリーズの主人公であるMAT隊員の郷秀樹(ウルトラマンに変身できる)に助けられます。このシーンも凄く印象的で秀逸な描写なのですが、郷隊員が少年達に「どうしてこんなに酷い事をするのか」と問いかけている間、ずっと音楽は悲しいまま、またカメラの構図は地中深くに埋められて頭から泥水を被りひたすら耐える少年にピントがあったままなのです。

このシーンの少年のいじめは『思わず目を背けたくなるもの』なのですが、目を背けたくなるものにピントがあい続けて、主人公と少年達の会話には全くピントがあっていません。

郷隊員は少年を地中から助け出しますが、少年は『何故に穴を掘り続けるのか』の理由を話そうとはしないのです。少年は改めて、自分は宇宙人でなく北海道の江差から来たと郷隊員に告げます。郷隊員は少年が何を隠しているのかを調査する為に北海道に行くのでした。

一方でいじめを行っていた少年達は宇宙人としている少年への裁きが無い事に憤慨していました。改めて自らの手で罰を与える為に少年の所に向かうのです。

少年は薪でお粥を作っていました。いじめをしている少年達はお粥をひっくり返して、お米を拾っているそばから、汚い下駄で踏んづけました。耐える少年と燃え盛る薪いじめっ子の少年の表情、燃え盛る薪、いじめっ子の少年の表情、燃え盛る薪。いじめっ子の少年の表情、燃え盛る薪

ついに少年の我慢の限界がきました。彼がサイヤ人であれば確実にスーパーサイヤ人になっています。少年は燃え盛る薪を持ち、いじめグループに詰め寄ろうとしますが、脱兎のようにいじめグループは逃げ出します。そして連れていた番犬に少年を襲うように命令しました。少年はサイヤ人ではなく北海道江差の産まれなので番犬に、やられそうになります。「やめろ~助けて~」空しく助けを求める少年の声が響くのでした(作品中3回目)。いじめグループは建物の外から建物の中がどうなったかを見ています。声が止み、建物から番犬が出てきました。少年は噛まれて、やられてしまったと思ったその刹那。

番犬が大爆破します。

番犬が目の前で木っ端微塵になってしまいますがいじめっ子グループの台詞は「おい帰ろうぜ」です。マジか

少年は無事でした。傷1つありません。マジか。チリンチリンと鈴を鳴らす托鉢僧が家にくる姿を見つめます。

少年は寒く雪がちらつく冬でも、薄着でひたすら穴を掘っていました。掘り続けていました。北海道での調査を終えた郷隊員が隊長の伊吹竜に少年の身辺調査を報告するナレーションシーンですが、ナレーションバックに映像はずっと少年は穴を掘り続けています

少年は父、母と北海道で暮らしていましたが、父が東京に出稼ぎにきており、母は病気で死んでしまいます。母の死亡を聴いた出稼ぎ中の父も蒸発してしまい、天涯孤独となった少年は北海道から父を探しに東京にきたのでした

そして、天涯孤独というキーワードで伊吹隊長は主人公の郷隊員に問いかけます。

郷秀樹隊員も天涯孤独なのでした。郷隊員は伊吹隊長に伝えました。
「でも私にはMATという家があり隊長という父がいます」
伊吹隊長は郷隊員に建物の廃墟に天涯孤独となった少年の心の支えになっている父の存在があると考えメッセージを伝えたのでした。

ここで今日の【その時歴史が動いた】その時がやってきます。MAT伊吹竜隊長の名台詞。

『リョウくん(少年)はあの廃墟の中に、父親に似た愛の温もりを発見したんではないだろうか。もしその父親が宇宙人で、そのためにリョウくんが宇宙人呼ばわりされ、乱暴されて情愛の絆を断たねばならないとしたら、それは絶対に許されん。日本人は美しい花を作る手を持ちながら、一旦その手に刃を握るとどんなに残忍極まりない行為をすることか。郷、リョウくんに関しては君に任せる。早く宇宙人説から解放してやりたまえ。』

伊吹隊長から少年を任された郷隊員だったが何故に穴は掘り続けられるのか、父に似た愛の温もりの正体は何かの2点は依然として謎のままでありました。

郷隊員が少年のいる建物にいくと『天井から括られた縄』を発見します。縄で括られた中に建物の入口を少年を探す郷隊員を映しています。音も含めて寒気を誘うシーンです。

少年は街に買い物にやってきていました。雨が降っていますが、傘はボロボロ。それよりも少年の悪い噂が街に広がっているようで、人からは避けられます、ヒソヒソと話されたり少年の周りに人がはけていなくなり、大人達からも避けられている様子が描かれます。

少年はパン屋に行き食パンを購入しようとします。店員は気の毒がりはしますがパンを少年に売ると少年の仲間と見なされるように感じて世間の目を気にしてパンを売ってくれません。少年は残念そうにパン屋を去るのでした。その光景をパン屋の娘(ヨウコ)が見ていました。食パンを手に少年を追いかけます。

パン屋の娘(ヨウコ)は少年に追いつき食パンを差し出しますが少年の反応は同情なんてして欲しく無いと素っ気ないものでした。

少年はパンが買えない悔しさと人間扱いされずに購入できなかった事に怒りを覚えている様子でした。パン屋の娘(ヨウコ)は言います

同情なんてしてないわ売ってあげるだけよだってウチ、パン屋だもん。はい120円」

パン屋の娘(ヨウコ)は少年を1人の人間として対応をして少年からお金を貰うのでした。

パン屋の娘(ヨウコ)は丁寧に袋の中に食パンを入れてあげると少年に笑顔が戻るのでしたありがとうと何回も少年らしく笑いお礼を伝える姿に私は涙が止まりません

パン屋の娘(ヨウコ)さんが最後に笑って少年に笑顔で手を振るシーンなんて、号泣しながら見ていたらパン屋の娘(ヨウコ)さんが剛力彩芽さんに見えてきて剛力さん全く関係ないのに『剛力さんめっちゃいい人』とファンになりそうな私がいます。とにかく泣けます。

少年が建物に戻ると二階に匿っていた父のように慕うメイツ星人と郷隊員が話をしていました。メイツ星人は調査の為に地球にやってきたのですが工場の大気汚染により力がドンドン激減してしまい、自分が地中に隠した宇宙船を浮上させる事ができずに星に帰る事が出来なくなっていました。少年が作品中にずっと穴を掘っていたのは父のように慕うメイツ星人の宇宙船を探す為だったのです。

郷隊員は少年とメイツ星人の宇宙船を探す為に地中を掘って探しますが、少年はメイツ星人とメイツ星に行くと宣言します。

「地球は今に人が住めなくなってしまう」と少年は言い、また冒頭にあったような工場と排気の映像が流れます。この作品は映像では汚れた空気(当時の社会問題)をテーマでわかりやすく訴えているのですが、工場のシーンの後に『汚れた心の人が良くない行動を起こす』が対になっているのですね。汚れているのは空気だけじゃく人の心もなんです。

穴を掘る2人の所に暴徒化した大人がやってきます。MATの郷隊員は大人達に落ち着くように、少年は宇宙人ではないと説明します。しかし、暴徒化した多数の大人には無力でした。自分達の正しさを疑わない大人達は助けを求める少年を力づくで連れていこうとします。そこに『宇宙人は私だ』として匿われていたメイツ星人が現れるのでした。少年の無実を説明する為に

目の前に現れた宇宙人メイツ星人を前に暴徒化した中の1人が言いました。「こいつを生かしておくと、えらい目にあうぞ」

正常な判断ができなくなった大人が放ったピストルの玉がメイツ星人に命中します。メイツ星人は「(少年ではなく)俺を打て」と言います。更に1発2発。暴徒化した大人が放った銃弾は無実の宇宙人の命を奪ったのでした

少年は父のように慕う命の恩人が目の前で殺されてしまい泣き続けています。MATの郷隊員は暴徒化した大人への人間への怒りや悔しさでいっぱいになります。映像作品が違うものならば、郷隊員は自分のフォース能力を活かしてダース・ベイダーになっていてもおかしく無いレベルで闇への道がハッキリと見えるのでした。

身勝手な大人が暴徒化して、メイツ星人を殺してしまったせいで冒頭に封印されてちょっとの出番しか無かった、完全に忘れられていた激弱怪獣の巨大魚怪獣ムルチが街を破壊して暴れています、更に身勝手な大人達はMATは怪獣をやっつけろ!と要求してきます。闇に落ちた郷隊員の怒りはMAXで怒髪天です。ウルトラマンに変身しようとしません。

いくら激弱怪獣でも体は大きいですし一応口から炎も出せるので次々と街は破壊されていきます。どのくらい郷隊員は闇に落ちていたのでしょうか。

そもそも子供向けなのにウルトラマンが変身せずに街を見殺しにしたままです。タイムキーパーさんからの『番組終了まで残り4分を切りました』の悲鳴のような宣告を受けてADさんの【マジヤバい至急巻きで変身!】のカンペを出しますが闇に落ちて地面だけの真下だけを見ている郷隊員は気づきません。

托鉢僧になった伊吹隊長が郷隊員の所にいきます。次々と街が破壊されていくシーンをみて郷隊員は剛力彩芽さんみたいなパン屋さんの良い人もいるし、全て全員が悪い人じゃない事を思いだします。そして全力で涙目のカンペ出してるADを見て走ってウルトラマンに変身。そしてカラータイマーが点滅する事もなくだいたい90秒で巨大魚怪獣ムルチをあっさりとやっつけるのでした

そしてラストシーン。少年はメイツ星人が死んでしまった後も地面を掘り続けます。

「いったいいつまで掘り続けるのだろうか」「宇宙船が見つかる迄は止めないだろうな」「彼はきっと地球にサヨナラが言いたいんだ」の会話と悲しい音楽、地面を掘り続ける少年のシーンで物語は終わります。

作品に対する解釈はnoteの冒頭に書いた通りですが、この話が素晴らしいのは空気の汚れと人の心の汚れのどちらも描かれている点です。そしてどんなものでも磨き続けないものは、やがて汚れていってしまいます。

円谷プロダクションさんと上原正三さんをはじめとして世に送り出していただいた方々、特別無料公開をしていただいた事に本当に感謝します。ありがとうございます!!

いつまで特別無料公開となっているか、わかりませんが今だからこそ、この作品が多くの方々の目に触れる事があればいいなと、ウルトラマンシリーズのファンの1人として思いました。こんな長い文章を読んでくださった皆様にも本当に感謝です。最後まで、ありがとうございました!!

■『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」特別無料公開

脚本:上原正三
監督:東條昭平
特殊技術:大木 淳


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