”自分を自由にする”過去のトラウマを捨てるのではなく、不幸な過去そのものを捨てる”生き方
原因論的考えかと目的論的考えどちらが真実?
この見出しを書きながら、何ですが、正解から言うと・・
「どっちでもいい」が私の答えです。
「なんだよ!それ」って思いつつも、良かったら最後まで読んでくださいね。自由な気分になれるかも知れません。
これを読んでいる人の中には、過去の体験で辛かった記憶があり、今が望む現実になっていないと日々感じている人もいるかも知れません。
ここから読み進める中での前提は
何が正しいか?より何を信じたら幸せに自分はなれるか!を選択するです。
もし、自分を自由にしてあげたいのなら、「自由」になる考えを選択してみてください。
原因論的概念
代表的な概念に、オーストリアの心理学者、精神科医ジークムント・フロイトの概念で、人間の行動や心理状態が無意識の過程や過去の経験によって形成され、影響される。
目的論的概念
オーストリアの精神科医、精神分析学者、心理学者のアルフレッド・アドラーは、トラウマの経験がある人がそのトラウマをどのように受け止め意味づけするかは、その人が持つ人生の目的や目標に大きく依存する。
この2つの考えがあります。
どちらを選択したら、自分が自由になるんだろう?
時間の流れって何?
時間の概念は、本当に様々です。当たり前の様に、何の疑いもなる時間の流れを学んできて、時間は過去の延長であるような今までを過ごしていました。
でもそうだとしたら、今が満足出来ていないのは、あの親の元に産まれた瞬間から、失敗だったから、もう人生諦めるしかないのか?
抗っても何にも変わらない・・これこそ「運命」じゃんって・・(T_T)
私は、40年間こんな考えでいたんです。だから、現実はいつも周りを見ながら羨んでいたんです。
フロイトの原因論的概念を採用していました。
でも、40代になって「やっぱりこんな人生は嫌!!!!」ってことで、自分の願望に忠実に心理学の世界へ入ってきたんです。
自分が自由になる考え方を採用した
それが、アドラー心理学の認知論でした。私なりの表現で言うと
「私たちは、自分の信じる(思い込みの世界)世界の中で、自分の信念を正当化する意味づけを通してしか物事を受け止めない」
「嫌われる勇気」ではトラウマを否定しています。
私は、この考え方は初めて聞いた時、何にも響かなかったんです。だけどどんどん現実が変化する中で、この考え方が理解出来る様になったんです。
過去の原因の中でいたら、今の私は絶対になかった。
私は、親が離婚して人生が変わったと思い込んでました。親が離婚したせいで、学びも、結婚も上手く行かなくなったと、ずっと信じていました。
「だから幸せになれない」って。さらには「人はどうせ裏切るもの」って世界です。
この世界を信じていたから、現実は「どうせ裏切られる世界」を見ていたんです。
原因的考えをしていたと思い込んでいましたが、自分の世界を変えたくない目的がこちらです。
”今までの辛さを否定したり、なかった事にしたくないし、自分のせいにしたくない”です。
目的のもと、どんな出来事にも「どうせ裏切られる世界」と認知して、
今があったんです。
ここに気がついた時、時間の流れの概念が変わってきたんです。
時間は未来から流れている
と言うか概念。なかなか受け入れ憎い感覚もあるかも知れません。
そんな方は、今理解を無理やりしないで「そーなんだ~」って肯定的に関心だけ持ってみてください。あなたの天才機能は、その考えに必要な出来事や情報をこれから運んでくれます。ポイントは、肯定的に関心を持つです。
例えば、大好きなアイスクリームを買いにコンビニへ行ったとします。
一軒目のコンビニはそのアイスが売り切れでした。
「折角来たの・・めちゃ食べたかったのに・・やっぱりツイていない」と悲しい気分を感じています。
でも諦めないで、”やっぱり食べたい!”と思って少し離れた二軒目のコンビニへ。そこでは、半額になって大好きなアイスクリームが販売せれていました。
「やったー!!!めっちゃラッキー過ぎる!私ツイてる♡」ってHappyな気分になります。
これは、
「”やっぱり食べたい!”という目的」(正確に言うと食べた時に得たかった気分)←これが未来を設定した。
「やったー!!!めっちゃラッキー過ぎる!私ツイてる♡」を体験した
今があった。
諦める世界でいたら、この今の気分はなかったんです。
では、今までの過去については???どうなるの???
それは、”辛い未来を体験して、行動しない自分でいたい目的で
過去の体験を引っ張り出して、意味づけを強固”にして、
その出来事を今の自分の感情で意味を付けてさらに再度認識して、
記憶する。
今、再認識するとさらに感情は鮮明に湧き上がって、長期記憶へ保管される。
先ほどの例に紐付けると、「やっぱりツイていない自分」と感じている自分の思い込みの世界があるから、「諦める」行動になり、現実は「やっぱりツイていない自分」止まりになる。
全部自分が自作自演で創った仮想現実のマトリックスの世界です。
目的+認知=マトリックスの世界が変わる
さらに、この例を加えてみるとイメージが追いつくかな?
来月、北海道へ旅行に行くと決めます。
①決める(意図・目的)←どんな旅にしたか?目的がある。
②行き方、泊まる先、観光なら観光先を決める
③予約
④当日を迎えて実現して、現実となっている
当たりを決めたら当たり前が変わる
ってことの、日常の事例。
未来どうしたい?を決めたら今が変わる。今が変わって当たりに必要な情報が入ってきて、選択肢が広がる。もちろん今までの体験を活かしたりしながら選択する。
そして、現実になる。
過去の体験は、リソース(知恵)であるだけ。
当たりを決めて当たり前が変わると、過去はトラウマではなく、知恵なだけ。知恵を使って、行動の選択を増やす為に使うのみ。
過去に囚われる、原因的考えを選択する事も自分で選べる。
それは、今、行動しない目的があることを受け止めてあげることも大事。
そこにある行動する為の「認知」意味づけには
「意味づけは勇気を要する。なぜなら、意味づけがある生活を送るということは、責任を伴うからである。」という言葉も響きます。
行動する意味づけこそ、「勇気」が必要です。自分で決めることに慣れていないからです。
これからの自分の人生を、どの考え方を採用して進んだら、自由になれそうですか?
最後に、時間は「今」を連続しているだけってことに気がつく様になって行きます。だから「今」を充実させるために(目的)どんな当たりを設定する?
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
これからも、40代から必須「自分を大好きになる為の」自分関係コミュニケーション法について書いていきます。読んでいただいたら、リアクションもらえると励みになります!
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