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紺太郎の詩

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このマガジンには、詩を纏めて置いておきます! 読んでみてね!!
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#自由詩

『高い景色』

『高い景色』

日常を気まま生きていて。

何だかなって、ふと思うんだ。

楽しくないと感じる毎日。

楽しみ方を忘れてる。

何も考えたく無いから。

気の向くまま、求めるままに。

歩いて歩いて、歩いたの。

辿り着いたそこは高い場所。

下を見れば、死が目の前だ。

飛び降りたらどうなるのかな。

『愚痴の額縁』

嫌な事が沢山あったんだ。

言う人なんて居なくてさ。

聞いて欲しいの、私の愚痴を。

いつでも、誰にでも。

見せられるようにさ。

額縁に入れて飾っておくの。

誰かに聞いて欲しかった。

私の溜めたストレスを。

私の溜めたストレスたちが。

形を成して、愚痴となる。

私の展示会が開かれた。

愚痴を眺めて、共感してね。

『夜にパレード』

日も沈んで、夜が来た。

夜のカーテンが、かかったよ。

星のようなラメの装飾がね。

キラキラキラと、光ってさ。

とっても綺麗だな。

楽しかった一日のパレード。

さぁ、始まるんだよ。

私のお部屋でさ。

少し暗くして、ランタン灯す。

日常の夜を少し、楽しめる。

外で星空を眺めているの。

そんな夢を私はみてた。