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お楽しみくださいませ~葡萄に寄生する害虫を擬人化しました~

↑このタイトル‥。



我が家の生業は農業です。

生食用のブドウを栽培し、それを売って生計を立てています。

我が家はJAさんの立てた計画に沿い、定期的に農薬散布もして栽培をしています。
有機はしていません。

定期的に決められた作業工程を経て育てても、病気や害虫にやられてしまう房も当然出ます。

そのぐらい、耐性もついてくるのか自然の中で生きるものは強いです。

中でも厄介なのが、“クワコナカイガラムシ”。

私達ファミリーの間では“めんちゅー(←綿虫)”との俗称で呼んでいます。

“めんちゅー”と検索しても出てこないので(“わたむし”は出て来るが、コレではないんだよな。)、ここら界隈のコミュニティの間でいつからか、そのような呼び名が勝手に始まっていったものと思われ‥。

春のうちにブドウの樹の皮を剥いだり削ったりして薬剤を塗っておくのにメゲない。

繁忙期は樹々を伝って暗い方、暗い方へと渡って行き、好物のブドウの樹液をちゅーちゅー吸い、生き延びようとする。コイツめ。

このクワコナカイガラムシのしぶとさがあんまりイヤ過ぎて、
「葡萄に寄生する害虫を擬人化/第一号」の称号を与えました。

農業は自然が相手。
笑ってないと やってられない気分になる時もあります。


↑第一号の称号を与えられた“クワコナカイガラムシ”。
本当は笑い事じゃないんだけど。


発案は 一昨年の2021年だったかしら?

このキャラクター、特性のイヤさ加減を擬人化したら「鬼滅」の「エンム」みたいになっちゃって。

似ちゃって。雰囲気が。(あっ キメツファンの方ゴメンなさい‥)

「くりそつーっ」って自覚もあって。

当時世間は、前年に空前の大ヒットとなった、「鬼滅の刃 無限列車編」のDVDが発売されたことで、またその人気が再燃されていたものと推測され。

「せめて世間のムゲン熱が冷める頃まで待つべきか?」と、温存していました。

だってくりそつですから。
タイミングは今年だったか。

いやむしろ、世間の注目が「キメツ」に集まる当時こそ、様々な企画に積極的に参加していくべきだったのかしら?


このシリーズ続けてみようかなあ。

中身は畑に潜む厄介者の擬人化達だけど。

いつか、「害虫、病気を擬人化図鑑」なんてのを(出来れば綺麗な装丁で、紙本で)作れば、“漫画”という切り口、とっかかり易い入口から農業について興味を持ってもらい、
勉強したいと思う人、就労者の増加に繋がるかなあ。

   ―――壮大なビジョンになってしまった。


いずれにせよ今回のコレ、どこか背徳感漂う試みではありますが――。


よいではありませんか。

私の独り言など それは それは小さな、
限られた この場だけの出来事。

このようなタイトルにも拘らず、辿り着いていただけたのであれば、どうぞ
窮屈な日常はいっとき お忘れ下さいませ。

ほんのひとときでございます。

背徳感を、お楽しみ下さい。











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